●どちらのWトップが本物? 答え合わせ♪

こんばんは、鳥居万友美です。

早速昨日の答え合わせです♪

 

問題はこちら。

どちらのWトップが本物?

 


チャートAとチャートBの動きを比較してみましょう。



移動平均線の並びは似ていますね。
Wトップの形もひとつめの山よりふたつめの山のほうが低いWトップなので、Wトップ完成と同時に下げダウも形成しています。


違いといえば、ネックラインを下抜けした時のローソク足の形でしょうか。


チャートAのローソク足と比較すると、チャートBのローソク足は非常に長い上ひげの陰線で
Aよりも下げの勢いが強いといえそうです。

でも、これは比較しているから気づくものであって、実際にリアルでチャートを見ている時にはちょっと判断が難しいかもしれません。

ではRCIはどうでしょう?

チャートAは3本揃って下向き、チャートBは52が天井に貼りつきで9と21が揃って下向きなので、両者を比較した場合はAのほうが下げそうに見えます。


AとBのその後の動きです。

 


チャートA・・・カナダ円
チャートB・・・ユーロ/ポンド
のチャートでした。


答えは3番でしたが、Wトップが完成した時点で、2つの違いを予想するのは難しいと思います。

では、どうしたらダマシにひっかからずにトレードできるのでしょうか?

これは仕方ないと諦めるしかないのでしょうか?


いえいえ、決してそんなことはありません!

長期足がどうなっているのか週足を比較してみます。



カナダ円のRCIは「上昇途中の押し目」の形なのに対して、ユーロ/ポンドは3重天井の節目を形成後、9と21が下向きになっていて、下げの形になっています。

日足ではわからなかったことが、週足チャートのRCIを見るとわかったりします。


長期足からちゃんとチェックしなければいけない理由はここにあります。

 


RCIの見方がわかると、リスクが少なく大きな利益を取れそうな通貨ペアが見分けられるようになりますが、ダマシを見分ける時の参考になることも多いのです。


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