こんなお便りが添えられていた。
----------
お送りする「ながいも」は、千曲川が運んだ肥沃な砂地に牛糞堆肥をしっかり施し、土壌消毒した畑で栽培しました。
今年は何故か葉を食べてしまう虫の発生がなく、農薬を使用しなくて済みました。
しかし今年は突然に山から「イノシシ」の訪問があり、周囲の農家は植えたばかりの「種ながいも」を食い荒らされる被害が頻発しました。
我が農園にも侵入があり若干の被害がありましたが、急きょ周囲にバリケードを張り巡らせ何とか防御するなど、ほとほと大変な年でした。
なぜ「イノシシ」が突然現われたか知る由もありませんが、自然と人間とのせめぎあいで言えば、昔より地域の山における人間社会の圧力が低下してきたような感じを受けます。
薪や炭に頼っていた暮らしが、石油や電気に頼る暮らしに変わってきたため、人が山に入る必要性がなくなってしまったということが原因の一つなのでしょうか。
さて、「ながいも」ですが、古くから「山のうなぎ」と言われるほど滋養強壮に良いことが知られています。
栄養成分である「ムチン」「カリウム」のほか、消化を助ける「ジアスターゼ」や豊富な「食物繊維」が多く含まれ、優れた健康作用の源です。
今年は「イノシシ」に加え、梅雨時期の連日にわたる長雨、旧お盆すぎからの極端な干ばつで、やや小ぶりで短く作柄ですが、味や栄養はいつもに負けていない「白石さん家のながいも」です。生食をはじめ、いろいろな食べ方でお楽しみいただければと思います。
お送りしたながいもに傷などがあった場合は、電話でもファクスでもかまいませんので、ご連絡いただきますようお願い申し上げます。
----------
僕も早速洗って切ってみた。
なんという瑞瑞しさ。
さくっと切れても、なかなかのねばり。
良くみたら、縦方向にたくさんの筋が伸びている。
横に切ってみたら、ご覧の通り。
まるで、乳腺のよう。
美味しかったのは言うまでもない。
送り主、生産者は、長野市松代で昨年、長野パープルなど極上のブドウを提供してくださった白石芳久さん。
「お便り」は昨年末に、いつものファンにお送りした時のものだ。
今年は是非、「採れたて長野」でも予約販売したい。


