「マトリックス」って「目覚め」の映画だったの?(10) | ~アラフィフ親父の「日本蜜蜂」奮闘記~

~アラフィフ親父の「日本蜜蜂」奮闘記~

私、「toratoralion」=tora=飯田友一が、「日本蜜蜂」で養蜂を始めた日々を綴ります(*^o^*)

皆さん、こんにちは!!!

今回は、久しぶりに映画「マトリック」の関連です。
それでは、始まり、始まり・・・・

=========================================
モーフィアス:「マトリックスの正体を見せよう。少し我慢しろよ。」
Neo         :うっ!!!」

そして目の前に現れたのはテレビとソファだけがある、真っ白な空間。



モーフィアス:「君は今、プログラム(自我・固定化された思考パターン)が作り出した、仮想世界の中にいる。」
Neo         :「プログラムの中にいる?」

モーフィアス:「信じられんか?今の君の姿は、マトリックスにいた時の記憶が映し出した残像だ。」

Neo         :「これは…現実ではない?」

モーフィアス:「現実とは何だ?明確な区別などできん。五官で知覚できるものが“現実”だと言うなら、それは脳による“電気信号の解釈”にすぎん。」

う~ん、、、「般若心経」に通じる台詞です。
「プログラムの中にいる」とは、「洗脳されていることに気付いていない」事を表しています。

モーフィアス:「神経相互作用が作り出した虚像の世界…マトリックス。君は(社会というシステムが作り上げた)空想の世界にいた。これが今存在する現実の世界だ。ようこそ!現実の…不毛世界へ!」

これが世界の進歩! 科学の恩恵!! 文明の発展!!!そのかけ声、世紀の発明と共に大きく成長した人間社会と、複雑多様化した社会システム。あらゆる分野でのオートメーション化、医学の発展、コンピューターによる情報化社会…。多くの発明や偉人達の功績に、現在の私たちは確かに多くの恩恵を授かっています。長時間の停電にでもなったら、そりゃもう大パニックです。機械なしの生活なんて、今や考えられません。

ただ…
これまで「よし」とされてきた「発展」の意味を、真剣に考え直さなければならない所に来ているのは事実です。

“荒廃した不毛世界”
それらは確実に、今わたしたちの目の前にあるんです。人間は自らの手によって“青空(平和)”を覆い隠してしまいました。

モーフィアス:「人間はコンピューターに頼って暮らしてきた。“運命は皮肉”としか言いようがない。」

そして、場面はマトリックスの構造説明に移ります。

「果てしなく続く巨大な発電所。人間は“誕生”するのではなく、“栽培”されるのだ。信じられなかった。あの光景を見るまでは。死体を液化し、生きた人間に栄養として注入する。その冷徹なまでの正確さを見ながら、それが真実だと実感した。」

これ、「輪廻転生」の仕組みを説明したものです。

【自我】を持ち続ける限り、正確な“法則”に則って運営される輪廻システム。
「生まれ変わり」は喜ぶべき事ではなく、単なる「苦」の連鎖。
そして、その連鎖を生むエネルギー源が人間の生命エネルギーそのもの。
「自我」はそのシステムにおいてのみ、生き続けることが可能なのです。。。

今回も、最後までお読みいただいてありがとうございます。

「輪廻転生とマトリックス?・・・わけわからん、、、」と思った方はこちらをクリック!
   ↓


生き方 ブログランキングへ


それでは、ごきげんよ~!!!