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日本代表監督としてサッカーのW杯ベスト16の偉業を成し遂げた岡田武史氏と羽生三冠王の対談を本にした、「勝負哲学」という本を読んでいます


この中で2011年位のプロ棋士の将棋の話も結構出てきますが、プロ棋士も情報化時代の影響をかなり受けているという話も出てきています


情報化時代になって、プロ棋士の棋譜はあっという間に共有されるので、新手や新しい戦法を指してもあっという間に共有されて研究され尽くし対策ができてしまうと羽生三冠王は話しています


羽生三冠王は昔「高速道路理論」という話をしていて、将棋が情報化時代になり、強くなる時間はかなり短縮されて、高速道路でスムーズに行けるけどその先は大渋滞になっているというような話をしていました


当然強くなりやすい環境なら、みんな強くなるのである一定レベルからさらに強くなるには何か工夫が必要だという話だと思いますが、私個人では将棋というものが凄い勢いで消費されていっている印象です


一方で羽生三冠王はこの本で一つの戦法に精通しようとして、研究を一生懸命しているプロ棋士が苦戦している話もしていますが、情報化時代でそういうプロ棋士は淘汰されていきそうな印象を持ちました


そしてこの本が書かれた2011年から今を考えるとプロ棋士が研究の為に使っていた棋譜の情報化からもっと進んで棋譜をインプットされた将棋ソフトがどんどん強くなり、今はスマホ将棋ソフトですらトッププロ棋士より強くなった時代になりました


そうなると「将棋のつよさ」を求めるプロ棋士は最強将棋ソフトの指し手や指し回しをどんどん暗記していくようになってきます


プロ棋士の「将棋ソフト化」が強さを求めるとどんどん進んでいきますが、これは将棋ソフト同士の対局と差別化できるのか?将棋ソフトのコピーが将棋攻略法になるのか?という話になってきます


今回の三浦九段の事件で丸山九段が言った「コンピュータに支配される世界はまっぴらごめんです」の意味は、今のこういう状況なのかな?と思いましたし、さすが丸山九段は鋭い指摘をすると思いました


2011年のこの本を読みながら、羽生三冠王のこの本の中の話を見ていると今のような状況になる予兆がかなり感じられます


今回の三浦九段の事件はプロ棋士がパンドラの箱を開けてしまった印象で一回開けたら後戻りはできないと思います


強くなる為に将棋も情報化がどんどん進み、その究極の形が最強の将棋ソフトという事でこれまで「将棋の強さ」の象徴だったものが「プロ棋士」から「将棋ソフト」に変わっていっています


そうなるとプロ棋士は「将棋の強さ」以外の存在意義を見つけなければならないですが、それが「将棋の伝統文化の継承」や「将棋の教育活用」などの動きだと思います


ただこの動きは今回の三浦九段の事件で連盟やプロ棋士のイメージがどんどん悪化しているので、前途多難だと思います


その他の方法としては将棋はゲームなので「楽しさ」を追求する「エンターテイメント路線」で、これは最近連盟がやっている藤井新四段の売り出しや加藤一二三棋士の話題などで結局そのプロ棋士の魅力が重要になってきます


また将棋をゲームとして見て楽しむには普通の人が見ても理解して楽しめるようにしなければならないですが、ここでも皮肉な事に次の一手や形勢判断も将棋ソフトがどんどん侵食しています


そして「エンターテイメント路線」ならそのプロ棋士の人間的魅力や将棋に対する姿勢に感情移入できるか?という問題もあり、そのプロ棋士個人の魅力が重要になってきますし将棋というゲームを楽しむには面白い手や二転三転する熱戦などが重要になってきます


2011年に発売されたこの本を読んでいると羽生三冠王は今の将棋界の状況をある程度予想していたかもしれないです


また羽生三冠王は史上最強のプロ棋士だけでなく、連盟の政治に早い段階で見切りをつけて外での活動を積極的にしていたおかげなのか?羽生三冠王の発信する言葉は凄く魅力的です


これからの将棋界を救える救世主はやはり羽生三冠王や羽生世代が一番可能性が高そうなのと、藤井新四段の過剰な売り出しや将棋の強さだけを追求するやり方を続けたら、第二の渡辺竜王になる可能性も感じています


しかし対談本は質問や相手にわかりやすく話をする意識があるので、凄く読みやすいですね


この本は凄く面白いです
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