食べて貧しくなる
テーマ:ブログ福尾です。
ご無沙汰しておりました!
いきなりインフォメーションですが、
上海航空の機内誌12月号(12/1~12/31)は
最後の8ページくらいが関西特集です。
その中で、お客様の店舗が紹介されます!
心斎橋界隈では有名なお店なので
ぜひ機会のある方はご覧になってください!!
その原稿校正のやりとりで11月は四苦八苦していました。
一番つらいのは
中国語の校正。
細かいニュアンスがつかめません。
今回も大阪の街の紹介文でいきなり出てきた
“食い倒れの街”たる表現。
吃究(ホントは下が九でなくて力の文字です)
文字校正の時に
中国人の方に、
「こんな中国語ないですよ」
「どうして食べると貧しくなるの???」等と
質問責めされ
「いやー京都は着物買い過ぎて家にお金がなくなるように
大阪もおいしいもんがいっぱいあって、食べ過ぎて・・・」
「じゃ、肥るの表現の方がいいんじゃないですか?」
「イエ、昔からそういう表現がありまして・・・」
「そんなの中国人だれも読んでもわからないよ!!」 と
普段の原稿確認より数倍、慌てました。
今回の原稿は、日本語文を先ずおこして
それを中国語に翻訳しましたが、
思い返せば反省ですが
中国にない概念や表現が文中にあったであろう所の日本語文章の
校正の時、サラッと日本人同士は読み流したところがありました。
本当は、私たち伝達者の役割は
その差異をいち早くみつけて
その解決方法や良い言い回し、合点がいくところをみつけるところだったんですよね。
そこが、足りていませんでした。
編集部や広報・広告担当者の方の役割は
日本語の慣習に沿った表現方法にいま一度
疑問をもって、
「本当に、これで多くの中国の方に伝えたいことが伝わるかどうか」
「日本語の表現が中国の概念を超えていないかどうか」
などを、監修していくことが大切ですね。
そう、痛感しました。
大阪の街を表現するときに、日本人同士なら
“食い倒れ”の言葉や響きの中に
大阪のあのごちゃごちゃしたビジュアルやネオンのイメージを
想像する、想像することを期待させることができますが
一度も大阪に訪れたことがない人にとっては
“食べて貧乏になる”街??? さっぱりわからん。 で終わってしまうのですね。
これは、もったいないです。
それなら、もっと違う表現。突き刺さる言葉で大阪の街を表現したほうが良い。
と、思いました。
簡単なようで、意外と難しいんですよ。
中国ビジネスに携わる方は、広告・記事以外にもチラシ、パンフと
表現する場はたくさんあります。
ちょっと、気をつけてみてください。
福尾葉子






