あついです。
だいぶ放っておきましたが、キックスケーターの話の続きをば。
いわゆるキックボード。
実はもうだいぶ前に完成して、某私有地内で乗りまわしております。
平滑な舗装路さえあれば、非常に平滑に走るしとても楽しいなというのが感想です。
つい先日、キックスケーターに乗った小学生がトラックと衝突して亡くなるという事故がありましたが、ブレーキは貧弱、路面悪いと乗りにくいなど、かなりクセのある乗り物です。
良くも悪くも。
その方面では語りつくされた内容ではありますが、特にブレーキの貧弱さは強烈。
ちょっと路面が濡れてると本当に止まらず、スーっと進んで行ってしまいます。
私は一般的にこれで遊んでいる子供より体重がありますから、余計にそう感じるのかもしれません。一応このMS-130Aは100kgまでの人が乗れるらしいのですが。
路面が乾いていれば、そこらの整備不良ママチャリ程度には止まります。
カリフォルニア州の、碁盤の目状に平屋建ての住宅が並ぶ土地で、やたら広くて見通しもよく、その上舗装も奇麗な道路を、アメリカの子供が友達の家に行くための乗り物なのでしょう。
そういうの差し置いて、自転車未満徒歩以上の乗り物としてはとても便利です。
舗装さえきれいなら。
押して歩くとちょっとした台車代わりにもなるし。
車輪を大径化してブレーキを強化し、立派に移動手段として成立させようとしたモデルもあるみたいですね。
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さて、乗りまわす前に乗り物として修理を完成させました。
ずいぶん前ですがハンドルとフォークコラムの固着を外すにあたって、シムを噛ましてMTB用のステムをつけました。
この辺の規格がOSのスレッドフォークの自転車とほとんど一緒。
ネジ切りのヘッドセット、インラインスケート用の4インチウィールに対応したフォーク。
その上にT字のアルミ製ハンドルが伸びるが唯一の違いでしょうか。
修理の都合で切断した、そのT字ハンドル。
テレスコピック型の伸縮機構を持つため、まわり止めに溝が切ってあります。
なので、たぶんスレッドステムを差して使うのは無理です。
このT字ハンドルの外径が25.4mm。
おかげでママチャリいじりで度々登場しているDixnaの1インチ⇒OS用のシムを噛ますと普通に自転車用のアヘッドステムが使えます。
というわけでですね。
余ってたハンドルをつけました。
じゃーん。
ついこの間、黒ママチャリにつけた奴です。
アナトミックハンドルを切断したブルホーン仕様。
しばらくママチャリ(黒い奴)につけてましたが、
・サドル-ハンドル間の高低差がありすぎる
・実用上のハンドル幅が狭い
など、要はポジションがでなかったので早々にお蔵入り。
外しておりました。
黒ママチャリには現在また別のハンドルが付いていますが、そのうちご紹介しましょう。
実はこのブルホーンハンドルになったのはつい最近。
それまで長らくアンタレスのドロップハンドルがついていました。
古くはアンドレとか通学プジョーについてたやつです。
今もキックボードの部品を提供し続けているaoi industriesという会社があるのですが、そこのブログにドロップ仕様が登場して、あ、面白いこれと思ったもので。
かつてのブーム時に行われたらしいサスフォーク仕様や前2輪化など、いじり屋としてはにやにやする改造がいろいろ出てて面白い。
ドロップハンドル仕様は何より見た目のインパクトと、折りたたんだ状態で傘のごとく腕に掛けられるのが大きな利点。ちょっと屋内にちょっと持ち込んだりの時は大変便利。
ただ、下ハンを握ると、低すぎて乗りにくいったらありゃしない。
特に地面が蹴り易いとかそういうこともありませんでした。
何も知らない人を乗せると、自然とみんな下ハンもって面白かったですけども。
そろそろ別にドロップじゃなくてもよくねぇ?と思い出したので交換!
ちなみに右のは友人のMS-105です。
車輪の径が私のMS-130Aより1インチ大きいのですが、速度の伸びが全然よいので驚きました。新しく調達するなら大径ウィールのにしますね…。
緩やかな下り坂でよーいドンで下り始めたら、明らかにMS-105の方が伸びます。
うらまやしい。うらやましい。
そうそう、仕入れた時点で欠品だった部品
単品注文で1200円ちょっとするのですが、それならいいやということで。
もう一台ヤフオクで部品取りを調達。
というわけで余計に1台増えました。
しかもさらに古いMS-130Aの初期型。
折りたたみの固定がクイックリリースのモデル。
どうしたもんかねぇ…。