iven works

「ないなら作ればいいじゃない。」
車の写真とか自転車いじりとか。


テーマ:
ちわ。

1月25日に「ハンドメイドバイシクル展」というのに行きました。
毎年この時期にやっているらしいのは存じておりましたが、実際に伺ったのは初めてです。
http://cycle-info.bpaj.or.jp/event/2013event/handmade/index.html

私自身は人の要望を聞いて自転車を組んでみるというのを何件かやってますが、究極的にはフレームを作るんだろうなと、そんなことを考えることもございます…。

それはさておき、パーッと一周見て、カメラ構えてと、2時間くらいジロジロウロウロ。
そんなに大きな展示会場では無いのですが、出展者も展示品も大変豪勢と感じました。
しかも入場無料!

個人的には、ほんの、ほんの少しだけ、福祉機器の開発にガッコで取り組ませて頂いた事があって、車いすやそれっぽい乗り物の話を開発者・製作者の方に直接たくさん聞けたのも面白かったです。

特に「足こぎ車いす」で有名な株式会社TESSの出展者の方には、いろいろ伺いました。
http://h-tess.com/profhand/



これ。
リカンベントトライクっぽい車いす。
前2輪後1輪でリバーストライク的。

東北大学の研究室と共同開発?だそう。
テレビで見たことがありましたが実物ははじめて。

本来は脳性麻痺などで半身不随の患者さんのリハビリなどに使う福祉機器だそうです。

「どうぞ試乗してみてください。これは体験してみないと分かりませんから」

ジロジロ眺めていたら薦めて下さるもんですから、乗せて頂きました。
1輪駆動(見た感じ左右組み換え可能っぽい?)の固定ギア。
デフなし1輪駆動なのですが、素直にまっすぐ走るし、ハンドルの操舵重さも適度だし、超信地旋回も思いのまま、その場でグルグル回れます。

はしゃいでけっこう乱暴に走って急旋回かけても転ばず、なにより楽しい!

面白いと感じたのが操舵機構。
「ゼロ戦を参考にした」というそれは、操舵レバー(独自開発品)から後輪に力を伝える機構がとてもしっかりしていて、これがワイヤー引き?!って言う操作感。
びっくりしました。

ところで、なんでゼロ戦?
それは、狭い空母の中で運用する艦載機は想像以上に小回りが効かないとダメだから。
足でペダル操作する尾輪の操舵には工夫にあふれていたんだそう。

確かに、甲板上では超信地旋回みたいな小回りが出来ないと使い勝手が悪そうです。
尾輪の舵角は左右に90度ずつ切れるようじゃないと困りそう。

昨今流行りの車のドリフトでは舵角を大きくする改造が行われますけども、リンクやアームで180度の舵角を実現するとなると、最大舵角付近ではアームの押し引きじゃどうにもならないので厄介です。というか無理。

なるほど、この車いす、だからワイヤーで操舵なんだ。

パーキングブレーキ機能内蔵のブレーキレバー。
これは車いす用でしょうか。

今まで乗車中の転倒事故報告はゼロ、JIS規格を上回る耐久試験をしているとか、安全面においてはかなりオーバースペックに作られているようです。
素敵なものづくりだなぁ…。


私がガッコでちょっとだけ関わらせて頂いてた研究でも聞いた話ですが、この手の新しい福祉機器は保険など公的補助が少なく、せっかく作ってもなかなか実際に必要としている人に届きません。品物の性質から大量生産されるわけでもなく、どうしても価格も高くなりがち。

実際に必要としている方々に試験的に使って頂く事はできても、製品として安全性や信頼性を確保しても、実際に出回るには販売価格が大きな壁になります。
たぶん普通の製品開発とは少し違った種類の、大きな壁が。

どうにかして補助なしで個人が買えるくらい安く、良いものを実現しようとか、行政の観点から障害者福祉を充実させようと努力されている方も多くいます。

ただ、現状ではこういう「モノ作りからの福祉へのアプローチ」では、価格は大きな壁のまま。
実際に保険を支払う地方自治体も福祉予算が限られる中、高価な福祉機器に補助を出す前例を一つでも作ると、その後同種の申請が来た時に予算内で対応できなくなる事が予想されるため、消極的ならざるを得ないようです。

そんな日本で、実際に世に出ているこの車いすに関わる方の、製品改良ならびに実際に需要者のもとに届けることへの努力と苦心には想像に余りあるものがあります。

素直にいい会社ですばらしい製品だと思いました。
惚れました。はい。使われる現場も見てみたいですね。


無論、他の展示は福祉用品的なものだけでなく、フレームビルダーさんの出展が主です。

雑誌でみたことあるビルダーさんもいれば、ここで初めて見たブランドもあり。

私は、まだジオメトリーとかよく分からんので、どうしても装備品とか、分かりやすい特徴とか、どうやって作ってるのかに興味が行きます。

出展者の方がみなさん気軽に話しかけてくださるので面白かったなぁ…。
製造販売業者(個人でやってる方も多いですが)って以前に「行き着くところまで行った自転車好き」なので、なにか通じるものがあるのかな…。

鉄フレームの加工の綺麗さを!とか、ラグカットで工芸的な美観の追求も!ってのは、さすがに吊るしの量産フレームじゃないからどこもやられてました。

どこもかしこも細かいところまで綺麗に作ってあること…。
写真撮ってて楽しかったです。
いやぁ面白かったし、いい話が聞けました。

26日もやってて、最終日だそうですから、ご興味有る方はぜひどうぞ。
今日とった写真の一部はFlickrにあげました。
ほんとに一部だし、目線が偏ってるのでじっくり見たい方は是非会場へ。

http://www.flickr.com/photos/neviak_koht/sets/72157640142975073/

ではまた
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ちわ。

だいぶ前に、フレームから組んだエスケープR3の記事を書きました。
http://ameblo.jp/top34/entry-11623341955.html

あのあと、Escapeはガッコの後輩ママチャリライダーの脚となり、夏の間に東京から京都まで走破して私の元に帰ってきました。1日15時間ひたすら走り続け、3日半くらいで走破したそうな。

Twitterの自称ゆるふわな皆さんを眺めていると感覚が狂いますが、すげーことだと思います。
距離500kmちょっとくらいあるし、フラペだし、静岡長いし…。

私自身はそんな旅行したことありません。
自分が組んだ自転車だけ、そういう使われ方をした。
なんだか不思議な気持ちです。
無事で何よりです。

さて、そんなんで私の手元に戻ってきたEscape。
フラットバーのクロスバイクのまま乗るのもツマンナイ。
せっかく700Cホイールなので本格的にロードバイクっぽくします。
したいからするのです。きー!


ちなみに、ジャイアントのラインナップ。
PACEっていう、Escapeによく似た入門ロードバイクがあります。



実物を見るとフレームに関してはダウンチューブやチェーンステー、エンド形状など、Escapeをキャリパーブレーキ化してフォークを差し替えたかのようなっぽいそっくりぶり。
どっちが先だかは存じませんが。

特にダウンチューブのヘッドチューブとの接合部付近はそっくり。
同じパイプ使ってるんじゃないかしら。


ですが、ジオメトリーを比較すると全く同じフレームではありません。
XSサイズで比較するとホイールベースがエスケープより1cm短く、シートチューブは1度起きて…など、細かな違いが存在するようです。チェーンステーは一緒みたいですが。

http://www.giant.co.jp/giant13/bike_datail.php?p_id=00000147#geometry
http://www.giant.co.jp/giant13/bike_datail.php?p_id=00000049#geometry

個人的にはPACEのヘッドアングルが、サイズごとにXSから一番大きいMLまで段階的に1度ずつ起きるのに対して、EscapeはSからMだけ0.5度刻みなのが面白いなと思いました。

ビルダーさんや設計者の意図が見え隠れするんでしょうねぇ…。
私はそのへん、まだぜんぜん分かりません。

いくら頑張ってクロスバイクにロードバイクっぽい部品を組んだところで、ロードバイクにはならないんでしょう。私の場合は、気持よく舗装路を走れればそれで良い。

さて、そんなことはさておき「ロードバイクっぽく」します。

手元にあるフレームを用い、乗車姿勢を気軽に変えられて疲れにくく、運動性能にすぐれ快適な乗り心地を実現したい。

まとめると、

・ドロップハンドル化
・カーボンフォークにしてみる
・10sロードコンポへの載せ替え

つまりロードバイクっぽい。


作業内容は基本的に「ネジをゆるめて部品を外し、つけるだけ」。

変なことはしてません。
ドロハン化とコンポ載せ替えはネタにするようなこともなく、すんなり完了。
ドロップハンドル化に興味がある方はこのへんの記事群をどうぞ。
参考になるかはわかりません…。
http://ameblo.jp/top34/theme-10050557375.html



ちょっと苦労?したのは最初にとりかかったフォーク交換。

ヤフオクで完成車外しという無印カーボンフォークを買いました。
パナチタンPOSフレーム付属品?だったそうで。アルミコラム。

カーボン製品に狂喜乱舞したあと、下玉押しを流用すべく純正フォークからばらします。

エスケープは人気車種だけあってドロップ化の事例も多く、ググるとたくさん出てきます。
大いに参考にさせて頂きました。


本来なら下玉押し外しは専用工具がありますが、持ってませんし頻繁に使わないので買う気も起きず。
カッターナイフをあてがって外す方法を試みます。

んで、こう。

下玉押しとフォークの間っぽいところにカッターの刃をあてがって、プラハンで叩いてみます。
うんとこしょ、どっこいしょ。

下玉押しは抜けません。
うんとこしょ、どっこいしょ。

根気よく続けてみます。



刃がこぼれました。
固着しているのでしょうか。

それでも下玉押しは抜けません。
この方法じゃダメなのかな?

ところで、こぼれた刃先は勢い良くどこかへ吹き飛んで行きます。
メガネかけるなり、眼を保護をして作業すべきですね。


仕方がないので童話「おおきなかぶ」を参考に、ダメ元で普通の金属ヘッドの玄能(トンカチ)に持ち替え、ガンガン殴ります。衝撃力アップだ。
戦争は数だよ兄貴。

うんとこしょ、どっこいしょ。

カーン...カーン...カーン...




おお、あっさりズレたぞ。
「力ずく」の「力不足だ」った模様です。

あとは、ステアリングコラムをぐるりと一周して刃を入れ…



ポロリもあるよ。

とれました。
歪みもないようです。ふぅ。

さて、買ってきたフォークに差し込んで、木片をあてがって叩きこみ。
傷にならないよう、されど浮かないようにやんわり圧入。

今回のフォークはアルミコラムなので乱暴な仕事でも破損の心配が少ないです。
フォーククラウン部分とエンドもアルミ。
ブレード部分のみがカーボンのよう。

扱いに変に気を使うことがありません。



ついたですよ。

で、あとは買ったり頂いたりした部品をゴソゴソと組付け…。

完成。


ハンドル周りはほとんど頂き物。感謝です。
芯々380mmのFSAドロップハンドルに、80mmのステム。

個人的にはダンシング時に押さえが効かないので、ハンドル幅狭いか?と感じます。
420、400、380と試し(うち400と380は同形状)、今のところ最もしっくり来るハンドル幅は芯々400mmのようです。

ハンドルを後ろに引っ張る乗り方ならいいんだけど…。

そのうち巻くつもりでバーテープはまだ。
ワイヤー類はごっちゃごちゃ。ありもの。

RD、FD、Fブレーキは105を購入。
なるほど、SORAより高負荷かけてる最中にも変速する気がする。

ブレーキは後ろだけEscapeの純正ミニVにシマノの船をつけてタイオガのVブレーキ用シューつけています。

そのまま57STIで引いておりますが、フロントの105キャリパーより引きは軽く、よく効く感じがします。

105のキャリパーは握ればジャックナイフ起こせるくらい効くけど、ちゃんと握る必要あり。
どちらも街乗りでは十分な制動力を発揮しています。

長い下り坂ではタイオガシューがちょっとフェードする?みたい。そういう時は前を使う。
乗ってて喉乾くので、MASONにつけてたドリンクホルダーを一つ移植。

買ったフォークのコラムが短かく、ハンドルが低い。
ちょっと低すぎなのでステムでどうにかするつもり。

そういえば上の画像ではシルバーのシートクランプがついておりますが、盗まれそうで怖いので六角レンチのモノにかえました。


このまえ私は六角レンチのクランプごとサドル盗まれましたが。
追加の盗難対策もするべきですね…。

シートクランプの色が黒になったので、dixnaシートポストとフレームとの一体感のようなものが出た気がします。






この自転車、完成したのは去年の11月です。
その後しばらく通学などに使っています。

26インチMTBのMASONと比べ直進安定性が高く、フラつかない。
速度の維持もし易い?ようで真っ直ぐ進むのが楽。

一方、ゼロ発進時の加速がもったりしている感じがします。
上り坂や発進時なんかの20km/hくらいまで、MASONのグイグイ進む感じは薄い。

700Cホイールと26インチホイールの差かなぁと思っていますが、フレームジオメトリー?ステム?ハンドル幅?フレーム材質?ホイールの性能?フォーク?とか、いろいろ勘ぐりながら乗るの、楽しいです。

クランクだけ105に交換したいなぁと思っておりますが、当分先でしょう。



いっそTNIのフレームでも買って部品移植したら、立派なロードバイクになるなぁ…。
あはは。

何枚かの画像はまたFlickrにあげました。
http://www.flickr.com/photos/neviak_koht/sets/72157639996352205/

ではんまた。

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