誕生日について

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昔の日本人は誕生日を祝うという習慣はありませんでした。なぜなら歳を取るのは元旦と決まっていたからです。いわゆる数え年というやつですが、ぼくが小学校へ入る前までは、年齢は満年齢ではなく数え年で表すのが一般的であったように思います。学校の年度は4月に始まるので、小学一年生には8歳と7歳の子が混じっていることになります。それで、いまでいう「はや生まれ」は「七つ学校」、「遅生まれ」は「八つ学校」とぼくたちの地方では表現していました。他の地方では「七つ入り」、「八つ入り」というところもあったようです。

 

そんなわけで、昔の日本人は元旦に新年と加齢の祝いをまとめてやっていたわけです。当然ぼくもお誕生会などというものを祝ってもらった記憶がありません。同世代のほとんどの人はぼくと同様だと思います。それでもアメリカ文化はじわじわと日本に浸透してきます。小学校3年の時に、お金持ちの同級生のお誕生日会に招待されました。あまり食べたことのないケーキやらご馳走をいただいたのですが、「へぇーっ、こんなことやるんや!」と奇妙な感慨に襲われたものです。

 

散々ご馳走になったのですが、誕生日プレゼントを持たないでいったことに思い至ったのはずっと後年のことです。まあ仕方がありません、バースディ・パーティの概念そのものがなかった時のことですから。

 

自家製食パン ( ちょっとこがしてしまった(-_-;) )

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