最後の更新

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まるちゃん卒業に伴い、このブログも終了することになりました。


最初のメッセージに書いてあるとおり、無事に出産したらこのブログを閉鎖するつもりでした。




今振り返ってみても、始めから終わりまでいつもいつも「死」と背中合わせのような心境でした。

もちろん、妊婦ライフを楽しんだ時間もあったけれど、常にドキドキしていました。

何度もまるちゃんがお腹の中で冷たくなっている錯覚にとらわれ、ブログには書けない怖い夢もたくさん見ました。


最初のうちは「またダメだったら…」と思い、週数が進んだら進んだで「ここまできてダメだったら…」という思いがありました。


なーだんに甘えていたのはもちろんですが、小さいまるちゃんにも甘えてばかりでした。

不安になると「ちょっと動いてみて!」とお腹に向かって話しかけてみたり、本人からしたら迷惑だったでしょうね。



私自身がまるちゃんをこの手に抱きたいという思いはもちろんですが、なーだんに抱かせてあげたいというただ一つの思いで踏ん張ってきました。


3人の子供とサヨナラした時、いつもなーだんはそばにいてくれました。

そして、彼はいつも私の悲しみを丸ごと受け止めてくれました。


今でも思い出すと泣けてしまう光景が3つあります。



一つ目は、1人目の子供とサヨナラする前日。

「食欲がない」と言った私に「自分だけじゃなくて、お腹の中の赤ちゃんも食べると思って。最後の食事なんだから美味しいもの食べさせてあげよう」と言ってくれました。


二つ目は、2人目の子供とサヨナラする当日。

子宮口を広げる薬を入れるために処置室に入った私。

なかなか薬が入らなかった為にかなりの痛みがあり、半泣きで廊下に出ると、そこには出産を終えて入院しているパジャマ姿の女性が、朝の診察の為にイスに座って楽しくおしゃべりしていました。


そこにうつむき加減で一人立って待っていたのがなーだんでした。

パジャマ姿の女性達は私となーだんをチラッと見て、あとはおしゃべりに夢中でした。

痛みで歩くこともままならなかった私をなーだんは支えてくれ、二人で病室まで戻りました。


そして、麻酔がうまくかからなかった私は麻酔から覚める時に暴れてしまい、自分では覚えていないけれどいろいろなことをなーだんに言ってしまいました。後から聞くと、「赤ちゃんと一緒に帰りたい」とか「男の子だった?女の子だった?」などと言ったようです。


ボンヤリとした状態で、私の手を握るなーだんのすすり泣きだけがはっきりと聞こえました。



三つ目は、3人目の子供とサヨナラした後日。

死亡届を書いて市役所に出さなければならなかったのですが、家で記入してなーだんが一人で出しに行ってくれました。


暫くすると電話が鳴りました。なーだんでした。

「担当の人が『火葬許可書がないと死亡届は受理できない』って言ってる。どうしよう。」


結局、担当者が直接病院に電話をして問題は解決し、受理はされました。

でも、わが子の死亡届を持って途方にくれているなーだんの姿を思うと、家で一人で待っていた私は泣けて泣けて仕方ありませんでした。




だから、なーだんがまるちゃんを抱っこしてるのを見た瞬間、本当に感動してしまいました。

今まで辛く悲しい思いもしたけれど、これからは今までにない幸せを一緒にかみ締めていこう。



今まで大勢の人に励まされ、支えられて今日まできました。

私一人ではこんないい結果は出なかったように思います。

本当にありがとうございました。

感謝感謝です。



これからのことは別のブログにつづっていこうと思います。


新しいブログはこちら→「明日に向かって育て!☆わが子の育児マニュアルは我にあり☆」




バンザイ!!!
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まるちゃんからの卒業

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そして・・・


2008年2月26日午前4:08


36週5日、2440gの女の子がこの世に誕生しました。



まるちゃん






仕事場から急いで病院に向かっていたなーだんは、私が手術室へ入ったのとほぼ同時に到着したそうです。



K先生の説明によると、子宮口が開かないままどんどん陣痛だけが強くなる「過強陣痛」という異常だったそうで、まるちゃんはいい感じで下に降りてきていたけれど、ギリギリで行った内診でも1cmしか開いていなかったことと、私の血圧がかなり高くなっていて危なかったことから緊急帝王切開になったとのことでした。


また、お腹を横に切ると時間がかかるので、今回は縦にメスを入れたとのことでした。

K先生は「今までの経緯からしても貴重児なので、安全を優先した」と言っていたそうです。

いいんですよ、K先生。「これじゃ、ビキニ着られない~あせる」なんて文句言ったりしませんから。



また、私がパニックに陥っていたことと過去のことから、今回はベテラン麻酔科医の立会いの下で全身麻酔で手術を行ったと言われました。

全身麻酔だと、赤ちゃんにまで麻酔がかかってしまい泣かない状態で生まれてくる「スリーピング・ベビー」になる可能性もあったそうですが、まるちゃんは元気に泣いて生まれてきたそうです。(なーだんはドア越しに産声が聞こえたと言ってました)



「おめでとうございます」といわれた日に、「まるちゃん」と名づけてずっと呼びかけてきたけれど、元気に生まれてきてくれたことで、まるちゃんから卒業することになりました。






新しい名前は「生(いく)」です。





妊娠4ヶ月の一番不安だった頃「とにかく生きて生まれてきてほしい」という思いから、「生まれてきくれたら、『生』という名前にしよう」と決意していた私。

9ヶ月ごろから、なーだんと名前の話をし始めた時にこの名前を提案したら賛成してくれました。


今は「生まれてきてくれてありがとう」という思いも追加されたかな。




卒業後のまるちゃんについては、また改めて!




まるちゃん2







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ドキュメント 2・26事件

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2月25日(月)



なーだんは夜から朝までの仕事が入っているので、今週は夜は私とまるちゃんの2人きり。


日中、天気もいいので散歩がてら100円ショップへお買い物。

帰り道、直売所で黒豆を購入。

ふとレジ横にあったスイートピーが目に留まり、それも購入。


帰宅後、お昼を食べ、ハリー・ポッター6巻の下を読み始め、夕方に終了クラッカー

その後、姉から長い間借りていたDVDをようやく見終わる。


晩御飯を食べ、シャワーを浴びながらお風呂掃除。

歯磨きをしてベッドに入る。




2月26日(火)


<0:00>

ベッドの中で、母子手帳副読本などの「お産について」のページを読む。



<0:15>

「いよいよお産が近づいてきたなぁ~」なんて思いながら、トイレへ。

電気を消して、ベッドに足をかけた瞬間、何かが生暖かい水のようなものが漏れたような感覚が!


トイレへ行くと、下着に薄ピンクのおりものと水が混じったようなものが付着していた。

トイレでもまた同じように何かが流れる感じがする。



<0:30>

病院へ電話。

看護師さんが出て、「じゃぁ、入院セットを持って今すぐ来てください」とのこと。

「これがおしるしかな音譜」なんて考えながら、なーだんへ電話。しかしつながらず。

何回かかけているうちにつながり状況を説明したが、2人とも「そんなにすぐには生まれないだろう」とのんびりモード。


パジャマのままコートをはおり、タクシーで病院へ。



<1:00>

病院に到着。

運よく、別のお産でK先生が病院内にいたのですぐに診察。


K先生:「破水だね~。子宮口は1センチかな。このまま明日明後日まで陣痛が来なかったら、促進剤を使うかな。」


このまま入院ということになり、なーだんにメールで伝える。

すぐに病院に向かうと言ってくれたが、2時間はかかるとのこと。



<1:30>

まるちゃんは元気にお腹の中で動いているし、まだまだ先は長い・・・ということでナースステーションのベッドで(他のベッドは埋まっていたので)様子を見ることに。


泊まるはずじゃなかったK先生は、一旦家に帰ってまた戻ってくると言って一時帰宅。


私は自販機で水を買い、「いよいよかぁラブラブ」とドキドキ&ワクワクしながらベッドで一人休んでいた・・・。



<1:45>

なんだかお腹が痛い。

「これが陣痛かな?陣痛ってやっぱり痛いんだなぁ。これがどんどん感覚が短くなって最後にはまるちゃんが生まれて来るんだなぁラブラブ!」なんてまだ少し余裕があった私。



<2:00>

かなりお腹が痛い。

点滴をつるしている棒に捕まっていないと耐えられない。



<2:05>

時計を見たらさっきからまだ5分しか経ってないのに、またお腹が痛い。

おまけに吐き気がするし、横になっているのにフラフラする。


<2:15>

やっぱりおかしい。5分おきに痛みが来るし、1回の痛みの長さも長い。

隣の部屋に待機している看護師さんに声をかけ症状を訴えると、血圧を測ってみると170とのこと。

モニターでまるちゃんの心音は確認できたが、慌ててK先生を呼びに行く。


<2:20>

車イスで分娩台に移動。

その間もひっきりなしに痛みが来て、最初は看護師さんの手を握らせて貰っていたがそれでは物足りず、だれかれかまわずそばに来た人にしがみつく。


K先生の内診ではやはり子宮口は1cm。

痛い、気持ち悪い、フラフラする、羊水が流れ出る、まるちゃんがお腹の中で動き回る・・・いろんな感覚が一気に押し寄せてきて、頭の片隅で「出産って、もっともっと時間かけて進むものなんじゃないのー!」と思いながら、分娩台の上でのた打ち回る私。


この時点で目を開ける余裕すら失っていた私には時間がよくわからないけれど、「うーん・・・」とうなった後K先生は「トーコさん、帝王切開で生みましょう。今からスタッフを揃えるのに30~40分かかるから、その間だけ耐えて!」とバタバタしながら私に向かって声をかけた。


のた打ち回りながらも、看護師さんに「以前、流産の手術で麻酔がうまくいかなくて幻覚を見たり、暴れたりして大変だった」と訴えた私。この麻酔に関してはかなりのトラウマになっているので、どうしてもK先生に伝えておきたかったのだ。



手術室へ移る寸前に、K先生が「待って!もう一度だけ内診する!」と告げ、内診をしたがやはり子宮口は1cm。私はあまりの痛みに「イタイーーーーーーー!!!!!!」と絶叫し、K先生も「ハイハイ!あー、もう、終わりー!」と叫んでいるのが聞こえました。


その後、手術室へ。

ドラマのワンシーンのように、K先生や看護師さんたちがダダーッとストレッチャーを押して走って移動しました。

一瞬冷静さを取り戻した私が上を見上げるとK先生の顔が。


わたし:「K先生、よろしくお願いします。」

K先生:「大丈夫!赤ちゃんは元気だからね!」


手術室へ入ると麻酔科の先生や、近くの病院の産婦人科医(帝王切開のときはK先生以外にもう一人立ち会うらしい)などが待機。


手術台に乗せられたけれど、もう~痛くて痛くてのた打ち回るので両手を押さえられ、麻酔科の先生から「水を最後に飲んだのはいつ?」と聞かれるわ、「何かアレルギーあるかな?」と聞かれても、もう息も絶え絶え。



「トーコさん、麻酔が効くまで動いちゃダメ!絶えろー!!!!」というK先生の叫び声(!?)が、妊婦生活の私の最後の記憶となりました。





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最後の検診

ずいぶんと更新を怠ってしまいましたあせる


今日は最後の検診について書こうと思います。

2月21日(木)に36週の検診に行きました。


案の定、血圧は高めでしたが、看護師さんからは「尿たんぱくも出ていないし、むくみもないから大丈夫でしょう」と言われホッと一安心。


実はこの日はK先生は大忙しの日。

通常より患者さんも多かったけれど、処置が入っていたり、分娩が入ってきたりと産婦人科内はバタバタとしていました。


颯爽とK先生が登場してきて、いつも通り超音波検査がスタートしましたが、途中で分娩室から「子宮口全開!!」の連絡が入り、先生は「オッと、ちょっと想定外だ~。トーコさんちょっと待っててね~」と言いながらバタバタといなくなってしまいました。



その間、ボンヤリ待っているのもなんだから・・・ということで、NSTをやることに。

しかし、この日のまるちゃんはマイクから逃げるかのようにあっちこっちに動く動く・・・。

看護師さんも「心臓の位置が定まらないなぁあせる」と言いながら、5分ほどまるちゃんと格闘していました。

そばで見ていたなーだんも「ずいぶん動くなぁ」と思っていたそう。

この日は130~150の間を行ったり来たり。

途中チラッと覗きに来たK先生も「うーん。元気な波だ!」と言って、また去っていきました。



その後、無事に分娩が終わったらしく、またまたK先生登場。

超音波検査を再開しました。

心拍、羊水の量、胎盤の位置全て問題なし。

体重は2400g。金魚のように口をパクパクさせているのが見えました音譜


次回はおりものの検査をするそうです。

K先生は「順調ですね!」とニッコリニコニコ


2月28日で37週に突入。

ということは、いつ生まれてきてもOKなんだなぁ。

いよいよカウントダウンだー。


それまでに、ハリー・ポッター読み終わるかな?

読み終わるまで待っててね、まるちゃんわんわん



ここで、余談ですが…。


仕事の都合でNSTの途中で帰ってしまったなーだん。


途中、分娩室の前を通ったらまさに生まれた瞬間だったようで、中から女性の叫び声(!?)と赤ちゃんの産声、そして「おめでとうございます!」の声が・・・。

あとから私に電話してきた時に「オレ、全然知らない人の出産に立ち会った気分だよー。でもなんか感動した!見ず知らずの人でこれなんだから、まるちゃんの時は凄く感動しそうだー」と鼻息荒く語っていました。


この日が最後の検診になってしまったけど、なーだんは皆勤賞でした。

どんなに仕事が忙しくても、なんとかやりくりして病院に来てくれたなーだん。

私はもちろん、まるちゃんも感謝してると思うよ。


ありがとね。

至福の一時

なぜかPCの調子が悪くなり凹んでいましたが、無事に復活しましたクラッカー


2月も半分が終わりました。早いなぁ。
世の中がバレンタイン・デーラブラブ一色の2月14日に検診に行ってきました。

この間ちょこっと書いたように、2月10日でバファリンとサイレイトウが終わり、薬無しの生活がスタートして初めての検診です。
お察しの通り、薬をやめる日の前後は多少緊張気味でしたが、今まで過ごしてきた月日のことを思えばこれから先のほうが断然短いわけで・・・今回の検診もあまり緊張せずに過ごせました。



体重は0.5kgちょっと増えていましたが、面倒だったので+1㎏で申告しちゃいましたあせる
血圧は前回と同じく高め。
腹囲は3cmも大きくなってましたが、これって測る助産師さんや看護師さんによって結構誤差が生じてるような気がします。


そして、K先生が登場・・・かと思いきや、今日は婦人科を含め色々な患者さんが診てもらっているらしく、少し待つことになりました。
すると、看護師さんがNSTの機械をガラガラと運んできて「今時間あるからやちゃいましょう♪」ということになりました。

私にとっては初NSTです。
まずは、大判焼きぐらいの大きさの丸い機械をまるちゃんの心臓辺りにつけました。
その瞬間、心拍数が表示され、その横にはドキドキがまるちゃんの心拍にあわせて点滅し始めました。
そして、「ドッドッドッドッドッド」という心拍音がスピーカーから聞こえてきました。

いや~、感動ですラブラブ!

そして、私のみぞおちの下辺りにお腹の張りをチェックする機械をつけました。
仰向けで寝ていても特に苦しくなかったので、そのままの姿勢でNSTスタート!!

最初、まるちゃんの心拍数は160近くまで上がりましたが、その後は大体125から138ぐらいの間を行ったりきたりしていました。
看護師さんに聞いてみると、「大人と同じように動くと心拍数が上がるけど、寝てる時は一定のグラフになるのよ」とのこと。

機械をつけられて最初はもがいていたまるちゃんも、すぐに慣れてしまってそのあとはずーっと寝てましたぐぅぐぅ
一方のお腹の張りは・・・私は全くわからず、途中腰が痛くなってきたので横向きになりましたが、グラフ上ではその時にちょこっと張った程度であとはグラフはまーっすぐでした。


途中、何度も看護師さんが覗きにきて、K先生も2度ほど診に来てくれましたが「あ~、元気そうだね~」とニコニコして去っていきました。

私はといえば、心拍数とピコピコ点滅するドキドキをずーーーーーっと見つめてました。
「あ~、小さい心臓を一生懸命動かしてるんだなぁ。まるちゃん、生きてるんだなぁ」と感激してました。
超音波の映像も感動的だけど、それとはまた違った感慨深さが込み上げてきました。


結局35分ほどで終了し、K先生となーだん登場。
いつも通りの超音波検査を開始しました。
まるちゃんは2270gになっていました。
羊水の量、胎盤の位置、血流、細かく診て貰いましたが全く問題なし!

その後、別室で先生から「来週おりものの検査をします」と言われました。
そして、これからは毎週検診です。
毎回NSTをするそうなので、すごく楽しみです音譜


診察終了後、看護師さんに案内して貰ってなーだんと分娩室の見学へ。
「ここでまるちゃんと対面するのかー」と思うと不思議な感じがしました。

今年はバレンタイン・デーラブラブなのになーだんに何もしてあげなかったけれど、検診でまるちゃんがすくすく育っていることがわかってご満悦のようでした。

いつか一緒に手作りチョコを渡そうね!まるちゃんわんわん