2011年07月12日(火) 07時31分25秒

[オモシロ神社Vol.57]岡田八幡神社~伝説、謎の男、ここに極まる!

テーマ:オモシロ神社情報
さーて、復ー活!本日からまた、オモシロ神社をリスタートしますよー、多分(笑)!とにかく、まずは、Vol.100まで目指さなくっちゃね。ということで、本日、ご紹介する神社は、岡田八幡神社(おかだはちまんじんじゃ)。場所は、東京は東京でも大島に鎮座する神社となります。因に、この岡田というのは、地名の岡田地区を意味します。

で、八幡神社ということで、どなた様を祀っているかと言われれば、八幡神社共通の神様、品陀和氣命(ホンダワケ)こと、第15代天皇となる応神天皇が祀られております。まぁ、ここまでは、至って普通ですね。

では、何が面白いのかと言いますと、実は、こちらにはもう1柱の神さまが祀られているんです。実は、その方こそ、この神社を創建されたとする人物であり、この大島へ配流された人物となります。さて、その御仁とはどなたでしょうか。ヒントは、八幡神社が一つのキーワードです。

チッ、チッ、チッ・ブーって分からないですよね、そんなの(笑)。でも、一つ感の鋭い方でしたら、源氏の誰かですか?ということは分かります。何故なら、八幡神は、武士に絶大な人気がありまして、とりわけ清和源氏は、篤く崇敬しておりまして、自家の氏神としておりました。例えば、八幡太郎義家こと、源義家(みなもとのよしえ)あたりはその代表格で、奥州征伐の際に、その戦勝祈願の道程で、かなりの八幡神社を建立しておりますので、結構、通な方はそうかなぁ~、などと思うかもしれません(笑)。

で、一体誰なんだ~と言われれば、そう源氏出身者で、名を源為朝(みなもとのためとも)と言います。まぁ、知らないですかね(笑)。でも、この為朝、非常に興味深い人物になるんです。元々、何故、為朝がこのような地に来て、神社を建て、祀られているかと言いますと、時は、保元元年(1156年)に起きた保元の乱(ほうげんのらん)に遡ります。

保元の乱(ほうげんのらん)とは、皇位継承問題を皮切りに武力衝突に発展した政変で、第77代後白河天皇方と75代崇徳上皇方に二分されました。そして、この政変によって、崇徳上皇が讃岐に配流され、怨霊神として恐れられ、香川の金刀比羅宮にもご祭神として祀られている、というのは有名なお話です。そんな政変において、崇徳上皇側についていた人物というのが、こちら、源為朝となる訳なんです。

そして、当然のことながら、敗走した為朝は、伊豆大島へと流されました。こうして、為朝は大島へ上陸を果たすのです。しかし、この為朝なる人物、相当粘り強い人物ですね。大島へ流されておきながら、この大島を逆に実効支配してしまうのです。まぁ、政変時もその武勇は優れていたと言われましたから、腕っぷしは相当イケてたようです。然も、こともあろうに国司と反目し、年貢を納めることも拒否したようです。強いですねぇ~、為朝。

因に、Wikiってみると、この時に、島の代官の三郎大夫忠重は、こっそり年貢を納めていたみたいで、それを知って激昂した為朝は、忠重の左右の指を三本はねたとありました。いや~、怖い、怖いですねぇ。だって、この忠重は、代官で気に入らないことをしたってだけでなく、実は、ここの婿入りも果たしているので、義理の父にもあたる訳ですよ。キレたら何をしでかすか分からない怖さが、この為朝にはありますね。

そして、為朝は、鬼の子孫で大男ばかりが住む鬼の島へ渡り、大男を一人連れ帰り、伊豆七島を支配下に加えたそうです。強い、強い過ぎる(笑)。そんな為朝が、こちら八幡神社を創建した訳ですが、やはり源氏の名の元に、武運長久を願って、その氏神をこちら大島でも祀っていた訳ですな。

しかし、そんな悪態を繰り返した為朝も、本体が潰しに来るとどうやら観念した模様で、この時、自身の息子(9歳)を刺し殺したと言います。そして、一矢報いんと、300人が乗る軍船に矢を放ち、一撃で一艘沈めて、自身も自害を果たしたそうです。ほほう、まさに化け物じみた強さですね。

で、そんな為朝のこの最後、実は歴史上、初めてのことがここで起きたと伝えられています。それが、史上初めて、切腹自殺をしたというものです。切腹、腹切りという言葉は、日本の武士の代名詞的存在でもありますが、それを初めてやったのも、こちら為朝という訳ですね。まさに、武の中の武王ですね。

でも、思うのですが、こちら為朝、結局、島の八幡神社に祀られていたと考えると、島民には意外な人気があったということでしょうか。まぁ、為朝とは、とにかく伝説の多い人物なので、恐れてというのもあるかもしれませんし、ともかく、あらゆる意味で、大島に大きな歴史を生んだ人物という訳ですね。

そんな為朝、最大の噂が、琉球(現在の沖縄)へ逃れたという説です。そして、な、なんと、その琉球の実効支配を強め、自らの子が、琉球王家最初の王、舜天(しゅんてん)となったというのです。いや~、スゴい(笑)、要は、配流された時に、大島へ流されたのではなく、嵐に遭遇し、そのまま沖縄まで流されたという話で、このストーリーの根本を覆すお話となります(笑)。もう、嘘でしょう~と言いたくもなりますが、こちらはこちらで、琉球王国の初の正史となる「中山世鑑」(ちゅうざんせいかん)を始め、数々の文献に登場することから、謎は深まる一方です。

いや~、源義経のチンギス・ハン伝承みたいで、非常に面白い話ではあります。ま~、個人的な感想を持って言えば、9歳の息子を殺害したのではなく、そのまま琉球へ逃した!というのが、一番しっくり来ますが、ダメですかね?(笑) そんな、歴史のイフを感じることが出来る源為朝。興味が尽きない人物ですね。ということで、大島へ行かれる予定のある方おりましたら、大島八幡神社の写真、よろしくお願いします(笑)。

★岡田八幡神社
http://jinjajin.jp/modules/newdb/detail.php?id=1433

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