2011年06月10日(金) 09時02分27秒

[オモシロ神社Vol.42]玉祖神社~仕事の業種と神社の関係

テーマ:オモシロ神社情報
はてさて、本日の神社は、山口県は、防府市に鎮座致します玉祖神社(たまのおやじんじゃ)から、神社の面白い見方というものをちょっぴりご紹介してみたいと思います。玉祖神社そのものについては、周防国(山口県界隈)の一宮であることからも、ご存知の方も多いかと思います。

こちら、玉祖神社では、その名も通り、玉祖命(タマノオヤ)という神さまを祀っているのですが、とにかく、別名が非常に多い。櫛明玉神(クシアカルタマ)、羽明玉(ハカルタマ)、豊玉(トヨタマ)、天明玉(アメノアカルタマ)、玉屋命(タマノヤ)などなど。いや~、分かりにくいですよね。共通すべきは、「玉(タマ)」が入ることぐらいか。

まぁ、そんなタマノオヤですが、こちらの神さまのこと、ご存知ですか?神話、古事記の中では、非常に活躍された神さまなのですが、意外と知名度は低い気がするんですよねぇ。タマノオヤは、実は、あの天岩戸伝承の時に、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、そうあの三種の神器のひとつである勾玉(まがたま)を製作した神さまになるんですね。

勾玉とは、古代における装身具(今風に言えばアクセサリーですね)のひとつで、実は、祭祀上で用いられたということ以外、よく分かってないんですよね。材質としては、翡翠(ひすい)や琥珀(こはく)、水晶(すいしょう)なんかが挙げられます。

そして、これを、天岩戸伝承では、賢木(さかき:まぁ、こちらの榊(さかき)と同じ意味ですね)の枝にこちらの勾玉と八咫鏡(やたのかがみ:こちらも三種の神器のひとつとして有名ですね)と布帛(ふはく:簡単に言えば布です)をかけて、それを御幣(ごへい:極端な言い方をすれば神前への捧げものみたいなものです)として、捧げ持ったというクダリの中で、登場します。

なんか、知らない言葉ばかりで分かりにくいところもあるかと思いますが、要は、どうか~アマテラス様、再びこちらの世界にお戻り下さーいという願いをかける装飾具のパーツのひとつだったという訳ですね。

一説には、八咫鏡=日を示し、勾玉=月を示すなんていうものもありますが、まぁ、勾玉の見た目が、三日月にも見えるとことからそうした説があるのかな?なんて気もしますが、今では、こちらの鏡と勾玉の存在は、天皇家の存在を証明する大変貴重なものとなってますからね。

ともかく、タマノオヤは、そんな現代の社会にも通じる偉業を成し遂げた神さまの一人となるのです。そして、そんなタマノオヤが亡くなられたんじゃないか?と比定された土地に創建されているのが、そう、こちらの玉祖神社ということになるんですね。付近にも「玉の石屋」がその墳墓として残っているようです。

さて、ここからが本題ですが(相変わらず長くて、すいません:笑)、そんな玉祖神社には、別名があるんです。それが、「メガネ神社」というものです。元々、メガネの基礎となるレンズは、「玉」と呼ばれていたようでして、その「玉」の元祖ではありませんが、限りなく「玉」の根源神に近い存在と言えることからもメガネの神社と呼ばれているのだそうです。

実際、毎年4月の第二日曜日には、全国のメガネ業者による古メガネのフレーム供養祭「玉の祭」が行われると言います。一瞬、レンズじゃなくて、フレームかい!とツッコミを入れたくなるかもしれませんが(笑)、全国のメガネ業者から篤い崇敬を持たれている神社となるんですねぇ。

そこで思うのが、一部には、こうした専門業種とご祭神との結びつけを求めることが出来るというものなんですね。なので、ついでに、その神さまとご利益信仰的な業種の関係を一部軽~くご紹介しておきます。

玉祖命(タマノオヤ):宝飾・宝石業/眼鏡業/カメラ業/時計業
塩土老翁神(シオツチノオジ):製塩業/占い業
大己貴命(オオナムチ)または少彦名命(スクナビコナ):医療業界/温泉業界/酒造業界
五十猛命(イソタケル)または抓津姫命(オオヤツヒメ):林業/建築業/造船業
天穂日命(アメノホヒ)または建葉槌命(タケハツチ):繊維業/衣料業
大宮能売神(オオミヤノメ):百貨店/市場関係
味須気高彦根神(アヂスキタカヒコネ):不動産業
事代主神(コトシロヌシ):漁業
須賀大神(スガノオオカミ=素戔嗚尊;スサノオ):建設業
金山彦神(カナヤマヒコ)または金山比女神(カナヤマヒメ):金属加工業、鉄鋼業
竃(かまど)神=奥津日子神(オキツヒコ)、奥津比売命(オキツヒメ)、火之迦具土神(カグツチ):飲食業

などがあります。まぁ、それぞれ根拠はあるのですが、話は長くなりますので、いずれの機会で触れていきたいと思いますが、こうした相関性も意外とあるもんなんですね。大手企業さんなんかは、自前で神社を所有していることもあるのですが、トヨタ自動車さんなんかは、豊興神社(ほうこうじんじゃ)という神社を創業期の大正14年(1925年)から既に創建しています。

そして、そこで祀られている神さまも上の例にももれず、金山彦神(カナヤマヒコ)を祀っているところなんかは、「やりますなぁ~」という感じですね。多くの企業さんは、普通に、商売繁盛の神を選択しがちですが、ご自身の業種に合った神様を祀っているあたりは、さすがという他ありませんね。

この他、神社そのものとの業種の相関性を見出せる部分もありますし、IT業のメッカと化している神田神社(かんだじんじゃ)さんなんかは、非常に有名な例のひとつでもあります。

本当、神社は奥が深い!!!どんな角度からも話題を得られる多様性の高い文化って、そうそうないですね。本当。ということで、ご興味があれば是非!あくまで、ご参考程度に。

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