Natural Bone Japanese

日本の素晴らしさを考えてみるブログ!


テーマ:
さて、本日、ご紹介する神社は、非常にストレートな内容です。というか社名からも思いっきり想像できますね、ということで、恋愛成就の神社、恋の水神社(こいのみずじんじゃ)のご紹介です。

こちら、愛知県知多郡美浜町に鎮座する神社なのですが、やはり、女性の中でも相当人気の上がって来ている神社なのかな?と思ったのですが、名古屋の知り合いはまだ知らないというので、そこまでメジャーにもなっていないということなのでしょうか。まぁ、伝統/由緒/格式ある神社と比較するとこじんまりした感は否めない神社のようですからね。

それにしても非常にストレートな名前ですが、どうして、こんな名前と恋愛成就なんて、言われがあるのでしょうか。よく、縁結びの神社には法則があるというお話もしますが、こちらはいわゆる由緒発展型にあって、ご祭神による直接的な縁起に関わるものではないということだけは言えるかもしれません。いや、厳密には、全くないとは言いませんが、どちらかと言うと、その由緒に重きがあると言った方がよろしいでしょうか。

では、どんな由緒があったかと言いますと、その前提となる伏線として、先ず、こんな話があります。実は、神代の話ですが、少名彦命(スクナビコナ)という小人の神様が、この地の水を飲んだところ、病気が平癒したというお話があります。具体的には、あまり触れられてはおりませんが、多分、これは、大己貴命(オオナムチ→大国主命:オオクニヌシ)が、出雲の国作りの時に、スクナビコナと全国を行脚する話がありましたので、多分、その時にこの地に立ち寄られたという伝承でもあったということでしょうか。単純に推察するに、そんな背景がこの地にはあります。

そう、この地の水は、いわゆるご神水と呼ばれる類いのもので、水というものに非常に神聖性をもった地ということになるのです。そのため、神社として祀られいる神さまも、スクナビコナではなく、罔象女命(ミズハノメ)という水の女神が祀られております。そう、まさに、神社の社名とも合致する水の神社ということになるんですね。

で、これが先ず、伏線にありまして、ここからこの水に関わる、ある悲しい伝承に繋がっていきます。それが、当社で、恋の水と言われる所以となるのですが、その伝承が、桜姫伝承と呼ばれるものです。

話の主人公は、藤原成範(ふじわらのしげのり)という平安時代末期の公卿の子で、桜姫(さくらひめ)という娘の話になります。まぁ、この登場人物背景で行くと、まさに平安時代末期あたりのお話ということになりますね。ですので、ちょうど、1,000年近く前の話です。

然も、藤原成範は、平清盛(たいらのきよもり)の娘と結婚したとありますので、こちら桜姫ももしかしたら、そんな血筋をお持ちなのかもしれませんが、要するに、いい所のご令嬢のお話ということです。

ということでその内容ですが、実は、そんな桜姫は、父上の家臣の青町と恋に落ちてしまうのです。そう、まさに、日本版ロミオとジュリエットのようなお話な訳ですね。勿論、先述した通り、桜姫は名家の生まれ、両親が許すわけもありません。この事が原因で、桜姫は家を追い出されてしまうのです(あらら、可哀想に)。

ただ、桜姫も名家の生まれと言えども、相当芯の強い方だったのでしょう。そのまま親の反対を押し切って、青町と結婚をしてしまいます。ナイス・ガッツ!と言いたいところですが、話はこのままハッピー・エンドとは行きません。

ある日、青町は病に伏してしまいます。桜姫も、必死に看病するのですが、青町の病状は一向に回復する様子はありませんでした。この為、桜姫は、神のある信託を受けて、この地の「恋の水」の存在を知るのです。そして、桜姫は、夫の為に、この神水「恋の水」を手に入れるために旅に出ることを誓うのです。

先ず、桜姫は、一路、尾張国の国知多郡を目指します。現在でいうところの愛知県常滑市(とこなめし)あたりのようですね。でも、どこからスタートしたの?という部分も気にかかるのですが、父君が遠江国、播磨国の国司を務めていた経緯があるので、その何れの近いところから、という感じがしないでもないのですが、如何せん両地域とも全然真逆なんですよねぇ(笑:静岡県と兵庫県ですから)。まぁ、ともかく、この何れかの地域あたりから愛知県を目指したと考えましょう。

ただ、可哀想なのは、ここ、実は、その道中で、目的地の場所を近くの村人に尋ねたところ、貴族を嫌った村人に嘘の情報をつかまされ、誤った方向に向かわされてしまうのです。人の妬みというやつですね。そんな桜姫は、結局、疲労困憊の末、青町に無事、恋の水を届けることなく、その道中で力つきてしまいました。おしまい。

あ~、何とも救いのないお話ですが、こんな悲恋の伝承がこの地に聞き及び、そのまま恋の水のご加護に大きく影響を与えているようです。それが、多くの崇敬者を集め、信仰の的にもなっているという訳ですね。

実際に、こちらに参拝されると、売店で願掛け紙コップを受けることが出来、その紙コップに願い事を書き込んで「恋の水」を汲み、神棚に供えるという願掛け方法が行われており、まさに、恋の水に、あなたの想いを託しましょうという訳ですね。

いやはや、非常に可哀想なお話ではありますが、結構、神社には、そんな悲恋を扱ったものも少なくないんですよね。まさに、伝承文化の面白味といったところではないでしょうか。私も一度、こちらのご神水を受けてみたいですね。体に良さそうなので(笑)。そう言えば、恋愛系縁結び神社の法則も続きを書くのを忘れてたね、次回、書きましょう(笑)。

★関連ブログ
恋愛系縁結び神社の法則1

★恋の水神社
http://jinjajin.jp/modules/newdb/detail.php?id=3187

↓↓よろしければポチッとお願いします↓↓

人気ブログランキングへにほんブログ村 歴史ブログ 神話・伝説へ
にほんブログ村

****************************************************************************
★神社情報専門ポータルサイト「神社人」:
http://jinjajin.jp
※あなたの町の神社の写真をお送り下さい!!!
★ネットTV「世界最古の国、日本!!」毎週金曜日13時より生放送:
http://odoroku.tv/knowledge/jp/index.html
※暇が合ったら秋葉原の公開放送スタジオに遊びに来て下さい!!!
★FACEBOOK:
http://www.facebook.com/profile.php?id=100001759446311
★Twitter:
http://twitter.com/#!/h_tojo
****************************************************************************
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

東條英利さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

SNSアカウント

最近の画像つき記事  もっと見る >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。