損保ジャパン東郷青児美術館で「GLOBAL NEW ART この世界を生きるアート」展を観た!
テーマ:ゲ~ジュツ見てある記
損保ジャパン東郷青児美術館で、タグチ・アートコレクション「GLOBAL NEW ART この世界を生きるアート」展を観てきました。副題には「現代アートをもっと楽しむために」とあります。じつのところ、コッチ方面、つまり「現代アート」方面、にまで守備範囲を広げちゃうと、収拾がつかなくなりそうなので、ずっと自重していました。それがなぜかポロポロと少しずつではありますが、観に行ってしまうようになっているので、ここはちゃんと抑えておかないと、本当に収拾がつかなくなりそうです。とはいえ、「現代アートを楽しむために」というキャッチフレーズにつられて観に行ってしまいました、「GLOBAL NEW ART この世界を生きるアート」展へ!
展覧会の構成は、以下の通りです。
東京の街の光、色
ポップアート
世界のグローバルなアート
日本のアートと世界
まず最初に出てきたマリーナ・カポスの「東京の街の光、色」という12点組の作品は、なかなかの力作でした。「ポップアート」のコーナーには、有名どころが続々と出てきます。 リキテンシュタイン、ローゼンクイスト、ウォーホル、キース・ヘリング、そんなものかな、続々ってほどでもないか? まあ、見慣れている作品が多いので、衝撃も少なく、新鮮さには欠けましたが、やはりビッグ・ネームには敵いません。もちろん始めて知る名前もありますが、それはそれで楽しみです。
「世界のグローバルアート」では、やはりなんと言ってもヴィック・ムニーズの「自画像(話すには悲しすぎる。バン・ヤン・アダー)」(判じ絵の絵画)でしょう。遠くから観ると額に手を当てて悩める男性が、近くに寄るとなんとカラフルな玩具が密集しています。先日まったくの偶然から「第67回 現展」 を観ましたが、そこで城みどりの「ひな祭り(桜)」という作品を観ましたが、素材と表現されたものは異なりますが、手法的にはヴィック・ムニーズの「自画像」とよく似ていて、共通しているものがありました。
「日本のアートと世界」に入ると、作品数13点と少ないのですが、けっこうレベルが高いことに気がつきました。天明屋尚の「闘魂」と、大岩オスカールの「氷山」は、力の入った大きな作品で、作者のいわんとするところがよく伝わってきます。詳しく作品の印象をここに書ければいいのですが、残念ながら僕の手には負えません。大岩オスカールの「氷山」は224×443という大作、同じような大きさということでいえば、東京国立近代美術館では「ガーデニング(マンハッタン)」という作品を観たことがあります。
水玉模様でお馴染みの草間弥生の「無限の網」という作品が出ていました。奈良美智の立体、「ANYMORE FOR ANYMORE」という奇妙なセラミックの作品、前と後に顔があり、これは面白い。照屋勇賢の「告知-森」という二つの作品、ティファニーとラルフローレンの紙袋を切り込んだ手間暇かかる作品、アートと呼べるかどうかは別にして、こんなの初めて観ました。名和晃平の作品は、照明がチカチカついてそれが移動する「ミクストメディア」です。会場には、アートと暮らすコレクターの部屋が設けられていました。
世界のグローバルなアート
日本のアートと世界
「GLOBAL NEW ART―現代アートをもっと楽しむために―」
現代アートは、世界の新しい見方や可能性に気づかせてくれます。それは、先の見えない日々を生きる私たちの心の糧(かて)のようなもの。しかし、音楽やファッションほど身近にアートを楽しむ人は、まだそれほど多くありません。そこで、魅力と実力をかねそなえた約40作品を選び、アートの創造性とエネルギーを感じられる展覧会を作りました。作品をお借りするコレクターの田口弘さんは、アートのワールドカップともいうべき国際展や世界的なギャラリーで活躍する作家を集めています。会場では、作品や作家の考えとあわせて、アートと暮らすコレクターの部屋もご紹介。現代アートをもっと楽しむために、あなたの心に響く入口を見つけに来ませんか。
タグチ・アートコレクションとは? 疑問があったのでネットで調べたところ、以下のような記事が見つかりました。
~エムアウトの現代アート普及活動~ 現代アート展「タグチ・アートコレクション GLOBAL NEW ART」に特別協力
エムアウト社長の田口が保有する現代アート作品・約50点を出品。(会期:2011年7月12日(火)~2011年8月31日(水)/会場:損保ジャパン東郷青児美術館)
マーケットアウトをコンセプトに、新規事業創造に挑戦し続ける株式会社エムアウトは、弊社代表取締役社長の田口弘が保有する現代アートコレクションから約50点を出品する、「タグチ・アートコレクション GLOBAL NEW ART~現代アートをもっと楽しむために~(会期:2011年7月12日(火)~2011年8月31日(水)/会場:損保ジャパン東郷青児美術館)」に、現代アート普及活動の一環として特別協力します。
田口弘は、略歴によると、1937年生まれ、岐阜県郡上八幡市出身。愛知学院大学商学部商学科卒業。1959年 株式会社大竹農機製作所(現・株式会社大竹製作所)入社。1963年三住商事株式会社(現・ミスミグループ本社)創立に参加。2002年株式会社エムアウト創業 。現在、株式会社エムアウト代表取締役社長。
グローバル・ニュー・アート タグチ・コレクション
(タグチ・アートコレクション # 1) [単行本]
著・編集:塩原将志、篠原由見子(アート・オフィス・シオバラ)
垣本正哉、河野素子(美術出版社)
監修:広本伸幸
翻訳:マーサ・マクリントク、ルース・マクレリー、小高日香理
発売日: 2010年4月30日
出版社: 美術出版社
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