碌山美術館の建築! | とんとん・にっき

碌山美術館の建築!

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碌山美術館は、長野県安曇野市穂高にある美術館です。東穂高村(現在の安曇野市)出身の彫刻家・荻原守衛(号・碌山)の個人美術館で、1958年4月に開館しました。本館はキリスト教教会を思わせるシンボリックなもので、設計は当時早稲田大学教授の今井兼次です。が、しかし、碌山美術館の全体の建築は、言ってみればバラバラで、まったく統一感のないもので、残念に思いました。


最初から予定があったのであれば、こうもバラバラにはならなかったと思います。たぶん、美術館が手狭になっては敷地を買い増し、次々と必要と思われる建物を建てていったのではないかと思います。つまり、マスタープランがなかった、と言えます。本館があまりにも有名なので、後に続く建築家たちは悩んだとは思いますが。もうひとつは、いわゆる「外構」がない、一つ一つの建物はいいとしても、しっかりとした外構があれば、もっとまとまって見えると思うのですが。

















「碌山美術館」ホームページ


とんとん・にっき-rokuzan2 「碌山美術館」

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