Bunkamuraザ・ミュージアムで「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」展を観た!
テーマ:ゲ~ジュツ見てある記
渋谷の東急本店横にできたBunkamuraは、今年で20周年だという。比較的近いこともあり、Bunkamuraの「ザ・ミュージアム」と「ル・シネマ」はよく利用しています。思い出すままにザ・ミュージアムで観たものを挙げれば、「ワイエス展」「ミレイ展」「アンカー展」「ヴェネツィア絵画」「ポンペイの輝き」「ギュスターブ・モロー」「エッシャー」、等々、まだまだあるでしょう、よく観ています。
さてザ・ミュージアムで開催中の「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」展を観に行ってきました。ドイツの大都市デュッセルドルフにあるという「ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館」が改修工事のために休館する機会を捉えて、その所蔵するコレクションを借り受けて紹介するという展覧会です。ピカソとクレーの名作を中心に、ミロ、マティス、シャガール、マグリット、エルンストなど、そしてあまり馴染みのないドイツ近代美術を代表する作家を含む23作家の名品が展示されました。
ザ・ミュージアムでよくやるこの「**の時代」展というのがくせものです。前にも書いたかもしれませんが、「ピカソとモディリアーニの時代」展を観て、ピカソもモディリアーニも少しだけしか出展されてなくて、同時代の画家の作品で会場が埋められていたという経験があったので、今回もその手かなと思いながらも観に行ったわけです。やはりピカソがたった6点です。なんとか観られるのは圧倒的なボリュウムの女性を描いた「二人の座る裸婦」とマリー=テレーズ・ワルテルの肖像「鏡の前の女」の2点だけです。先日、国立新美術館とサントリー美術館で「ピカソ展」を観たものにとっては、あまりにもピカソの作品が少なすぎます。
それに比して思いがけずクレーの作品が27点も出展されていました。「ピカソとクレー」というタイトルから思えば、何ともはやバランスが悪い。これでは「クレー展」と銘打ってもよかったのではと思われるほどです。クレーといえば思い出されるのが吉行淳之介、彼の代表作でもある「砂の上の植物群」はクレーの水彩画の題名から借用しているのはよく知られています。さすがに「砂の上の植物群」はどうしても入手が不可能だったので、他のクレーの作品を購入したと、宮城まりこが語っていたことを思い出しました。
それはさておき、クレーの作品、「リズミカルな森のラクダ」、これはじっくり観ました。実際に観るまではクレーの作品はあまり期待してはいなかったのですが、五線譜の上に音符の樹木、よく観るとラクダが動いていて、「なるほど」と思いました。ほとんどが始めて観る作品でしたが、ルネ・マグリットの女性の裸体に男の半身が絡みついている「とてつもない日々」はあり得ない不思議な絵でした。その他、シャガールの「バイオリン弾き」、そしてフランツ・マルクの「3匹の猫」やミロの「リズミカルな人々」が目にとまりました。
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