2008年06月13日 21時40分38秒

シャネルの「モバイルアート」を体験する!

テーマ:ゲ~ジュツ見てある記

cha17


日本の戦後を代表する建築家・丹下健三の設計による代々木体育館、その裏にまるで未確認異常物体が地上に降りてきたような円盤状の建築が、イスラエルの女性建築家ザハ・ハディドのデザインによるものです。これがモバイル、つまり移動式のパビリオンです。この巻き貝のような形態の中で、国際派の現代美術家20組の新作が展示してあります。とはいえ、普通の美術館とは大違い。入口でヘッドホンをつけてもらうと、女性の声と音楽が聞こえてきます。その指示に従ってパビリオン内を移動します。展覧会と映画をミックスしたような体験です。音と視覚を使った風景のような世界体験です。


20組の現代美術家たちは、シャネルのバックに誘発されて、作品を創り出します。オノ・ヨーコや荒木経惟、束芋など、おなじみな作家もいますが、他はほとんど僕の知らない外国の作家たちです。ザハ・ハディドの空間にコンテナを持ち込む作家がいたり、豚の剥製と豚革のバックを並べた作家がいたり、薄暗い路地空間に水たまりを作って街並みを見せたり、巨大なバックがあったり、映像を流したり、作家により様々です。「旬の作家」とはいえ、やはりばらつきはあるようです。


高級ブランドシャネルによる「モバイルアート」、2月の香港展に引き続きの東京展です。その後、ニューヨーク、ロンドン、モスクワ、パリと、世界6都市を巡るこのイベント、今までに例のない見せ方の革新的な実験とも言えます。7月4日まで開催中の東京展、話題に話題を呼び、予約枠はすでに埋まり、キャンセル待ちで並ぶ以外、見る方法はありません(あるいは、毎朝10時にチケットピアで予約という方法もあるようですが、確認していません)。


cha16 cha15


cha14 cha13


cha12 cha11


cha10 cha9



以下、ザハ・ハディドのモバイル(移動式)パビリオン、巻き貝のような形態です。ほぼぐるりと一周してみました。見る位置によって、様々な見え方が出現します。実際に見てみると、思っていた以上に小さい。


cha8 cha7


cha6 cha5


cha4 cha3


cha2 cha1


過去の関連記事:
ザハ・ハディドのMOBILE ART建築、外観のみ

コメント

[コメントをする]

1 ■いいなあ

行かれたのですね。
私はいけそうになくて残念。
というより、もうチケットもなさそうだし・・。

2 ■sumikoさん、コメントありがとう!

シャネルのモバイルアート、チケットは取れませんが、キャンセル待ちでちょっと並べば、たぶん入れますよ。建築としてはなかなかあのような発想は出来ません。ザハ・ハディドのデザイン、素晴らしいと思いました。なかに展示してある現代アートは、判断はなかなか難しい。見る人の数だけ、評価は分かれます。何がどうというのではなく、新しいことを体験すること、そしてそこから何が得られるかでしょうか。シャネルのバッグ、「包む」というコンセプトで、風呂敷でも同じことですが。これからも、よろしく!

コメント投稿

一緒にプレゼントも贈ろう!

トラックバック

この記事のトラックバック Ping-URL :

http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/tonton3/10106046338/d074589b

  • 1 ブログタイトル:あお!ひー
  • 記事タイトル:シャネル「MOBILE ART」
  • 記事概要:シャネルのモバイルアートに行ってきました。 場所は代々木競技場の一角。 20分毎に区切られた時間での予約制。 指定された時間に行ってから実際に入ってみるまでにはちょっと待たされました。 ぱっと見、かたつむりの殻を横にしたかのような緩やかな曲線。 よくぞ、こ
  • 2 ブログタイトル:はろるど・わーど
  • 記事タイトル:「シャネル モバイルアート」 国立代々木競技場オリンピックプラザ
  • 記事概要:国立代々木競技場 オリンピックプラザ 特設パビリオン(渋谷区神南2-1-1) 「シャネル モバイルアート」 5/31-7/4 「不時着したUFO」(エキサイト公式HPより。)というよりも現代アートや人を飲み込む、艶かしい巨大巻貝のようです。世界6ヶ国巡回中の展覧会、「シャネル
  • 3 ブログタイトル:BB-FASHION.COM
  • 記事タイトル:シャネル モバイルアートを観てきた人の感想を集めた。
  • 記事概要:以前、紹介した『シャネル』のモバイルアートの開催も終わったので 自分の感想と他に行ってきた個人の人達のブログを記事にしてみました。 まずは、私の感想から モバイルアートで印象的だったのは、五感をさまざまな方向から刺激するアプローチだった。 特に聴覚は

Amebaおすすめキーワード

    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト