Tomix's Dancing Journey
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命が産まれるという事。【ドタバタ出産記・後半】

Triageへやっと到着すると、書類にサインをさせられました。その間にもイキミの波が来る来る。受付のお姉さん、怖いわよね私。悪いわね。でもまあ見慣れてると思うし、許して。ショック!と思いつつ唸りながらNo Pushing!!を繰り返しながらサイン。今振り返ると、ちゃんとサイン出来てたのか???って感じですが。。。

通常はTriageで20分間、お母さんとお腹の赤ちゃんにモニターをつけ、陣痛がきていること、赤ちゃんに異常がないことを確認して、入院となるのですが、Triageに入ってきた助産士さんが私をみた途端、「Ooooh she is staying. 」(もっちろん彼女は入院よ)と言って下さり、一安心。自宅で陣痛を計っていた時には、間隔がバラバラだったので、もしこれが前駆陣痛で、「まだお産は始まってないから自宅で待機して下さい」って言われたらどうしよう、こんなのこれ以上もう耐えられないよーあせると思っていたからです。ガウンに着替えて。。。と言われたのですが、そんな余裕もなし。着て来たワンピースを脱ぐだけで、モニターをつける余裕もありませんでした。とりあえずベッドの上に横になって助産士さんが内診するやいなや、「She's a fully!!!Let's go!!!」と叫んで回りのナースやら他の助産士さんやらがバタバタと走りだしました走る人!!!多分fully dilated→子宮口全開大ってことなんだと思うんですが。出産の事をあまり知らない方の為に説明しますと、子宮の入り口というのは通常閉じているんですね。で、赤ちゃんが出てくる時に開いてくれるわけです。お産が始まると、それが少しずつ開いていく。1cmから始まって、10cmになると最大になり、赤ちゃんが出てこられる、というわけなのですが。。。。全開大ってことは、もうボンちゃん出る準備万端!!!って事だったわけですあせるこれが9時くらいだったかな?

さて、ナースや助産士さんたちが、私の乗ったベッドを押して分娩室に運んで行ってくれます!!なにせこれが本物の陣痛じゃなかったらどうしようー叫びとずっと思っていた私は、「So this is the real thing, right? I don't have to go home? Because if this isn't the real thing, I'm not sure I can handle it!」(じゃあこれ本陣痛ですよね?ウチに帰されたりとかしないですよね?ってかこれがもし本物じゃなかったら、私本番無理ですううううう!)と口走っちゃいました。助産士さんは笑いながら、「This is it 笑」と言ってくれたので、ああああやっと産めるーーーーうれしいと思いました。そして、「Can I push?????」と聞いたのですが、まだベッドは分娩室の外、助産士さんに、「Oh, you want to? You can, but let's wait until you are in the room!」(いきみたいのね?いいけど、分娩室に入るまでちょっと待って!)と言われ、それもそうだあせる、と思ったのを覚えています。(といっても、Triageから分娩室までものの10メートルくらいなんですけどね。)

分娩室に入ると、助産士さんが自己紹介をしてくれました。助産士のマーサさん、助産士研修生のエリックさん(だったかな?)、ナースの人が2人くらい、それにJamesとElaineで、なかなか賑やかな室内ですラインダンスドゥーラのタマさんはまだ到着していなかったんだけれど、私はもういきむ準備万端!!!!出産前にクラスで見たビデオで、スクワット(しゃがみ座り)の状態でのお産が良さそうだ、と思っていたので、ベッドに掴まる用のバーをつけてもらいたい、と言ってはみたものの、そんな余裕はなくあせるてやんでいこちとら日本人でい、小さい頃には和式のトイレばっかりだったんだ、しゃがむくらいバーがなくたってやってやるわいガッツ、と思ってしゃがみ体勢に。(欧米の人はしゃがむという事がないので、バーに掴まったりしないとしゃがんだ体勢をキープできないんだって)やっとこさつけてもらったモニターで、ボンちゃんの心音が低いのが気になるから、ちゃんと酸素が届くように酸素マスクをつけましょう、ということでつけてもらい、ボンちゃんを圧迫しないように色んな体勢を試してみよう、まず右した横たわりになってみて!と言われて、「合点だ!マリオ」(って言わなかったですけどね。。。)と横たわって足を上げいきんでみるも、なかなか上手くいかず、じゃあ四つん這いを試してみようか、ベッドの背もたれに手をかけて、四つん這いになれる?と聞かれて、「ボンちゃんの為ならお安い御用でさあっサタデーナイトフィーバー」とクルリと体をかえて四つん這いに。暫くいきんでみてもまだまだだめで、スクワット体勢に戻りました。いきむ時にうなり声を出さないようにしてみて、と言われてもなかなか難しく、「そうしたいのはやまやまだけど、でちゃうんですよおおお涙」と思いつつ頑張ります。いつの間にかタマさんも到着!タマさんが来る前に産まれなくて良かった汗と思いつつ、来てくれてひと安心。さあラストスパート!って事で、もう一度横たわりを試してみよう、今度は左下で、との指示を受けて、「もう一度ですね、了解!」と左下になって横たわり、陣痛の波にあわせていきみます。いつの間にかお医者さんも来ていて、「次の陣痛で産みましょう、頑張って長い時間いきんでみて」と言われ、「次で産みましょうって、そんな風に決められるもんですかいはてなマーク」と思いながら、「ok!」と答えていきむも、いきみたりなかったらしく、「もっと長く!」と励まされて、「わかったよおおおおおお!」と最後の押し出しで!!!!DASH!

とぅるん合格合格

ボンちゃんがついに出て来た感覚が分かりました☆アップアップアップすぐに胸の上にのせてもらい、初乳をあげます。しわくちゃで、目をつむって一生懸命泣いているボンちゃん。

「お疲れさまー!頑張ったねえ。良く出て来たね。無事に産まれて来てくれてありがとうラブラブ

しっかりおっぱいも吸ってくれて、感激!

$Tomix's Dancing Journey-james and kaya

9時36分に誕生。入院してから40分くらいのスピード安産でした!(っていうか危うくタクシーの中で産まれるとこだったよね!にひひ)取り上げてくれた助産士のマーサさん、James、タマさん、Elaine、いつも検診を担当してくれていた助産士のAliとMaria、色んな人に支えられて産まれて来てくれたボンちゃん。やっと会えた喜び、無事に産まれてくれた感謝を、これからもずっと忘れないでいたいです嬉



いやはやドタバタでした!初産婦は普通お産に12時間以上かかるっていわれてたから、ドキドキしてたけど、あっという間に終わっちゃったし。陣痛の痛みを乗り越えるためにテニスボールやらバランスボールやら、ホッカイロにアイスパック、マッサージオイルとか、お守り、リラックスできるような音楽とかも用意して、「ボンちゃんが産まれてくる時に綺麗な言葉をイメージしてそれをプレゼントしてあげよう」とか思って色々素敵な言葉を考えたりしていたけど。


なーーんにも使わなかったぞガーンまあ備えあれば憂いなしってことですね☆

ドゥーラのタマさんが、素敵な写真と記事をアップして下さいましたやったねうさたん
http://ameblo.jp/tama-house/entry-11317060962.html
タマさんに色々話を聞いていたお陰で、初めてのお産だったからあった不安も、「大丈夫!何とかなる!」と大船にのった気持ちで向かう事ができて本当によかったアップこれから妊娠、出産を迎えて不安に感じている女性に言ってあげたいです。

「お腹の赤ちゃんに、一緒に頑張ろうね、お母さんがちゃんと産んであげるから頑張るんだよって語りかけてあげれば、きっとうまくいきます!心配になる事はもちろん沢山あるけど、それ以上に楽しくて、素晴らしい体験になりますよ!」


人が産まれてくるって、本当に素晴らしい事ですね音譜 この世に行きている人全てが、こうやって産まれてくるんだ、と思うと、どの人を見ても「この人が産まれて来た時に、この人のお母さんも大変な思いをしたんだろうなあ、産まれて来た時は喜んだろうなあ」とジーンときますかなしい

命の素晴らしさを教えてくれたボンちゃんに感謝!

おしまい



出産後のお疲れ母さん。「ひゃーーーあっという間のドタバタじゃったあせる

$Tomix's Dancing Journey-after

命が産まれるという事。【ドタバタ出産記・前半】

5ヶ月ぶりの更新です!!気づいたら、4月から一回もブログ更新してなかったーーーーてへ

こーーんなにもあんな事やそんな事がありすぎてあは♪

もちろんビッグイベントはボンちゃんの誕生です!!!クラッカー来週でもう3ヶ月になるボンちゃんですが、産まれた日の事を忘れる前に書き留めておかないと!もうドタバタで、でも楽しいお産だったなぁうれしい
約3ヶ月前の事ですけど、色んな事、まだまだハッキリ覚えてます!私にとって出産はとっても素晴らしい体験だったので、世の妊娠を考えている女性、子供が欲しいと思っている男性と是非シェアしたいなと思って書き残しますキイロキラ

出産予定日は7月5日の木曜日、病院での検診の日と丁度重なっていて、前日からNY入りしてくれていたJamesのお母さん、Elaineとテクテク歩いて病院へ。「今日は何で来たの?」と助産士さんに聞かれ、「今日が予定日なんです☆」というと、カルテを見て「あらほんとだ、じゃあちょっと見てみましょう」との事でモニターをつけてもらうも、「順調そうだけど、まだ何も始まらなそうだから、月曜日にまた来て下さいな」と言われて帰宅。よくよく周りをみると、「8月予定です☆」とかいってるお母さん達の方が私より遥かに大きかったりして。。。多分私があそこにいる妊婦さんの中で一番小さかった。さすがアメリカの妊婦さん達じゃすげ~

結局予定日5日はなんの変化もなく、Jamesは「自分は何にでも遅刻するタイプだから、きっとボンちゃんも2~3日遅めに出てくるよ笑」なんていってました。
私と言えば、「陣痛を促すには焼き肉とリポビタンDが効く」という日本ならではのジンクスをめっちゃ楽しみにしていて(まあ焼き肉が食べたかったという事ですねてへ)「よーし明日は焼き肉食べにいこうアップ」とホクホクしてました。

6日の朝、ご飯に納豆ご飯とヨーグルトを7時頃食べて二度寝すると(例のごとく3時頃から起きてたので)食べ合わせが悪かったのかちょっと下し気味にガクリお腹をさすりつつ二度寝して、10時半頃には治まったので、Elaineと一緒に郵便局へ再配達になった小荷物を引き取りに散歩がてら出かけました。片道30分の郵便局への道を往復し、帰ってくる頃に再び腹痛が。今振り返ってみると、前駆陣痛だったのか?!と思いますが、その時は「あらーまたピーピーが始まったかしら」くらいにしか思ってませんでした。

そして待望の焼き肉!ディナーだと高くつくのでランチに行こう!ということで、イーストビレッジの牛角へ割り箸2時の予約を取って、3人でお食事音譜神戸牛やらなんやら沢山頂きました☆

と!お食事の途中にトイレへ立つと、何やらピンク色の物が出ているではありませんか!!「これはおしるしなるものに違いない!」と思い、ドゥーラをしてくださるタマさんにテキストで連絡!そしてお食事が進むなか、生理痛のような腹痛が再び起こり始めました。「おお!もしや?!?!」と思いながらしっかり食事を終了あは♪満腹満足で帰途に。

$Tomix's Dancing Journey-before
これが妊娠最後の写真になるとは、この時はあんまり考えてなかったねべーっだ!

痛みは10-30分くらいのバラバラの間隔でやってきていました。ウチに着いたのは4時半過ぎ。楽な洋服に着替えて消化に務めようと横になると(←ってウシですやん)、痛みが10ー20分間隔で訪れるように。一応計っておこう!ということでiPhoneに仕入れた陣痛計りアプリにひひに、痛みの始まりと終わりを入れてみたものの、5分になったり、10分になったり、7分になったりと、バラバラ。Jamesと一緒に受けたChild Birthのクラスでは、陣痛が始まると20分間隔→10分間隔→9分、8分とドンドン短くなっていく。。。というイメージで教わったので、「きっとこれは前駆陣痛で本物じゃなさそうだねシラー」と話していました。Jamesはテレビゲームを始め、Elaineは読書。私は「前駆陣痛と本物の陣痛ってどれくらい痛みがちがうんだろーはてなマークとりあえず今は生理痛と変わんないくらいだなっ」と思いつつ、時間を計りつつ、痛みを紛らわせていたのですが。。。

6時過ぎから、痛みが来る間隔が少しずつ短くなってきました。それでも7分→5分→3分→6分→8分と、バラバラの間隔。「うわー結構しんどいなガーン」と思いつつ、痛みが来るとそれを紛らわすために歩く事に。アパートの中を、顔をしかめつつ行ったりきたりする私。NYならではのレイルロード式アパートなので、長さだけはたっぷりあります☆だんだんと痛みが強くなって来て、汗もドンドン出てきます。痛み自体は1-2分続くので、痛みのある間唸りながら歩き、痛みが過ぎると横たわって体力を回復、という事を1-2時間繰り返しました。とうとう痛みがキツくなってきて、ゲームをやっていられなくなったJamesが、後ろから支えながら一緒に歩いてくれました。これがよく効いた!たった1、2分の痛みなんですが、結構長く感じるもの。いくら歩いたり呼吸をして紛らわそうとしても、やっぱり痛みに意識が集中してしまいがち。そんな所を、後ろから支えて歩いてくれるJamesの声を聞きながら、お腹の中のボンちゃんに酸素を送る事、痛みも含めて自分の体全体、そして自分をとりまく空間全体を意識するようにしました。James偉かったね!この素晴らしいサポートのお陰で、楽ではなかったけど、挫けないで乗り越えられた気がしますグッド!ありがとね☆ラブラブ

Child Birthのクラスでは、「4-1-1(4分ごとに、1分間の陣痛が1時間に渡って来る)になったら病院に来て下さい」といわれていたので、間隔がバラバラなままの私は、「この陣痛はまだホンマモンじゃないな。。。ガーン」と思っていました。でもドンドンと痛みが強まり、トイレに行きたくなる衝動が。何度か行きまして、そして実際でましててへ、を繰り返しましたが、もう出るもんないのに出たい、って事はこれはイキミたいってことじゃないか!叫びと気づき、いかんいかんと自分を諌めつつも出たいもんは出たい!うわーーーーーーこれキツいよーーーーー!泣と脂汗たらたらになってる所へ、生理のような出血が。これは!ということでJamesが病院に電話をしてくれて、連れてこい、といわれ、タクシーに速攻電話。5分で来てくれるとの事で、着ていたTシャツとショートパンツの上からワンピースをかぶり、まとめておいた荷物をElaineに持ってもらって外へ。これが8時40分くらいだったかな?タマさんにも、病院に向かう旨を連絡しました。もうこの時点で、陣痛なんてほとんど感じず、とりあえずいきみたい!なんか出てくる!でもそれってうんちじゃなくてボンちゃんだよね!!じゃあいきんじゃダメ!まだダメ!!!ショック!と自分に必死で語りかけてました。タクシーの中でも2回ほど陣痛の波がきて、ドライバーさんごめんーと思いつつも、「No pushing! No Pushing!!」と自分に喝を入れつつ病院到着。ふらっふらになりながら、Jamesに支えられつつエレベーターを待つ間にも陣痛の波は容赦なくきます。ケモノのように唸りながら「No Pushing!!」と一人でのたまわっている私は、周りからみたら怖かっただろうな。。。あせる


後半に続きます!

ペタしてね

誰か私の代わりに。。。

自分の身体が二つあったらイイなーと思う事はありませんか?


私は正に今!ひしひしと感じています。


何故かって?


それは、自慢の仲間、由利子さんの福岡ソロ公演が一週間後にあるからです!!!


行きたいぞー!

この公演、二年前にニューヨークで上演されたものに手直しを加えた再演なのですが。。。


感動!


の一言につきます。自分の仲間がやっているからとか、制作に参加したから、という理由をわきにおいても、素晴らしい作品なんです。沁み入る言葉の数々、情熱が伝わってくるダンスや歌声にら涙を抑える事ができなかった。彼女も、見ている観客も、裏方でヘルプしていた私も、笑いと涙を分けあえた充実した時間でした。泣くつもりはなかったのに、やられた。。。と思っていたら、同じ様な表情で劇場を出て行くお客さん達をみて、可笑しかったのを憶えています。

パフォーマーの人は分かると思いますが、舞台上に自分一人で観客の集中力を切らさずに魅力し続けるというのがどれだけ難しい事か。それを、彼女は一時間ちょっと、たった一人で、500人入る福岡西鉄ホールの観客を相手にやってやろうというのです。我が心友ながら、大胆ガーン

でも、彼女ならやってのけてくれると思う。それをこの目で目撃したい!でも日本には帰れないし。。。

ということで!誰か!!私の代わりに行ってきて下さい!!!

一人でも多くの人に観てもらいたい、そして心を動かされてきて欲しい。彼女はそれができる人です。あんまりそういうので感動とかしないんだよねーというあなたに!あれを観てウルっとせずにいられるか、ちょっとチャレンジしたい。心を動かされること、私が保証します。

そして、ここまで自慢に思える仲間がいる事を本当に誇りにおもう。思えば、ひょんな事から出逢い、あれよあれよという間に一緒にここまで来たなぁ。。。まるで映画か小説のようなこの出逢い、キッカケをつくってくれた博多トントンのBOSSのブログに上手くまとめられているので、是非読んでみて下さい! YurikoMiyake物語(全5話)

九州にお住まいの方でもそうでない方も!足を運んで損はないです!しかも博多は食べ物が美味しいし~(あーまた行きたいっ!)是非是非観に行って下さい!私の代わりに!!!!

$Tomix's Dancing Journey-由利子ソロ公演

【The Puppet Train~操り人形列車~】
【日 時】2012年4月21日(土)開場18:00/開演18:30
【場 所】西鉄ホール
     福岡市中央区天神2-11-3ソラリアステージ6F
【会 費】\4500(税込)

■チケット入手方法は、【The Puppet Train~操り人形列車~】で検索
チケットぴあ/セブンイレブン/Kサークル・サンクス(Pコード:418-456)
●直接購入・・・・・チケットぴあスポット、セブンイレブン/Kサークル・サンクス
●電話予約・・・・・チケットぴあ/0570-02-9999(Pコード:418-456)
●インターネット購入・・・・・http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1203145&rlsCd=001

主催:九州SAMURAIの会 http://www.facebook.com/events/315942921794308/
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