今日のお昼に、早いもので、6年ほど前に、TBSラジオの毒蝮さんの生中継を聴いてくれて、すぐに、店に食事に来てくれた旦那さんが、今も、お店に通ってくれています。

 

ここ数ヵ月前に、身体の調子がよくないご様子で、心配していましたが、今日は、一転して、この猛暑の中、お友達を連れて、自転車でいらして、見違えるように元気でいらして、お聞きしてみたら、「何事も気持ちの持ち方次第だよ」と明るい一言。

 

気持ちも明るく持てば、病も吹き飛ばしてしまうものだと、今日、あらためて、思いました。

 

なお、ご高齢の方々のことといえば、人生の終盤を迎えそれぞれに事情を抱える男女が、快適な老後を送るため移住したインドで織り成す人間模様を描いた、「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」を、観ました。

 

 

「マリーゴールド・ホテルで、穏やかで心地良い日々を-」という宣伝に魅力を感じ、イギリスからインドに移住してきたシニア世代の男女7人。

 

夫を亡くした、ジュディ・デンチ演じる、イヴリンをはじめ、それぞれに事情を抱える彼らを待ち受けていたのは、おんぼろホテルと異文化の洗礼。

 

その7人それぞれ、愛を乞う人、悩める人、怒れる人など絶妙な見せ場があるのだけれど、今日感じたような、気持ちの持ち方によって、ある種の無邪気さだったり、文化や世代の差が繋がるような瞬間を織り交ぜながら、ゆっくりと前に進んで行こうとする前向きな姿を、今作から感じることが出来ました。

 

歳を重ねることは、ネガティブにとらえず、気持ちを明るく持てば、いくつになっても、道は開けるものだと思いました。