2010年07月20日(火)

ジャパン マスターズ 2010 結果

テーマ:水泳の話

 文字通り 「暑くて」 「熱い」 ジャパンマスターズが終わりました。
 東京に三日間滞在しましたが、その間、ずっと亜熱帯地方のような暑さでした。夕方になると、毎回風が出てくるところも、どこか熱帯地方を思わせました。

 今回のジャパンは6956名という参加者数で、参加チーム数も1301チームと過去最多だそうです。
 会場はいつもに増して熱気に溢れていました。

 今年から、わたしは55才区分に上がりました。ですから、昨年までご一緒したことのないスイマーと対戦することになります。そんなクラスには、飯田彰さん、尼崎さん、平澤さんなど、そうそうたる顔ぶれがそろっています。特に飯田さんは現50m、100m、200m自由形の日本記録保持者でもあり、好調を伝えられていました。
 みなさん日本を代表するスイマーです。

 今回は水着ルールの改正もあり、話題には事欠かない大会でした。
 レーザーレーサーに代表されるパネルの付いた水着や、ラバー製の水着は使用できません。加えて男子は昔懐かしいブーメラン型か、ヒザ上までのスパッツ型以外は公式記録として認められないのです。
 わたしを含めハイスピード水着でタイムを伸ばしていたスイマーも多いため、今回どんな記録で泳ぐのか。そこにも興味が集まっていました。
 正式な許可が下りた水着には 『FINA公認』 のマークが入り、招集所で入念にチェックが繰り返されました。そんな姿はどこか、スキー競技のオフィシャルサプライヤー制度を思い起こさせ、ビジネスのにおいを感じました。


 日曜の朝に到着し、プログラムを観ると、50m自由形が激戦になるだろうと予想されました。
 飯田さんが一人図抜けていることを除けば、他はほとんど横一線なのです。
 昨年はそんな中でラッキーに優勝できましたが、今年はラッキーで2位。悪ければ6位くらいまで墜ちてしまうことになります。

 レース最中は、まわりのスイマーに気を取られず、自分のコースラインだけを観て泳ごうと、何度も自分に言い聞かせました。
 結果は二位。
 着順はこれ以上望めないところです。タイムはかろうじて27秒台ですが、決してよくありません。0.5秒くらいは悪かったでしょうか。しかし、今年はスキーシーズンが開けてからも、水泳の調子が上がってこなかったので、これが実力だと考えた方が良さそうです。

 自由形の翌日、バタフライは朝一番の種目になります。
 開門前からプールに並び、できるだけ早く水に入り、ウォーミングアップをおこないました。そして、ウォーミングアップ時間の途中でプールから上がり、少し休みました。
 バタフライ種目でわたしは、特に高速水着の効果を感じていました。ですから、水着を替えた時、きっとラストが辛くなるだろうと予測しました。ふつうなら、前半を抑えた作戦をとりたくなるところですが、あえてスタートから全開という作戦をとりました。浮いたら、浮いた時と考えたのです。
 自由形で呼吸数を落としすぎて苦しくなったので、呼吸数だけは多めに取る作戦です。
 
 バタフライでも日本記録保持者の堀内さんや、数年前のジャパンで 「一緒に30秒を切りましょう」 と約束した松岡さんという素晴らしいスイマーに囲まれています。

 結果は幸運にも1位。
 しかし、タイムは昨年のベストから1秒以上落とした30秒台でした。
 昨年の10月から11月にかけ、わたしは生涯ベストを更新する時期が続きました。自分ではその好調を維持して、今年の水泳シーズンにつなげたかったのですが、蓋を開けてみると今年はまったくタイムが伸びません。水着のせいだけでなく、身体が動かないのです。
 ほんとうにスポーツは難しいものです。
 わたしの不調は自分の責任ですが、水着のルール改正でタイムを落とした人も多かったようです。

 しかし、マスターズスイマーの真骨頂はここからです。
 プールサイドで聴かれる発言は、どれも前向きなものばかり。
 世界チャンピオンの松本さんなど、「こんなタイムでは恥ずかしくて家に帰れない。どこかで修業していかなければ」
 現60才代の日本記録保持者で、中学時代からわたしの憧れだった滋野さんも「何才になっても筋力は増すことができるらしい。だから、筋トレをはじめました」
 凄まじい気迫で、これからも泳ぎ続ける覚悟を語っておられました。
 そんなみなさんから、わたしも素晴らしいエネルギーをいただいてきました。

 また昨年たいへんお世話になった山形県のチーム 『スパール』 のみなさんともお逢いすることができました。渡辺一樹さんにそっくりな渡部さんも、素晴らしい泳ぎを見せてくれました。これからも、大会でお逢いできるといいですね。

 余談ですが、今日は久しぶりに東京女子体育大学に行きます。恩氏の長谷川先生とお会いします。
 長谷川先生と出会わなければ、スキーを始めることもなかったでしょう。当然フリースタイルスキーを職業にすることもなかったはず。
 わたしの人生に一番の影響を与えてくれた先生です。
 

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コメント

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2 ■ジャパンマスターズ、お疲れさまでした。

優勝、おめでとうございました。
完璧なレースに見えました。
私も、いろんな方から浮上するきっかけをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

1 ■熱くて暑くて

この時期は体調を崩しやすいのでジャパンは厳しいですよね、その中で激戦を繰り広げ、また次への新たなる闘志を燃やす皆さんには脱帽です。私はレース感覚からは離れ仕事に時間を食われています。しかし外のプールでここ4日間泳いでいて段々夏モードになっています。
トナカイさんもスキーの恩師と再会されてまさに人生の恩師ですから感慨深いだろうと思います。
私にとってもトナカイさんは私の人生においてスキーへのキッカケと水泳での起爆剤となっています。埋もれていたモヤモヤを発現させてくれました。こういう人(男)との出会いこそ大事にしていきたいです。

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