寝室の中に、洗面台を設置してあります。特に女性にとって身だしなみを整えることは、老いを遅らせ、自分のライフスタイルを守っていく中で重要な意味があります。また体力が衰え、寝室での生活が中心となる場合には、体を拭いたり、頭を洗ったりする場合にたいへん重宝します。トイレの脇に設置をすると、トイレ内に手洗い場を設置する必要がなく、トイレ内部のスペースを有効に利用できます。
《ポイント》
出産を経験した女性は、体の機能上、くしゃみなどにより軽い失禁が発生しやすくなります。その時に、プライバシーと尊厳を守りつつ、まわりの人に気を使わずに、利用することができる為、最近注目を集めているレイアウトです。ここでは、洗面台の下に小型の温水装置を付け、お湯が何時でもすぐ使えるようになっています。全体的に、“介護”言うと暗くなりがちなので、自分のライフスタイルを守りつつ、明るく暮らせるようにデザイン面からも創意工夫が積み重ねられています。
《こんな人にお勧め》 ←クリックで説明