認知症のわんちゃんの夜鳴き、徘徊に悩む方は多いかもしれません。

 

開業当初は、そういう相談になかなか有効な方法で応えることができませんでした。

 

漢方を始めてからも、化痰開竅剤を使えるようになるまでは苦労しました。

 

今では漢方で脳の異常興奮を鎮め、バッチフラワーレメディで恐れとパニックの治療ができるようになって、やっと満足できる結果が出るようになりました。

 

先日のわんちゃんは、夜鳴き、徘徊に加え、ご家族にかみつくことなど決してなかったのですが、急な動きで支えようとしたりするとびっくりしてかかみつくようになっていました。

 

漢方と、恐れを取り除くミムラス、パニックにならないようにロックローズ、この3つの組み合わせで徘徊と夜鳴きがなくなり、かみつくこともなくなったそうです。

犬の会陰ヘルニア

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半年前から長時間いきんで吠えて、ちょっとずつ便が出る、という症状で、今から半年前に来院されました。

 

漢方治療で体調は少しずつ良くなって元気にはなりましたが、便が出にくいのは手術しないと治らないよーとずっとお伝えしていました。

 

でも少し前からお尻の腫れも引いてすっかりいい調子とのことで、お薬もやめたいとご家族がおっしゃるくらい、良くなってくれました。

 

なんとか力説して、お薬は続けていただいていますが、手術なしで良くなったことにびっくり。

 

でも、症状が明らかになって半年たってから受診されているからか、良くなるのに半年かかりました。もう寿命だと思って、初めは積極的な受診をされなかったようです。ご家族が地道に治療を継続してくださったことに感謝。

 

 

何かに対する恐怖のための過剰グルーミング、脱毛症の猫ちゃん。

 

漢方と、バッチフラワーレメディのミムラスで、すっかり治りました。内服がなくなって数日後、夜中の嵐とカミナリの音に再び恐れおののき、また脱毛。

 

再度同じお薬。

 

また、新たに、怖がりで、猫ちゃんが怖がったのと同じ日の嵐に驚いてパニックになったわんちゃん。普段からとにかく怖がり。前の飼い主さんに厳しいしつけを受けていたとのことで、カミナリや雨、風の音が怖いという感情に対してミムラス、虐待による心の傷にスターオブベツレヘム、すごく怖いとパニックになってしまうことに対してロックローズ、の3種を混合したレメディをお渡し。

 

レメディは、1回に4滴という少量を、1日4回内服します。苦くもなく、うちではシロップを混ぜているので甘いです。水に混ぜれば無味。お薬を飲むのが難しい子や、そもそも怖がりさんで病院で触られるとパニックになる子など、他の治療法が難しい子にも有用だと思っています。

科学的医療と非科学的医療

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現代医学は科学的で、いわゆる代替医療は非科学的です。

現代医学は実験医学ですが、中国伝統医学は経験医学と言われ、非科学的な医療です。その他の代替医療も非科学的です。

 

現代医学だけでは治らない時、非科学的な代替医療に希望を託すのは悪くないと思います。実際にそれで治療が成功することが多ければ、なおさらのこと。

 

現代医学と代替医療の併用は、科学的医療と非科学的医療の併用とも言えます。

 

感情を治療するというのは、明らかに現代医学ではあり得ません。ですが、感情が病気を引き起こすことは、科学的に証明されつつあります。それをどのように科学的に治療していくのか、人類の課題なのかもしれませんし、もしかしたら科学的な治療は不可能か、やってはいけない領域なのかもしれません。

 

 

 

 

「恐れ」の治療

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バッチフラワーレメディの導入準備段階ですが、始めたと思ったら、明らかに精神的な要因が強いと思われる患者さんがやってきます。

 

猫ちゃん。過剰なグルーミングで脱毛。何かを恐れて不安を感じての過剰グルーミングとトイレの外での排泄行動。漢方での理気・安神と併用してミムラス処方。

 

わんちゃん。半年前の出来事以来、体調不良。お薬が効かない。ちょっとした音にビクビクしている。鍼灸・漢方と併用してスターオブベツレヘム、ミムラス処方。

 

バッチ博士の書簡の記録に、ある時点から、「患者さんが『治りますか?』と聞かなくなった。治って当たり前だと思っているのだ」と。

 

漢方で治りますか?こんな状態でも診てもらえますか?と聞かれることと重なる。

 

 

今日の診察

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1、現代医学で改善せず、なんとかならないかとクリニックを受診。難しかったけど、ご家族の協力のおかげで、中国伝統医学と代替医療で良くなってきてる!16歳のわんちゃん。

 

2、急性期の症状、しかも重症。もたもたしていると後遺症の恐れも!思い切った現代医学的治療。副作用の恐れもあるため、すべてお伝えしてご家族の協力をお願い。

 

3、現代医学と中国伝統医学の統合治療。ご家族の希望を最大限優先し、サポート。もし、ご家族が諦めるような時が来ても、自分だけは諦めない!と覚悟。

 

こうしてみると、とにかくご家族と、そして、サロンにわんちゃんを預けるのに不安であろうご家族に、できるだけ詳しくいいことも悪いことも一生懸命伝えているスタッフ。

 

みんなに、本当に感謝。

 

そして自分は、治すことを決して諦めない。

 

あ、そして最後に、クリニックの経営を厳しく優しく応援してくださっている、商工会や銀行のおじちゃんとお姉さん(!?)にも、本当に感謝です!

波動治療の説明

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私は物理がとても苦手です。

波動というのは、量子力学の言葉です。

 

波の性質のこと。

物質もそれぞれ波動を持ちます。

 

エネルギー医学で言う「波動」は、中国伝統医学の「気」や現代医学の「自律神経」と似ています。同じもの、あるいは同じ働きをするものです。

 

エネルギー医学で言う波動は、電磁波のことです。

気功師の「気」はとても低い周波数=長い波長の電磁波として測定できます。

 

放射線や光、電子レンジの電磁波、テレビの電波も全て電磁波です。波長が違います。

 

目に見える光のような電磁波や、明らかに人体に影響を及ぼす放射線や紫外線のような電磁波、また、テレビや電子レンジのように作用が明らかな電磁波は理解しやすいのですが、人間や植物、その他の物質が出す電磁波は、あまりにも周波数が低く、影響がわかりやすい形として現れないため、理解が難しいかもしれません。

 

エドワード・バッチ博士は、人間がそれぞれの感情を持った時に出す波動を発見し、それを花の持つ波動によって修正できることを発見しました。エネルギー医学の古典です。もちろん今でも盛んに行われています。

 

現在では、それらの波動を測定でき、かつ、それぞれの花の波動を作り出せるようになりました。感情の波動だけでなく、体の中の各臓器の波動もわかります。

 

その波動を水に組み込み、治療するのが、現在の波動治療です。これは、現代医学のCTやMRIのような存在だと思います。CTやMRIは、各臓器の形や実質的な性質がわかりますし、波動測定器は、各臓器の細胞が出している目には見えない波動がわかるのです。

変化を恐れない。

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現代医学でも、中国伝統医学でも、すっきりしない難治性の病気の子に試し始めた波動治療。

 

ご家族や周りの反応はさまざまです。

 

見えないものは理解できない、理解できないものは信用できない? でも、生理学や薬理学の分子レベルの生体反応だって、理解はできないはず。

 

波動治療を必要な患者さんに適用して、通院回数が減っています。薬を使わない覚悟も手伝っているのかも。

もちろん症状は落ち着いて、薬を使う必要がありません。

 

とにかく病気を治すために、症状をなくすために、必要なことは受け入れる。それで、副作用のリスクと付き合いながらでも一生ステロイド剤が必要です、と言われた子が、ステロイド剤を飲まなくて済んでいる。免疫抑制剤を飲まなくて済んでいる。

 

適用ではない子がその治療をする必要はないけれど、必要な子にとっては必要なのです。

 

 

 

高齢犬の起立不能:6回目

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高齢犬の起立不能記事のその後の報告です。

 

3回目で立っていられるようになった高齢わんちゃん。

その後再び、10mほど歩けるようになっていました。

 

そして先日、そのまま体調を崩し、空に召されました。

 

こういう時に出てくる言葉がなかなかありません。

とても深い愛情で包まれていたわんちゃんでした。

 

最後まで寝たきりにならず、お父さん、お母さんと一緒に庭を歩くお手伝いができたことに感謝し、心からご冥福をお祈りいたします。

病気の徴候について

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急に具合が悪くなったように見えても、実際には、さっきまでは全くの健康体だった子が、本当の意味で突然病気(病体)になることはありません。

 

具合が悪くなるには、その理由や過程があります。

 

最近クリニックで見られた、病気の徴候を紹介します。

 

1例目、今朝からなんとなく様子が変。呼ぶと上目遣いでこちらを見て、ゆっくり来る。歩き方は普通。その他は気になることなし。→椎間板ヘルニアの再発と仮診断、温灸と漢方治療で翌日には普段通り。

 

2例目、最近、ご家族と離れる時に、今まで以上にいやがる。→「不安」が強い状態なので、漢方治療をおすすめ。ご希望により、とりあえず様子見。

1ヶ月後、同様。

2ヶ月後、夜になると顔つきがが変わって興奮状態。しつこく吠える、噛みつく。そう言えば2〜3ヶ月に1回、昼間倒れてふらつくことががあったと、家族が言っていた。→脳の異常の可能性があるので漢方治療開始。検査はご希望により後日。

 

どちらも、最初に「不安」を示しているのではないかと思われます。感情の変化は、病気の原因となり得ます。また、なんらかの自覚症状があり、不安だったのかもしれません。

 

いつも一緒にいるご家族が、なんだか様子がおかしいと思われたら、充分病気の徴候の可能性がありますので、遠慮なく受診していただくことをおすすめします。

 

始めから現代医学的な検査を強制することはありません。四診(中医学の検査)をすれば、たいてい体質の乱れがあることがわかります。

 

気のうっ滞を取り除いて自律神経を整え、「不安」を治療します。

 

図は、病気の原因としくみを書いてみました。

現代医学で「病気」と呼んでいるのは、図の中では「病体」のことです。

 

左の図の枠外には検査法、右の図の枠外には治療法を書いています。クリニックでは、この図のような考え方を基に、検査、治療を行っています。