私はコミックを読んだこともアニメを見たこともないのですが、ムーンライト伝説という曲は知っています。1990年代にすごく流行っていました。テレビアニメのオープニング主題歌で「月の光に導かれ~何度も巡り合う~♪」のサビ部分と、主人公の決め台詞「月に代わってお仕置きよ!」は当時よく耳にしました。

 

昨年ホロスコープにはまってからセーラームーンにも興味が湧き、時折ネットで調べたりしていました。作者の武内直子さんは占星術と心理学に精通されていて感動しました。以下検索して私が気に入った決め台詞。

 

セーラームーン 月

「愛と正義の星、月を守護にもつ神秘の戦士セーラームーン月に代わってお仕置きよ!

 

セーラーマーキュリー 水星

「水の星、水星を守護にもつ知の戦士セーラーマーキュリー水でもかぶって反省しなさい!

 

セーラーヴィーナス 金星

「美の星、金星を守護にもつ愛の戦士セーラーヴィーナス愛の奇跡を見せてあげる!

 

セーラーマーズ 火星

「火の星、火星を守護にもつ愛と情熱の戦士セーラーマーズ!火星に代わって折檻よ!

 

セーラージュピター 木星

「持って生まれたこの力!愛と勇気の戦士セーラージュピター!

 

セーラーサターン 土星

「沈黙の星、土星を守護に持つ破滅と誕生の戦士セーラーサターン!忌むべき存在よ、侵略者よ、無に帰せ」

 

セーラーウラヌス 天王星

「天王星の風騒ぐ、新たな時代に誘われて、セーラーウラヌス華麗に活躍!」

 

セーラーネプチューン 海王星

「海王星の潮騒ぐ、新たな時代に誘われて、セーラーネプチューン優雅に活躍!

 

セーラープルート 冥王星

「私は時空の扉を掌るもの、冥界の番人セーラープルート禁忌(タブー)を侵す者は消去します!

 

ちょうど今、25年ぶりに劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」が公開されているようなので五十路女一人で見に行きたいと思っています。うちの娘は初代プリキュア世代で全く興味なしです。

ホツマツタヱ(縄文時代から使用されていた日本固有文字ヲシテにて書かれた文献)について探究していたころ、縄文時代の人の死生観ユキキノミチについて知りました。

 

縄文時代には、人の生命の成り立ちはタマ(感性)とシイ(欲求)とタマノヲ(両者を結びつける緒)の三点から構成されると考えられていました。

 

タマは、大宇宙の中心のアモトから来て人に生まれ、死ぬとまたアモトへ帰るとされていました。地球に人として生まれてきて楽しんだタマは、生命尽きてまたアモトに戻り、また再び地球に人として早く生まれることを最良としていました。

 

シイという心の働きは、人が生命を維持するために必要なものです。シイは地球から由来していて、人の生命を保ち、死ぬとまた地球へと戻ります。

 

タマノヲは、タマとシイとをこの世に結びつける緒です。タマノヲがしっかりと結びつけておかないと、タマは故郷のアモトに舞い戻ってしまいます。

 

人の生命が尽きてタマがアモトにすぐに戻れれば、また早くに地球に人として生まれてくることが可能となります。ところが、人として生活するうちに、タマ(感性)がシイ(欲求)に取り込められすぎると、タマノヲを解いてもタマはシイに取りつかれてしまい、アモトに帰れずに地球の上に漂流することになるそうです。本来はタマが楽しむためのシイ(欲しい)なのに、シイのための欲しいの状態となってしまいます。

 

タマ(感性)を人の心の本体、シイ(欲求)を生命維持機構として把握し、タマとシイのバランスを実感して行くことが大切です。

 

ユキキノミチについて知ったとき、私はそれまで死生観について考えたことなどなかったのですが、スッキリと納得することが出来ました。

以前読んだ筑波大学の徳田克己先生の本に「人間の性質 三層構造」というものがありました。

 

「気質」 持って生まれたもの。

 

「性格」 経験によって作られるもの。


3歳では3年分、10歳では10年分、20歳では20年分。年齢とともに厚みを増す。環境によって形作られる。環境は物理的なものだけでなく人的なものが重要。どんな人達に囲まれてどのように声をかけられて育ってきたか。

 

「人格」 努力によって身に付けるもの。


本を読む。道徳を守る。さまざまな人と話をするなど、その人の努力によって身に付き個々人によってその厚みはまちまち。

 

まず「気質」が中心にあり、「気質」を「性格」で包み、「性格」を「人格」で包みます。

10年以上前に読んだのですが当時ものすごく納得しました。

 

昨年ホロスコープを読むようになり、12サイン(星座)には四大元素(火・地・風・水)だけでなく三区分(活動・不動・柔軟)のクオリティがあると知りました。これがまた大納得だったのです。

 

「火(精神)」 牡羊座・獅子座・射手座

「地(物質)」 牡牛座・乙女座・山羊座

「風(知識)」 双子座・天秤座・水瓶座

「水(感情)」 蟹座・蠍座・魚座

 

「活動」 牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座

「不動」 牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座

「柔軟」 双子座・乙女座・射手座・魚座

 

クオリティには行動パターンが表れています。

例えば問題に直面した時の行動パターンは

「活動」行動して解決をはかろうとする。

「不動」じっと我慢して急場を乗り切ろうとする。

「柔軟」周囲の状況や相手に合わせて行動や方針を転換することで乗り切ろうとする。

 

私の娘は蟹座(水)活動で、私は蠍座(水)不動、私の母は魚座(水)柔軟です。

3人ともエレメントが水なので感情を優先するところは同じですが行動パターンが違います。子どもを育てるうえで、母は私に、私は娘に、無意識におおよそ自身の行動パターンを教え込もうとしていました。

 

大反省です💧行動して解決をはかるのが得意な娘に、私はおおよそ「動くな」と諭してきたのですから。

1月11日11:11、御神神社(滋賀県野洲市三上838)に居ました。

成人の日ということもあり振袖姿の女性を何組か見かけました。

 

「1」並びの日だったのでタイミングよく何か思いついたら宣言しようと決めていました。

「全部思い出す」と来ました。

 

私たちは何度も何度も生まれ変わり、そのたびに違う役柄を演じ、それぞれの感情を体験しながら波動を上げている魂です。

 

今感じている感情は必要だから感じている。そうすることでしか学べない何か、浄化できない何かがある。

 

分離の合意、対立の契約、星々との約束。

そして何より私自身の決意。

私が私の運命を感じると私の運命が私を見出す。

 

個人的に一昨年から点と点が線になるような出来事が続いています。

 

マリア・モンテッソーリ(1870.8.31~1952.5.6)は生き物が成長の過程で「ある特定の機能」を成長させるため、特別に際立った感受性を持つ時期のことを「敏感期」と定義しました。

 

これは幼児期の子どもについて言われたことなのですが、私は大人にも当てはまると思っています。

 

私は十数年前ホロスコープを学ぼうとまあまあ努力した時期があるのですが、全くと言っていいほど身に付きませんでした。それが昨年急に理解出来るようになったのです。

 

何か必要性があってそうなったんだろうなと思い様子を見ています。

振り返れば今までもその時々に色んな興味関心が湧き、さまざまなことに導かれてきたので、今回も慌てず楽しんで探究したいと思っています。

 

これから益々「個」の時代になって行くと思いますが、マリア・モンテッソーリやルドルフ・シュタイナー(1861.2.25~1925.3.30)は100年以上前から気づいていたのだと思います。