前田智子オフィシャルブログ「t-made」Powered by Ameba -7ページ目
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勇気を出して

本当に久しぶりの更新です。

 

どっぷり考えに浸かってまとまった量の答えを導くような機会は減って、

どちらかといえば、断片的で突発的な考え事の種の方が豊作で、

TwitteやInstagramの文量がちょうどよかったここ最近。

 


とんと、ブログがから遠ざかってしまいました。

 

それでも、まとめて、ひと繋ぎにして書き出したいことがあって、

本当に久しぶりにブログを書くことに。

 

先駆けて

勇気を振り絞り発信したインスタグラムの投稿をご覧くださった方、ありがとうございます。

多くの温かいコメントを受け取りました。本当にありがとうございます。

 

その投稿をご覧になった方はすでにご存知と思いますが、

アメブロ再開第一弾、まずは改めて、報告をいたします。

 

 


先日、35歳になりました。

 

「女性にとって年齢は、ただの数字じゃない。」

 

34歳の一年間は、この言葉を実感した年でした。

 

子宮頸がん検診で陽性が出て手術を受けたことは、

今までなんとなく深掘りするのを避けたり、むしろ感じていることにも気が付かないくらい曖昧な想いを、

突然眼前に曝け出された、

そんな経験でした。

(皆さん、検診は大切です。)

 

「いつの日か子供を持ちたいけれど、今はそのためにも仕事を頑張りたい」

 

でも、

「それはわがままなことかもしれない」

「選べないのは覚悟が足りないからで、親になる資格がない」

 

そんな声が知らず知らず

耳から、内から、溜まっていて、

さらには、未曾有のパンデミックで今までよりもずっと先が見えない中で、

決断を迫られている不安と焦りはより色濃いものになりました。

 

歳をとるのが怖い。

未来は暗雲がたちこめている。

そんな風に思えてしまった。

 

だからこの夏、わたしは事実婚のパートナーと、受精卵を凍結しました。

私たち二人の両親、そして友人、プロフェッショナルとも相談して決めたことです。

 

この選択は、みんなにとって正解じゃないかもしれない。

でも私たち二人にとっては正解でした。

だって、今、未来がとても楽しみだから。

より前向きに、大事に今を過ごせているから。

 

先延ばしにすることは、決して悪いことじゃないと思うのです。

 


「まだ35歳で、今決める必要はなかったのでは?」

「産むときの年齢は考えないの?」

 

など、

皆さんきっと疑問があると思います。

 

私がこの選択肢に辿り着くまでの紆余曲折はきっと少なからず多くの方も抱いたことのある想いなのではと思うのです。

 


相手を傷つけないようにと思うと、子どものことはなかなか友達にも切り出せない話題かもしれません。

 


なんとなく板挟みで、なんとなくプレッシャーを感じている皆さん、ぜひ繋がりましょう。

 

そもそも子供をほしい!と積極的に情報を集めていらっしゃらない方に(私もそうでした)

考え事の種と、未来への芽を、シェアできて

一緒に未来に歩みを進められたら本望です。

 


 

 







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