すっかりブログを放置したままでしたが、またぼちぼち書いていこうと思います。
よろしくお願いします。

再開して最初のお題は「素直さと真面目さは中学受験を制す」です。

なんだかんだでもう随分な人数を指導してきました。
生徒の性格も千差万別。
全体として同じ状況など皆無。
まあ、当たり前ですね。
学力の伸び具合も当然皆異なります。
タイミング、伸び幅、時間等、皆バラバラです。
そこでその生徒に応じた調整をいかに施すか。
大改造だったり、微調整だったり、黙って見守るだったり、状況判断は極めて難解ですが、それこそが教える側の技量、能力が問われる部分で、見せ場です。
そして最善を尽くしていく訳です。
ただこの部分、教える僕の側の視点ですね。
自分は素人ではないのだから、提供するサービスである指導の質は当然常に安定している。
あ、いや、させています(笑)
そうなると、学力の現在地、他諸条件によって色々変動はしますが、これぐらいの練習をさせればこれぐらいの習得、という目安の感触がある訳です。
ところが時には目安から大きく乖離し、びっくりすることがある。
上記により、僕が主因ではありません(;^_^A
その時のキーワードがお題の「素直さと真面目さ」なのです。
先にバラバラの話をしましたが、ここには法則性がはっきりとあります。

素直さに欠けると、周囲からの言葉を上手に受け入れることが出来ません。
聞こうとしないのです。
それは思った以上に強烈なブレーキとなります。
具体的な設問の解説すらちゃんと聞いていない、程度のことは珍しくない。
マイナス方向の状況は日常すぎるので今更感が凄いです、、、
よってプラスの部分を話します。
強烈な伸びを見せる子は、決まってとても素直。
妨げるものがないから、猛烈な勢いで吸収します。
受験勉強以外の事柄での子供の吸収、上達速度を考えると分かりやすいでしょうか。
構造は同じですから。

真面目さがないと、繰り返し練習することが出来ません。
練習しないで上手になる人はいませんね。
勉強で一番大切な部分でしょう。
小学生はまだまだ幼いことも多く、すると好きではない事柄は「面倒くさい」というシンプルな理由だけで逃げたがることがよくあります。
「面倒くさい病」は中学受験の天敵です(;^_^A
真面目に物事に取り組むのは素敵でかっこいいこと。
伸びの凄い子は、この感覚がしっかりしている。

今回のお題の二つの要素、中学受験の直接的な方法論の部分ではありません。
しかし、重要度は特大。
ちゃんとした育てられ方、育ち方をした子は、いざ中学受験という時にもその人としての成長に支えられ、順調に進むことが多い、ということなのでしょう。
当たり前すぎますね。
近年は受験勉強の開始時期が早まる傾向にあるので、より念頭におくべき事柄と思います。
そもそもが小学生という低年齢で挑むものである中学受験、勉強それ自体以前である段階でのきちんとした育ち、育てられ方の部分を尚更大切にしたいものです。

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