昨日に引き続き、代表質問の報告です。

本日の報告は「夏期海岸」の体感治安悪化と「海の家のクラブ化問題」について

私の質問及び、市の答弁です。



【質問:友田宗也】

海の家のクラブ化問題と夏季の海岸周辺の体感治安向上について伺います。
みんなの党藤沢では夏季海岸の体感治安や海の家のクラブ化問題については、かねてより県のみんなの党県議団と一体となって現地パトロールによる現状把握をはじめ、様々な形で問題解決に向けて取り組んでおり、先の県議会のみんなの党県議団の塩坂県議が代表質問においても片瀬西浜の夏季の体感治安について取り上げているところです。

県知事のご答弁では今年のシーズン中のパトロール強化健全化にむけて事業者を指導していく旨、さらには同様の問題を抱える他の海水浴場についても今後、関係部局で構成する検討会議の設置や自主的な取り組みを促すガイドラインの作成に取り組んでいくなどの、健全化、体感治安向上に向けて知事の積極的な答弁をいただいているところであります。

そこで質問をいたしますが、本市の「海水浴場問題対策庁内連絡会議」や、県との連携による海の家のクラブ化問題に対する取り組みについては、自主規制による環境改善を図る旨、先の他議員へのご答弁がありましたので、その点についての質問は割愛いたしますが、近隣市では海水浴場の開設形態がそれぞれ違う中、それらの形態がどうなっているのかの整理と、これからの藤沢市の夏季海岸の体感治安向上に向けた方向性についてお聞かせください。


【答弁:新倉経済部長】

夏期海岸の体感治安についてでございますが、近隣の海水浴場を設置する設置者の形態といたしまして、本市と同様な騒音・風紀などの課題を抱えている逗子市、鎌倉市では、自治体が海水浴場の設置者となっておりますが、これら環境整備の取り組みに関しましては、海水浴場の設置者が自治体や海水浴場組合などの違いに関わらず、一体となって改善に向けた取り組みを進めているところでございます。
いずれにいたしましても、本市では、海水浴場設置者が海水浴場組合でございますので、海水浴場健全化に向けた、本市からの市内各海水浴場組合に対する要望書を受け、現在、海水浴場組合で進めている自主規制の強化に向けた取り組みを尊重し、自主規制の取り組みによる効果を平成25年の海水浴場シーズン終了後に十分検討した上で、効果が発揮されていないと認められる場合には、県との連携のなかで法的な規制を含め検討していく必要があると考えております。


【要望:友田宗也】

夏季の海岸の体感治安向上については、今年から大きく前進することが期待できますが、
県としても部局間の連携により全県的に対策を検討する方向性が、私どもみんなの党への答弁で示された中、その受け皿として、本市も、逗子、鎌倉、茅ヶ崎など海水浴場を有する近隣自治体と足並みそろえて対応に取り組んでいく必要があり、このあたりについても、本市としても近隣自治体間連携の検討会議を設けるなどしていただくことを要望させていただきます。


以上。


この問題は藤沢市の海水浴場のみが規制をするということでなく、海水浴場を有する近隣自治体と足並みをそろえて進めていく必要があります。
規制をかける際は、近隣も同じルールで規制することが望まく、そういった意味では法的整備も含め、県で条例化することが解決の1歩となると考えます。