坂東玉三郎「牡丹亭」 上海公演
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ただ今、中国の上海に来ています。 タイトル通りですが、坂東玉三郎さん主演の「牡丹亭」と言う
昆劇(こんげき)の同行撮影です。
昨夜、ちょうど初日が終わったばかりなのですが、もう「凄い!」の一言でした。
昆劇と言うのは、一般に知られている「京劇」の基となった約600年もの歴史のある舞台です
(日本で言うところの「能」に近いものかも知れません)。
今回、玉三郎さんが演じる「牡丹亭」は、日本ではあまりなじみの無い作品ですが、数ある昆劇の中でも王道と呼ばれるもので、「楊貴妃」や「西遊記」などと同じように中国の方なら誰でも知っている有名な作品だそうです。
そして、その何が凄いかと言うと、玉三郎さんは約2年の歳月をかけてすべての台詞を中国語で覚え、本場中国の名だたる役者さんの中で主役を張っているのです。 ご本人は「やはり語学にはニュアンスなども含めて絶対的な壁がある」「歌舞伎の技術はまったく通用しない」ともコメントされたりもしていましたが、昨夜の初日を見る限り
「すべての障害を乗り越えてしまうだけの情熱と芸術性」を強く感じました。
「牡丹亭」と言う舞台は、本来50話を超える大作品で、それを演出意図に合わせて何話かに絞って演じるそうです。 今回の公演の場合、全部で7幕の構成になっているのですが、すべての幕が終わる度に会場は割れんばかりの拍手に包まれます。 地元メディアの取材数も信じられない程で、オフィシャル・カメラマンとして来ている私の数センチ横(実質3cm!)までカメラがビッシリと並んでいました。
初日終演後のパーティーでは、各界を代表する面々が挨拶に立っていましたが、そのほとんどが「中国人が忘れかけていた昆劇を思い出させてくれたのは、偉大な日本の芸術家だった」「これこそ本当の日中交流だ」「坂東玉三郎さんは日本の宝では無い、アジアの至宝だ」などなど・・・。
この公演は、来年の10月には日本でも観られるそうですよ!
お楽しみに!!




1 ■日本公演で観なければ
ニーハオ!阿久津さん。
自分、昆劇はまだ観たことがないのですが
坂東玉三郎さんのお話を聞いて、
映画「ラストサムライ」を思い出しました。
監督はアメリカ人ですが、見事に日本の心、魂を映像化してました。
日本人が、アイドルのために作った下手な時代劇とは比べ物にならなかったです。
きっと中国人の方達も、自分と同じ心境になったのかなと思います。
坂東玉三郎さん、とても名誉ですね。
これこそ日本の侍魂、大和撫子・・と思っていた魂や心意気は、
実は、どこの国でも共通の
崇高な心の表現方法なのかもしれないと思いました。
歌舞伎の技術うんぬんより、心が通じたのかも知れませんね。
阿久津さん、とても名誉な場でシャッター押せて嬉しいですね!
がんばってください!