ミュージックポケットのブログ=ポケログ

音楽文化から繋がる世界っ!愛知県一宮発、とみちゅうの日常


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あっという間に10月だ…

さて、ジャズマスターは、名前にこそ ”ジャズ” と称されるも

セールス的に見ると、サーフィンミュージック系に一番もてはやされたギターのようです。

ロックは、未だ産声すらあがってなかった時代の話。

 

意図して柔らかめになっているジャズマスターのテンションは、なが~いサスティーンを生み出します。

 

リバーブをタップリと掛けてシャープな低音が出せるピックアップは、歪みの無いクリーンなサウンドで50年代後半~60年代のサーフィンミュージックを大いに盛り上げたのです。

 

 

「ロックは死んだ」とも言われた90年代の初頭、そんな使い方をされてきたギターが、グランジロックと共に再び目を覚ます。

しかし、スベスベ艶やかなサーフィンミュージックの音とは全く違うサウンド!

猛烈なファズやディストーションで歪ませて、それはもうザラザラな音でした。

 

カート・コバーンが、90年代に放ったグランジブームは

ヴィジュアル、サウンド共に、激しさを全身で感じるジャンル。

「これでもかっ!」と、”掻きむしるように”ギターを弾き倒し、叫ぶ!

彼がフェンダーのマスタングと呼ばれるモデルを使ってから

マスタングは勿論、同系列のジャガー、ジャズマスターの価格をも急激に高騰させてしまった。

 

カートにインスパイアされたギタリスト達が挙ってマスタング、ジャズマスターを使うようになったからです。

 

同じように”掻きむしるように”弾き倒すのだが、

弦はブリッジの溝から外れ、チューニングは狂い

激しさが増し過ぎてボリュームに手が当たって出血なんて事も…

左利きのカートは、右用のギターを反転して使っていたので思い切り弾いても

ボリュームに当たる事は無いんですね。

 

 

 

ん~長い前置きだ(笑)

 

本題ですっ!

 

フェンダーのジャズマスターを改造する例はたくさんあるけど

必須項目として弦の脱落対策。

このギター、強く弾くと弦が外れてしまうから。

 

そして、ジャズマスターのピックアップは、専用のカタチなのでリプレイスモデルが少ない。

ピックアップの改造、交換も多いです。

同じカタチでも高出力の物に換えるんだけど、より自由に選択できるように、愛好家達は工夫を凝らすのですよ。

 

そんなジャズマスターを、今に使える仕様にするために改造!!

 

ネックの仕込み角度を、ちょっとだけ強目に確保し

ブリッジを上げて弦のテンションを稼ぐんです。

それでもダメなら、写真のようにブリッジ下にテンションバー入れます。

 

歪みを増す為に、ピックアップを交換しますが

ジャズマスターのピックアップは、品数が少なくて選べない!!

 

そこで、ピックアップカバーを利用してギブソンタイプのハムバッカー(品数豊富)も載せる事ができる様にします!

 

では、作業いきますっ!

 

元のPG

ストックはポットが小さい!!!
同じ位置でCTS製に換えるのも有りだけど

大きくしても入るのか?

 

依頼者様のオーダーで、ポットも1メグオーム→500キロオームへ変更。

オレンジドロップのキャパシターからマロリーのポリエステル系に変えました。

 

そのままだとザクリが浅いので、スクリュー部分が当たらないように切削。

激しいピッキングをする場合、ストックの位置だとボリュームつまみに当たるので、

具合のいい場所に位置を変えて…

変えた位置だとスペースが無いので、ピックガードを切断し

ジャガー用のコントロールプレートを使用して位置の対策。

↓新しく組んだサーキット。絶縁塗料もぬってあるから+側はカバー掛けてあります。

↓ 元の穴は、切り取った部位から切り出してはめ込み加工!の図

ジャ~ン!

完成の図。ジャズマスター→ジャグマスター

ジャズマスターのピックアップカバーはエスカッションリングとしても使えますね。

キレイに加工するのは難しいけど、スムースな統一感があって

直付けよりもセッティングの幅があるからお勧めです。

↑需要があれば作って販売しようかな?ピックアップカバーだけでも…(笑)

 

それでは!

とみちゅう

 

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フロント/リア、いずれかのピックアップを交換した際、センターポジションの音が痩せてしまう事がある。これは位相が合っていないためだ。

 

4芯線のピックアップなら、ギターへの取付け配線の仕方で解決できるが

2芯線の場合はアース側の線とプラス側の引き出し線を入れ替える「位相の変換」が必要になる。

 

入れ替え作業をせず、単純にリード線のプラスマイナスを入れ替えただけでは

ピックアップ自体のシャシーアースに信号が流れてしまい、ノイズだらけの音が出力されてしまいます。

写真の場合、コイルから出てる黒い線はアース。白い線はプラス側の出力線です。

アースになってる黒い線をベースプレートから外してしまいます。

次に白い線を切断し、青い皮膜側に繋がっている白いリード線にアースだった黒い線を接続してコイル側に残った白い線を延長して金色のベースプレートにアースとして配線すれば位相変換完了です!(↓写真では延長した線が未だベースプレートに接続されてない)

 

さて、今日は岡崎カムホールでライブだ〜っ!

三河の方々遊びに来て下さいね〜!

 

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来月の1日にリニューアルオープンする

名古屋市中村区のライブバー「U-ree』さんの機材/部材が入荷してきております。

リニューアルで音響、照明、ステージの制作に関らせて頂きました。

工事に伺う前に照明のプログラム設定やトラスの仮組みを致しております!

楽しみです!

 

 

 

 

 

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アコースティックギターの放置による不具合でネック反りに次いで多いのは

ブリッジ剥がれです。

 

タイトボンドと工具があれば再固定は可能ですが

クランプの掛け方が悪いとトップを傷めてしまったり

接着剤の特性を知らずに使って、充分な接着力が得られなかったり…。

ブリッジはギターの中で最重要とも言える箇所ですから、しっかりと直したいです。

 

注意点としては、タイトボンドが木と木同士で最大の接着が保証される事

クランプはノリが行き渡るように順に締めていく。

 

具体的に言うなら剥がれたそのままの状態は

劣化した接着剤が残ったままだと木部が表面に出てないし

接着剤自体も経年劣化してる訳で、強度が得られないし厚みも変わってしまう。

面はどちらも木部で密着出来るように仕上げてから接着します↓

クランプを締めるときは、できるだけ少ない量で固定されるよう

余分なノリを逃がしながら締めて、はみ出た物は直ぐに拭き取って

接合部の状態を確認しながらリペアを進めます。

通常タイトボンドの説明書によると30分程のクランプで大丈夫となっていますが

空気面に触れてない部分が乾燥するのには48時間以上かかると思いますので

2日間クランプします。

 

平坦でない部分の圧力面には、へこみを作らないように

布の上に紙と木を重ねてからクランプします。

固定完了!

 

弦を張り

そして完成!

 

それでは〜また!!

 

とみちゅう

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お預かりいたしましたベース↓


ネックの上端部分……指板とロッドが剥離しています。

木部の破損だけでなくロッドの可動する部位が含まれるので

そこは接着しないようにせねばなりません。

 

ポリエステルのフィルムに離形用にシリコンスプレーを塗っておき

それを可動部分にあてて圧着してます。

はみ出した部分は、乾燥してから力を加えるとフィルムと一緒に除去できるのです。

3日間程クランプして…接着完了。

 

弦を張り、具合を見ます。

 

クランプしてタッチアップしてカタチとしては完成してますが…

実際に弦を張って、力の分散具合を時間と共に確認して本当の完成です!

材が木だけにお時間を頂きますので、そこはあしからず。

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こちら以前にスイッチを交換したクライドワウ。

再びスイッチ不良での入庫です。

今回は音が出ないのでは無く、ワウが効きっぱなしなので、3回路のうち1と2が固着したまま動かない模様。

 

日本製「ミツミ」のスイッチでしたが約4年でダメになりました。

今回は定番とも言える クリフ(CLIF)の9Pオルタネイトに交換します。

 

クリフのスイッチはとても有名でトゥルーバイパスに使うスイッチとして

絶大な支持があります。

しかし電子式でないこの手のスイッチはストローク後半に「ほんの一瞬」

無接触部分を感じてしまう物がありまして、

セットする高さによっては音切れする箇所がでてしまう。

実際には音切れが気になってしまう位置があると申しましょうか…。

ミツミのスイッチは全く無いと言っても良いくらいでしたが

クリフのスイッチはソレと比べるとちょっぴり多めな気がします(笑)

 

 

切り替わるタイミングをスイッチの高さで綿密に調整したら完成!

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愛娘をお預かりしまして…

L,R,BAGGSのアンダーサドルピックアップを装着します。

まずは…


↓毎度の作業はバインディング保護をして…12mmのアレでアレするわけですよ…

 

↓やさしく挿入(笑)

 

 

↓丸見えです…晒してごめんなさい。

 

バインディングモールの薄皮が剥がれないように瞬間接着剤をフチにだけ塗り

 

↓ユニット装着!

↓ストラップの付くカバーを取り付けて完了。

このシステムはボリュームコントロールもできるんですが

全然目立たないように隠して取り付け。

 

何処に付けたか??

 

そんなの内緒ですよ…(笑)

 

マグネチックマイクは簡単に取り付けできますが

アンダーサドルのピックアップ(ピエゾタイプ)は知識の有無で音質が大きく左右します。

確実にコツも必要です。

 

今回も取り付けに際しサドルを加工。

厚みをほんの僅かに落として底面に均一に弦の圧力が伝わるようにします。

これが、ピエゾマイクではとても重要なのです。

意図的に接着してあるギターはこの限りで無いですが

ペンチで引き抜かなければ抜けないようだと

底面に均一に圧力は掛かってない可能性が高いです。

 

サドル側も完全に平坦に削りますが、弦のバランスに敏感なので

作業には驚くほどの精度が要求されます。

 

 

 

ピックアップの取り出し口は急に折れ曲がらないように緩やかに立ち上げます。

素子を折り曲げてしまうと音質や音量が変わるばかりでなく

最悪の場合、使えなくなる機種もあります。

↓じゃ~ん完成!

エレアコとしてバンドアンサンブルにもバッチリ参加出来る素敵な娘になりましたよ!

 

とみちゅう

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クリーンチャンネル側のトレブルツマミだけが、芯諸共折れていたフェンダーFM212アンプ。

ポット丸ごとの交換を強いられるのでパネルから基盤を外す為に

他のツマミを引き抜こうとすると…

クリーン側のボリュームツマミ以外、全て「ポキっ!」

簡単に折れてしまいました…想定外の出来事。

 

通常樹脂製のツマミを引き抜く際は、ドライヤーでツマミを暖めておく

寒い時は樹脂が割れたり欠けたりしてしまうからだ。

そしてツマミに布を巻いてから真直ぐに抜く。

 

しかし、どう言う訳か力を少々入れただけで

10個中9個が簡単に折れてしまった。

 

仕方なく全てのポットを入れ替える事に!

インターネットで回路図を検索すればサクッと出てくるし

回路図を見ればポットの規格は全て載っている。

基盤に載せるタイプの物だからギターに使う物よりも小さいし

規格も様々。

 

先ずは部品手配をせねば!

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家でギター弾くのに使ってるだけなら、アンプはそれほど傷まない。

ツアーやスタジオに持って行く回数が増えると一気に外装がボロボロになったりもする。

狭い階段や廊下でぶつけたり、時に車に積む時にぶつけたり…

知らない間にキズだらけ??

 

そんなキズの簡単な直し方を紹介しましょう!

アンプってやつは黒い物が多いですね。

で、キズを黒い油性マーカーで塗ってしまう←アンプ以外でもあるでしょう。

 

 

でも、黒の中にも色んな黒があるんですよね。

そこは、赤も青も…シロだって一緒です。

 

下地が見えている所をマジックで塗ってしまえば、確かに目立たなくはなりますよ。

だけど、「ココ、油性マーカーで塗ったでしょ!」そんな仕上がりになってるはず。

同じ黒でも境目はわかってしまうもんだ。

 

そこで、登場するのは油性マーカに加える仲間は

瞬間接着剤、硬化促進材、そしてパーツクリーナー&靴ブラシ!

 

外装レザーに剥がれが有る場合はゴム系ボンドを使いがちだけど、瞬間接着剤を使います。

 

レザーの剥がれた木部に瞬間接着剤を塗り、剥がれてる部分を密着させ硬化させます。

レザーの継ぎ目にも少し瞬間接着剤を垂らし硬化させてから

600番くらいの紙ヤスリで形を整えます。

 

ここで油性マーカーの登場。

修理箇所に油性マーカーを塗り、一旦乾燥させる。

これでもかなり目立たなくはなりますが、ココからが仕上げに大きな差が出る大事なところ。

パーツクリーナーを薄く吹き付けて、マーカーを少し溶かす。

で、乾ききらないうちに修理箇所の周囲にまでブラシをかけるのだ!

 

これによって自然なボカシが入る。

慣れれば塗料を使い、色を混ぜる事もできる←黒以外でもイケルって事です!

よく乾いてから艶消し透明ラッカーで仕上げたり、シリコンスプレーでつや出しする。

と手間加えるだけで、ほとんど判らなくなっちゃう。

コレは秘技かもしれないなっ!

 

 

 

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高級オーディオ全盛期のベストセラー機 TEAC A-6300Mk-IIオープンリール

楽器を取り扱う我々には、TASCAMブランドでお馴染みのTEACの1976年製。

修理の依頼内容はテープの回転が遅く、速度も安定しないとの事でした。

先ず、背面のパネルを外して中を見ます。

電源、プリアンプ…どれをみても個別にしっかりした部品で構成されています。

これが抵抗で、あれはコンデンサーね…部品が部品らしい形をして、良い時代だったと実感。

時間に経過を感じさせるホコリも、40年分を蓄えています。

エアーブローして埃を飛ばし、機械の稼働部を確認。

先ず、アームを仮固定してモーターをテープ無しで動かして実際の動作を見ます。

巻き取りとキャプスタンのモーターは正常で作動力もバッチリ!

動作を見てみると、一定速度でテープを送り出す仕組みが機能してない。

ゴムのローラー「ピンチローラー」が金属製の棒「キャプスタン」にテープを挟むように押しつけなければならないのですが、ピンチローラーがキャプスタンのある位置まで上がってきません。

 

テープをしっかり挟んで送り出せてない場合、巻き取りモーターの力だけで引っ張る感じになり

速度が安定しないばかりでなく、規定の速度に達せず貴重なテープを傷めてしまう事になりかねない。

 

 

潤滑不足か?バラしてみると…

稼働部を動かす元になるソレノイドと言う部品を固定している部分が少し曲がっています。

ソレノイドは電磁石で作動するレバーだと思って下さい。本来向かうべき位置まで届いてません。

潤滑が必要と言うより、曲がっているから動かない!!強く引っ掛かってます。

カチっ!ってソレノイドの音はするんですけどね…

 

ソレノイドを外してコの字型の留め具を少々板金加工します。

動きが一番スムースになる位置を見つけるためです。

金具とピンチローラーの固定ネジも少し緩め、位置を出して作業完了!

テープを付けてドキドキの再生っ!!

時間に同調するかのように40年前のアル・グリーンのナンバーが流れてきました

。独特のテープコンプレッションはオープンリールならでは。

何より、このグルグル回るリールの雰囲気も最高です!!音も見かけもダイナミックです。

 

これでオーナーさんも40年前にタイムスリップできそうです!

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