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浮世絵に潜む新しさ

2010-02-08 22:52:50 Theme: 徒然なるままに

たまたま見たテレビのドキュメンタリーに感動した。


浮世絵の巨匠 葛飾北斎とその三女お栄の話だったのだが、今まで浮世絵に持っていた認識をいっぺんさせられた。


ゴッホをはじめ多くの西洋画家が、浮世絵に見せられた話は知っていたが、逆に北斎が西洋の絵画に憧れ、その美を取り入れていたとは驚きだった。



I am Jazzholic!!!

この絵は、そのお栄こと葛飾応為のものだが、光の使い方などは西洋のそれであるし、光に浮かび上がる影の迫真性など、今見ても実に新鮮だ。


ジャズベーシストの鈴木良雄さんが、「大事なのは新しさではなく、深さである。」と、ある記事で語っていた。新しさだけを求めたとき、そこに生まれるのは、ただの流行であって真のマスターピースとはなりえない。


おそらく応為は、新しさを求めたのではなく、浮世絵の可能性に挑戦したのだと思う。その過程で、西洋の技法を取り入れたのだ。


深化させることによって、作品は個性を持つ。個性こそが、色あせぬ新しさである。


そこに必要なのは、ただただ作品に対する愛情だけだと思う。


どれくらい好きか。


それが、芸術家にとっての唯一無二の命題だ。




パトリック・フォージ

2009-02-22 14:52:07 Theme: ライブ・レポート

イギリスの、ジャズ・ダンス・ブームが盛り上がり始めた80年代から、常に第一線で活躍し、クラブ・ジャズ・シーンを牽引してきたパトリック・フォージ。


一時大きな盛り上がりを見せたブラジル音楽ブームの仕掛け人でもあり、いち早くジャズとヒップホップの互換性を見出し、それを提示したのも彼だった。


そんな彼のDJを、初めて聞いたのはノッティングヒルのアーツ・クラブというクラブだった。


彼は、そこでUKハウスの重鎮フィル・アッシャーと、『Inspiration Information』というイベントを毎週金曜やっていた。


もともとは、別のイベントにフィルがゲストで出演していて、踊っていたら声をかけられたのが、きっかけだった。


もちろん、フィルのDJもよかったのだが、文字通り衝撃的だったのが、パトリック・フォージのDJだった。


ジャズ、ソウル、ファンク、ハウス、ヒップホップ、、、


ゆうゆうとジャンルの垣根を飛び越え、フロアを熱狂の渦へと引き込んでいく彼のDJ。


ただ単に、ジャンルの垣根を飛び越えるだけでなく、飛び越えることによって、かけるの曲の輝きを倍増させていく。


ジャンルレスなDJは他にもいるかもしれないが、彼のような類稀なるセンスを持ったDJは他にはいない。


ある人は、それを貫禄といい。


ある人は、これぞDJ力(ディージェーりょく)と言う。



昨日の、渋谷 The Roomで行われたDJセッションで、久しぶりに彼のDJを聞き、改めて彼の偉大さを知った。


オールドスクール・ジャズを連発し、自身のルーツに触れ、そこから怒涛のブラジリアン・ジャズへ。


ソウルフルなハウスでフロアを惹きつけ、ここぞというところでは、アッパーなディスコ・チューンをスピンし、みんなをさらなる高みへと導いていく。



現在、沖縄に移住したパトリック・フォージは、今年The Roomで何回かDJをするそうだ。


一度も、見逃したくない。


日々の楽しみが、また一つ増えた。

エコとは?

2009-02-04 17:42:54 Theme: 徒然なるままに

太平洋をヨットで横断した方が、こんなことを言っていました。


「自然とは、とても厳しく、強いもの。人間が守るなんて、そんなものではない。


人間が作り上げた庭を放っておけば、雑草が生えてくる。それこそが、自然。


自然は、一度たりとも人間に守ってくれなんて言ってない。


人間が守ろうとしているのは、自分達に都合のいい自然ではないか。」



とても、考えさせられる言葉でした。


環境を守る。自然を守る。


それ自体は、美しい言葉なのですが、その本質はというと、、、



はてさて、私達はどう生きるべきなのでしょうか。

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