2008年02月02日(土) 21時55分45秒

コブクロ「桜」

テーマ:オフ・ビジネス
先週、NHKのBSでコブクロのライブを見た。

温かくも切ない歌の数々は幅広いファン層を魅了してやまない。
そして、業界で商品として作り出されたアーティストとは異なり、
彼らのストリート上がりという“土”臭さがたまらなく良い。
それはまるで幕末の志士たちを彷彿させる。

ご多分に漏れず、
私も車やパソコンなどに彼らの音楽を取り込みいつも聞き入っている。
そんな魅力的な歌の中で、私は一曲だけどうしても聞けないものがある。

それは「桜」。

今から遡ること数年前、
私がかつて在職していた会社の上司の死。
50歳そこそこの若さでの死であった。

当時、その上司が入院していたがんセンターに、
私は毎週会社の報告をするために訪れていた。

桜散る頃に、
衰弱して細る上司の身体を眺めながら話をして、
病院の外に出た瞬間に私の体に纏わりつくように舞った桜の花びら。

それは、まるで演出をされたかのような風景。
命短く使命を終えた桜の花びらが、
この世の最後を慈しむように物悲しく舞った。

桜の花びら散るたびに 届かぬ思いがまた一つ
涙と笑顔に消されてく そしてまた大人になった
追いかけるだけの悲しみは 強く清らかな悲しみは
いつまでも変わることのない・・・・


私が初めて『桜』の詞とメロディーを耳にした時、
病院で桜が舞った光景がオーバーラップした。

それ以来、胸が締め付けられ『桜』を聞くことができない。

そして、その上司の死は、やがて私の退社の一因にもなった。
「桜」は名曲であるが、私にとっては悲しい思い出の曲である。

コメント

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1 ■死

に  関しては・・・・まだ向き合えない自分がいます・・・・ いずれ  親 家族 友人 など・・・もしくは自分自身 死 くるのでしょうね・・・

2 ■志半ば

志半ばで、他界された上司の方のご冥福をお祈りします。
衰弱していく上司の方に、会社の報告をするtominagaさまの姿が、思い浮かびました。

3 ■>ちぇすとさんへ。

上司は自分の人生を悔やんでいました。そして運命を受け入れられずにいました。生きているうちに悔いのない人生を送りたいですね。
人生は一度きりのものです。お互い頑張りましょうね!!

4 ■>himawari773さんへ。

50歳の志半ばでの死を考えると、今でも胸が詰まります。そして病院での報告は切ないものがありました。あの光景を思い出すと、本当に胸が締め付けられます。人生は儚いものですね。

5 ■痛み

tominagaさんの痛みが伝わりました。
tominagさんの人生のいい報告ができるように、今頑張っておられるんですよね(^^)

6 ■>himawari773さんへ。

いえいえ、私の痛みは上司の無念さに比べたら些細なものです。
生きて、好きなことを仕事に出来ている自分は幸せだと思っています。感謝、感謝の毎日です。今でも毎年夏の本命日の時には、墓前に出かけています。

7 ■無情

私も双方の両親はじめ沢山の方を、送りましたが、その中でも特に一人忘れ得ぬ方がいます。人口呼吸器を付けられたその方を、お見舞いした時、私の掌に「ありがとう」と指で書かれました。
志半ばの死。別れ。
あの世があるなら夢でもいいから現れて欲しいと思いました。
様々な別れを、秘めながら、それでも尚、残された者は、前に進むしかないのですね。

8 ■>15yaotuki3さんへ。

15yaotuki3さんは、多くの方を送って見えるのですね。件の掌に「ありがとう」とは、ジーンときました。いつも別れはさびしいものです。15yaotuki3さんが言われるように、それでも引きずられることなく、前に進まなければなりませんね。

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