昨日,長谷川恭久(ヤスヒサ)さん&藤川麻夕子(ふうり)さんが主催された「第0回コン親会」に参加してきました。

コン2ショット

元々の経緯は,ヤスヒサさんとふうりさんが話したことがきっかけだったそうです。

以下はそのときのヤスヒサさんのFacebookのポスト。

本日、‪#‎fc0‬(株式会社エフシーゼロ ) さんのところで、ちょっとしたミーティングをしてきました。共感することが多い 1 時間のミーティング。ただ雑談をしに行ったのではなく、ちょっとした企画の作戦会議をしていました。
まだ日程は決めていませんが、4 ~ 8 人くらいの「コンテンツ座談会」をしようと計画中です。
コンテンツの評価、設計、製作、戦略などなど ... コンテンツの仕事といってもいろいろですが、いずれかに関わる仕事をしていて、何か見せ合えるものがあることが参加条件になります。参加者全員がそれぞれ資料や見せられるモノを持ち合って、コンテンツの仕事について話をしようという内容です。
参加者全員が、それぞれ何か持ち出せるものを共有して、話し合う(だけ)というもの。サイト制作ほど解りやすい手法やツールが少ないので、「私はこうやっています」と見せ合える小さな場を持つことで、共感やインスピレーションに繋がるのではと思っています。
いかがでしょうか?

こちらとふうりさんのポストを見かけ,募集が始まったので,とりあえず申し込んでみようかなーぐらいで申し込んだところ,幸運にも当選!ということで,行ってきました。

ちなみに「コン親会」の「コン」とはコンテンツのことで,昨日は,多様なコンテンツ制作,その中でもWebコンテンツに関わる人たちが参加されていました(誰が参加するか全然知らなかったのですがけっこう知り合いがいました :-)

■タグで考えるコンテンツ
さて,今回は,申し込み時に自己紹介の代わりとして,自分を表す「タグ」を付けることが条件となっていました(実は会場に着くまでタグを付けていたことをすっかり忘れてましたw)。

ちなみに,僕が自分に付けたタグは以下のとおり。

  • Web

  • メディア

  • テクノロジー

  • コミュニティ

  • IT

  • インターネット

  • 電子出版

  • 電子書籍


今回は「コンテンツ」がテーマだったので,それに紐づくようなもの,あとは,自分自身の業務を中心に付けてみました。もっとパーソナルなところでは,「巨人」「野球」「映画」とかもあったかな :-)

他の参加者も各人が各々にタグを付けていてそれを使いながらの自己紹介タイム。個人的にはこれ,かなり面白かったです。とくに,知人・友人が参加していたのですが,改めて本人が自分にタグを付けて説明するというのはなかなか新鮮でした。

こういうアプローチも1つのコンテンツ創りにつながるなーと感心した次第。

あと,全体的なファシリテーションとしての感想は,今回はトライアルの意味合いもあったと思うので,かなりフリーな感じで会が進んだのですが,ヤスヒサさんの進行のおかげもあり,参加者が思い思いに話せる場となったのがすごく良かったです。さすが!

■そもそもコンテンツって?
さてさて。

会が終わったあと,同じくコン親会に参加されていた,WebSigモデレーター仲間でもある足立さんとちらっと話す時間があって,コンテンツを考えるとき,

  1. 下書き(アウトライン)

  2. 色付け(脚色・構成)

  3. 配信


の3つのポイントがあるよねーとなって。この中で,おそらく一番最初の下書き部分っていうのが,とくに昨日の会では主題の1つになっていたように思います。つまり,どんな「内容」を創るのか,ということ。昨日の会では,このあたりの知見についていろいろとディスカッションできて有意義でした。

で,その話はさておいてw

ここからは昨日に参加したことを受けての,自分なりの「コンテンツ」についてまとめてみます。

まず,コンテンツを「内容」として考えたとき,大きく2つの方向性で分けられるかな,と。

1つは,扱う題材が一般的・汎用的なもの,対象となる人たちの属性が多様なもの,そもそも対象人数が多いもの。こうした場合,当然ながら,同じコトバ・同じ概念でも,その内容を受ける側次第で,意味や価値が異なる可能性が高くなります。ですから,「1.下書き」のところでの,「内容」の方向性を決める難易度が高いように思います。

一方で,専門的なものであれば,(内容自体が難しいとしても)ある程度間口が狭いので,内容の方向性は決めやすいのかなと。ただ,そもそもとして,専門性の高い内容・コンテンツっていうのは,専門的知識が深ければ深いほど価値が高くなるわけなので,方向性を決めるのは多少敷居が下がるにしても,コンテンツそのものを創ることは難しいわけで。

これって,白紙を渡されて,ただ「絵を描いて!」と言われるのと,「金閣寺の絵を描いて!」と言われるのの違いだったりもするのかな(わかりづらいたとえでスミマセンw)。

そして,その方向性が決まったとして,次の「2.色付け」の部分。ここって基本的にはとにかく1つ1つ積み重ねて創っていくところではあるので,創る側のスキルや経験,あるいはそれと同等のノウハウでまかなえることが多々あるように思います。言い換えれば,独自性が出せそうで出しづらい部分なのかも(下書きと肉付けの線引きをどこでするかにもよりますけど)。

ここで,最近,個人的に気になっているのが,下書きにしても色付けにしても,「コンテンツ」をテーマにしたときに,伝えたい相手,いわゆる「ユーザ」がメインになることが多いなーと。

実際「User ○○」みたいなユーザありきの考え方や戦略,キーワードが注目を集め,盛り上がっていると思うんですけども,とくに,インターネットやWebのように,時代とともにコモディティ化が進む世界であれば,創り手側がどのように独自性を出すのか,あるいは,独自性を強みとして,謙虚さとか考えずに積極的にアピールしていくこととかも大事なのかなー,と。

わかりやすい例で言うと,たとえば,Webデザインのコンテンツを創るときに,経験も知識もない僕が語ったり書いたりするよりも,ヤスヒサさんやふうりさんが語ったり書いたほうが,当然ながら深みもありますし,受け手にも価値が出ます。

また,表現手法という観点でコンテンツを考えれば,場作りがうまい人がつくるコンテンツは,場としての価値が高いわけです。

この,供給元(創り手)の部分,そこの独自性っていうのは,これからのコンテンツ創りを考えるときに,もっと意識しても良い気がしました。

誤解を恐れずに極端な表現をすれば,もっと「オレオレ」なコンテンツが増えてもいいんじゃないかと。盛り上がっているから取り上げるんじゃなくて,ブームを創りだしてやるぜーみたいなw

余談ですが,クライアントワークになったときも,クライアントを必要以上に意識せず,一読者・一ユーザと“同等に”考えて,あくまで自分が何を創りたいか,というアプローチがあっても良い気がしました。

あんまり偉そうなことは言えないですが,なんとなく,そういう世界観もあって良いかなと思います。

最後に,できあがったコンテンツについて。

コンテンツそのものは(それがオレオレだろうがオレオレじゃなかろうが),下書きや色付けのを経て,コンテンツの体をなすと思うのですが,たぶんそれで終わりではないと思います。たいていは伝えたい相手がいるはずだからです。

そう考えると,コンテンツが伝わる相手への導線,つまり「3.配信」の部分がかなり重要なんだなーというのを,第0回コン親会に参加して,改めて認識しました。

インターネットが一般化して,誰もがソーシャルネットを使い,今ではバイラルメディアでいきなりバズったりと,もう人間が想像するものだけでは完結しない媒体(メディア)があたりまえになりました。この状況をどのように考え,接するか。また,自分でコントロールできないこととどう向き合うか,みたいなことが,コンテンツ創りをするときに考えないと,いけないなーと。

ちなみに,改めて配信への意識が強くなったのは,ちょうど会の中でヤスヒサさんと「(Webコンテンツに限った話で)最近は,記事を作ったのが自分たちだとしても,実は読み手に伝わっているのは,自分たちのドメインではなく,たとえばSmartNewsのようなキュレーションメディアのドメインになっているケースが増えていて,しかも,読み手はその違いを意識していない」というような話をしたからでした。

たしかに,大手メディア企業も,これまではたとえば朝日新聞・読売新聞のように同業同士の対立構造が目立っていたように思いますが,今,ここに,SmartNewsという,別軸から出てきた他業種,それでいてカバーする部分は同業がライバルになったり,ときに味方になったりと本当に難しい時代になってきました。そして,スマホ全盛になって,より一層顕在化しているように感じます。

いろいろと発散しましたが,まとめると,これからのコンテンツ創りについて,創り手(の独自性)と配信といったあたりにより着目して,いろいろと考えて,取り組めたらなと思います。

コン

エントリの後半については,会の内容からだいぶ離れちゃいましたが,とにもかくにも,会に参加したことがきっかけで,今の自分としての「コンテンツ」について考えることができました。

改めまして,ヤスヒサさん,ふうりさん,参加者の皆さん,ありがとうございましたー

ps
だいぶ話を戻して,タグ付けと言えば,このブログには自分なりのタグを用意しているのですが,どのタグを付けるのか悩ましく,結局「Social & Communication」タグを付けてみました。
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