今日は、午後3本観てきましたが、全部当たり!私の中では、アイルランド映画→8-9点、デンマーク映画→8点、アメリカ映画→7点というところでした。こんな日ってすごいですよね。とりあえず、公開の一番近いコレから。
父母参観日に出席中のFBI捜査官ロナルド(ジェイミー・フォックス)の元に、サウジアラビアで自爆テロ事件が発生したと知らせが入る。彼は法医学調査官のジャネット(ジェニファー・ガーナー)や、爆発物専門家のグラント(クリス・クーパー)らとともに事件の調査を開始。しかし、FBIの捜査を拒むサウジ政府との交渉は難航し……。 (シネマトゥデイ)
出てる人達がいかにもなので、「マイアミ・バイス」や「ジャーヘッド」思い出してしまうのですが。最近冷徹なFBIの情報捜査上官役を演じていたクリス・クーパー(蟹江さんや長塚京三さんに似てる人)が、今回は泥さらいをしていて、ツボでした。
爆発の迫力や、緊迫感がすごい。こんな作品、大丈夫かな…って感じです。手持ちカメラによる臨場感も十分効果的。しかし加えて、ストーリーもしっかりしており、単なるアクション映画に留まらないよい作品でした。そうなんです。こういう映画を見ると、確かにテロ(無差別殺人)は悪いこと、でも善悪が分からなくなってくる部分もあります。ひとつの犯罪者を裁いて、これで解決なの?と。
宗教が世にひとつしかなかったら、戦争は起こらないのかというとそうでもない。人がそれぞれ、自己と異なる他人を認められるだけの成熟が必要なのかも知れません。他人より得をしようという根性を治す必要があるのかも知れません。私にはまだよく分かりません。
10月13日(土)より公開予定
満足度:★★★★★★★☆☆☆