アポカリプト(2006米) | CINEPHILIA~映画愛好症~

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気づいたら11月。もうすぐ1年終わっちゃいますねー。今月はフィルメックス見に行かれたらと思ってます。

アポカリプト アポカリプト2

写真から私好みの映画ではないと分かっていたので、今日の目標は①初めて行く東宝東和試写室を楽しむ、②マヤの文明と自然を楽しむ、の2点でした。

誇り高き狩猟民族の血を受け継ぐジャガー・パウ(ルディ・ヤングブラッド)は、妻や仲間とともに平和な暮らしを送っていた。ところが、ある日、マヤ帝国の傭兵による襲撃を受け、仲間とともに都会に連れ去られてしまう。そこで彼らを待ち受けていたのは、干ばつを鎮めるためにいけにえを捧げる儀式だった。 (シネマトゥデイ)

この映画は、「メル・ギブソンの製作・監督」とか、「ほぼ全員素人」とか話題がありますが、要はこのロナウジーニョ(似の青年)です。CMでも使われていますが、彼が走るx走る走る人。その姿はメロスとも、為末とも(ちなみに、私の小学校の頃の専門はハードルでした。)走る、戦う、爽快。見たことあるようなシーンも多いですが、「○○へのオマージュ」としておきましょう。

でもここに至るまでが長かったのです。走り出すまでが1時間半。戦いのシーンや盛り上がりは多少ありますが・・・思わず故意に寝てしまいました(「今のうちに寝ておくか」と)。起きてもほとんど内容がフォローできるってことは・・・長いんだよ。

多少、衝撃的なシーンはありますが、私は生物系なので大丈夫でした。そう、人間は昔から残酷だったのです。そして自然も残酷なのです。最近カナダ人と話した死刑制度の話題と相まって、文明の発展と殺人行為の相関について考えていました。

本能にまで訴えかけはなかったですが、一仕事終えたような疲労感と達成感がありました。

6月9日(土)よりスバル座にて先行公開、16日(土)より全国公開予定
満足度:★★★★★☆☆☆☆☆