ショコラの見た世界(2007日)--完成披露試写会 | CINEPHILIA~映画愛好症~

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気づいたら11月。もうすぐ1年終わっちゃいますねー。今月はフィルメックス見に行かれたらと思ってます。


ショコラ
このタイトル、知らなかった方も多いはず。私は友人に誘われて昨日知りました。行定勲監督xSO903iのコラボで、CMの延長として作られたファンタジー・ムービーです。といっても日頃テレビを見ない私にはなんのことやら・・・。

上映の前に舞台挨拶がありましたが、これが本編(50分)と同じくらい長かったです。まず行定勲監督と主演の竹内結子(敬称略)登場。私、行定監督って映画からもっとお年を召した方だと勘違いしてました。現れたのはサングラスにジーパンのちょいワル風オヤジ。竹内結子様は脚が細くて、足首なんか折れそうなほどでした。でもあまりポーズを決めないというか、姿勢悪そうに見えました。続いて、主題歌を歌うK(韓国の人)が出てきて、サプライズの「ハッピーバースデー」(竹内結子様の誕生日が4/1だったので)、主題歌「True Colors」を歌ってくれました。グランドピアノまで入れて、熱唱です。その間もカメラは結子様のお写真をパシャパシャ。今話題のお方なので、報道陣は相当きていました。フォトセッションがいつまでたっても終わらない・・・と思ったよ。行定監督は「春の雪」で組んだ竹内結子を現代的映画で使いたいと考えていたそうで、「竹内結子の屈託ない笑顔がみどころ」とのこと。
* 行定監督の「クローズド・ノート」で竹内結子x沢尻エリカが共演するというニュースも最近流れていました。

小学生のテンコ(藤本七海)は、姉のショコラ(竹内結子)が話してくれる、旅先で出会った「不思議な話」を聞くのが大好きだった。ある夏の日、ショコラは溶けるようにこの世を去る。7年の月日が経ち、浪人生となったテンコ(大塚ちひろ)は、ショコラのかつてのボーイフレンドのジダン(和田聰宏)に出会い、おとぎ話だと思っていた姉の話が本当だったことを知る。(公式HPより)

景色などは神秘的で、行定監督路線そのままでした。作ったような美しさも、ファンタジーならありでしょう。竹内結子は不思議ちゃん。とすれば、語り部となる妹・当時のカレが共感を引き出してくれないと、困るんだけど・・・。長かったら、軽く引いちゃいそうな雰囲気でした。

細かくいえば、7年前に動画ケータイなんてなかったよとか、7年機種変更せず動画を持ちつづけるカレも大丈夫?とか、旅先で一人で撮影している女も暗いなとか、言いたいことはありますが、すべて50分のファンタジーですから

劇場公開未定
満足度:★★★★★☆☆☆☆☆