福岡市[夏季オリンピック招致]へ | ミツバチ生活への道~英会話・音楽ライブ・映画~

福岡市[夏季オリンピック招致]へ

「福岡はライバルじゃない」

同じくオリンピック招致に名乗りをあげた、石原東京都知事の言葉です。

「(九州各都市での広域開催では)治安のしにくい状況で、かなり無理だと思う」

無理かどうかは私達が考えますから、とやかく言って欲しくないですね。

福岡だってやるときゃ、やりますよ。

売られた喧嘩、買いましょう!!

東京、東京と、威張るな東京。


といっても、私は熱烈なオリンピック招致賛成派でもないのですが(笑)

ただ、なんでもいいとこ取りの中央集権国家に、地方からひとこと物言いたいだけです。

我らが山崎市長、

[九州各地に競技会場を分散する【福岡・九州五輪】とする方針。

選手村を中心に約30キロ圏内に65%程度の競技施設を集中させる一方で、大分県でサッカー、熊本県でハンドボールの競技開催なども模索]


ほお、【九州は一つ】の理念に基ずく、麗しい協力オリンピックですか?

・・・こんな時だけ、調子良すぎないですか?

日頃は他の県に何をしてあげていますか?

いつも狙うのは福岡の一人勝ち。


他県の為に、何か譲った事がありますか?

福岡だけが一番。

それはキャパシティ(受容力)とらやを誇る東京と、何の違いがあるのでしょうね。

今回、東京の独善ぶりから、福岡の日頃を振り返って欲しいと期待しています。


私が経済誌の仕事をしていた当時、福岡市長は大変なご高齢でした。

ご本人は辞めたいと洩らしていたそうですが、周りが許さず4期目の市長戦に臨み、当選しました。

周りが、その徳を慕って押しているのではありません。

自分達に都合がいいから。


あるパーティに、カメラマンと出かけました。

最初の乾杯を写真にとり、2、3人の経済人の新しい顔写真を取りがてら、ミニ取材。

早々に仕事を終らせ、エルベーターへ乗り込みました。

するとそこへ、市長とお付きの人数名。


一緒に乗りドアが閉まると、市長はエルベーターの壁に手を付き、荒くなった息を整えます。

人目を構う余裕もなく、本当につらそうでした。

80歳を過ぎた身には、福岡市長の激務は厳し過ぎたのでしょうね。

私は、思わず目を逸らしました。


選挙の度に企業が票を読み合い

「あそこはあの陣営に、幾ら金を追加した」と、噂が誠しやかに飛び交います。

日付も金額も入らない、カラ領収書の世界。

世の中を知ってしまった気になった24歳の夏でした。