雰囲気のある宿
テーマ:ヨーロッパ(NIS諸国を含む)ちょっと贅沢して雰囲気のある宿、キャラバン・サライへ泊まってみる。ここはかつて、絹等を買い付けに来る商人たちで賑わった隊商宿を改修したものらしい。
寝台列車が着いて直ぐの朝08時ではチェックイン出来ず、12時過ぎ迄荷物を置かせてもらい町を散策する事に。
先ずは朝食を取ろうかとキョロキョロしながら歩いたけれど、それらしいカフェを見つける事が出来ずにバスターミナルに着いてしまった。明日、ここからグルジアへ移動しようと思っているので、とりあえずバスの発車時刻を確認。
バスターミナルにはカフェも併設されていたので覗いてみる。何かを食べている人達は見当たらない。休憩がてらチャイ(お茶)を頼み、一緒に食べ物があるかと聞いてみたけれど、食事らしい物は無い様なジェスチャーが帰ってきたので、ここではチャイをゆっくりと味わう 事にした。
雪化粧のシェキの町を歩き、一つの見所である以前この地域を支配していた王の王宮へ。建物の規模はかなり小さめ。サイズからはこれが王宮だったのかなって思うのだけれど、内部の装飾はステンドグラスがふんだんに使われた窓、天井と壁には緻密なフレスコ画と壮麗!ただ残念な事に、外も中も撮影はさせてもらえなかった。
昼食は宮殿近くのこれまた小さなレストランで、シェキ名物ピティをいただいた。ピティはラム肉と豆を素焼きの壺で煮込んだ料理。一緒に出てくるパンを深皿にちぎり、壺の中のスープをかけて浸す。豆は潰しながら食べるそうだ。
お腹が空いていたと言うのもあるけれど、このピティはかなり美味。スープの味は勿論の事、一緒に煮込まれているラム肉の脂身を載せて食べるパンが堪らない。
お腹も満たされたところでホテル・キャラバン・サライへチェックイン。石で組まれた二階建ての建物が中庭を囲う。通された一階の部屋は前室にリビングスペース、奥にベッドルーム、その間に独立のトイレとシャワーが付いている。内装も建物の外観と同じ様に岩と土出来た壁をそのまま使っていて実に良い。もうこのまま部屋の中で過ごしたくなってしまう雰囲気。
そんな気分と葛藤しながらも、外に出る。
あの部屋でワインでも飲みたいなぁ、なんて考え中心街へ下りて行く道すがら、食堂のガラス窓越しにおっちゃん達から手招きされたので、呼ばれてみる事に。
中では八人くらいのおっちゃん達が一杯、いやいっぱい引っ掛けている最中で、僕をその輪の中に誘ってくれた。
そしてウォッカで乾杯。
先に呑んでは失礼かと、周りのおっちゃん達が呑むのを待っていると、逆におっちゃん達がショットグラスに注がれたウォッカをグイッと飲み干せという仕草で、僕が呑むのを待っている。
では、いただきます!
一気にウォッカを喉に流し込むと、身体の中からカッと熱くなってくる。アルコール度数が高いけれど、嫌いじゃない。
楽しそうに語らうおっちゃん達と、テーブルに並んでいるチーズや煮こみ料理をツマミに三杯程ウォッカを飲ませてもらった。
そしてお店を出る際、おっちゃん達から「サンキュー、ボーイ!」と一言。そうだよなぁ、彼らから見たら僕は「ボーイ」だよなと、妙に納得しながら店を後に。こちらこそありがとうございました!
ほろ酔いで気分で中心部へ着いても、部屋でワインを飲みたい気持ちが変わる事はなく、数個のパンと共に赤ワイン一瓶を買って宿に帰った。
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1 ■無題
お疲れ。今日は87と飲みでした。今はどこに居るんだぃ?