琴電志度行き


讃岐うどんを食べて、私は琴電の瓦町駅に向かいました。トイレに行って次の目的地へ行く準備を済ませて、駅のホームへと向かいました。

次の目的地である四国村は、栗林公園駅のある琴平線ではなく、志度線に乗らなけれないけないので、志度線のホームへ行き、この志度行きの電車に乗りました。


四国村は、「琴電屋島駅」に降りるので、瓦町から屋島までは約15分。私は約15分の電車の旅を満喫する事にしました。




琴電屋島駅


約15分、私は琴電屋島駅に辿り着きました。昭和初期に建てられたのか「駅」の漢字が違います。去年のGWに南海電車の浜寺公園駅や蛸地蔵駅のような雰囲気の駅です。



屋島神社

屋島駅から徒歩5分。屋島神社が見えて来ました。奥に見えるのが屋島山頂です。




四国村


屋島神社を右に曲がって、ようやく四国村に着きました。


四国村は、四国各地から移築された民家33棟が当時のままの姿で復元され、屋島の南山麓の林やお花畑の中に点在しています。

小さな美術館もあり、美との語らいがあり、日本のふるさとに出逢える場所として有名です。



四国村 入口


四国村の入場料は、一般800円ですが、ギャラリーセットだと1000円です。(これは一般料金)


私は入場料を払って四国村へ入場したのですが・・・




かずら橋


入場した途端、いきなり難関が待ち構えてました。「かずら橋」と言う吊り橋です。本物の吊り橋ですからね。歩くとギシギシと音がします。端と頼りにゆっくり歩いている方もいらっしゃいました。



かずら橋 その2


所々隙間があります。なので、ここでは物は手元に持たず、かばんの中にしまう方がいいですね。親子連れの方は絶対に悪ふざけをさせないで下さい。下が池なので、危険に晒される恐れもあります。



農村歌舞伎舞台


何とか渡りぬいた私は、小豆島農村歌舞伎舞台に着きました。



歌舞伎舞台の大舞台


ご覧の通り、歌舞伎を披露する舞台です。




歌舞伎舞台座席

座席も沢山あります。ここで昔の住民は歌舞伎をゆっくり楽しんでいたのですね。パンフレットによると、約1000人が入場可能だったらしいです。




旧山下家住宅


旧山下家住宅。一軒は普通の民家です。



登録有形文化財指定



文化庁から「登録有形文化財」に指定されています。去年のGWに訪れた南海電車の「諏訪の森」「浜寺公園」「蛸地蔵」駅も登録有形文化財に指定されていましたね。

冒頭の屋島駅も登録有形文化財に指定されているのでしょうか?



四国村は有形文化財が多い


四国村には、登録有形文化財に指定されている所が多いです。




大阪城残石


大阪城残石。



ちから石

若者達の力試しをする「ちから石」。



5つの石を持てるか?


5つの石があり、それぞれ刻印があります。


45~94キロの石がありましたが、私は刻印の無い45キロが限界でした。



河野家住宅


旧河野家住宅。



砂糖しめ小屋


砂糖しめ小屋。時期としては珍しい円形の建物で、腕木に牛を引かせて、建物の中をぐるぐる回って臼を回転させて砂糖キビを絞る為の小屋です。



釜屋


釜屋と通って




砂糖しめ小屋 その2


反対側にも砂糖しめ小屋がありました。中に入る事は出来ますが、写真は撮影可能なのか分からないので、撮っていません。

砂糖をしめる道具やその説明などが展示されていました。




かんかん石


「かんかん石」。ブランコの様にぶら下がっている石を叩くと音が鳴ると言う楽器の様な物です。私のほかに訪れた家族連れの方が楽しんでいました。




旧大久野島燈台


旧大久野島燈台。



旧大久野島燈台 その2


反対側から撮影。この灯台は明治27年に建設された燈台で、もう100年近く経つのではないでしょうか。中に入る事は出来ませんが、歴史を感じさせます。


四国村は、本当にこう言った昔ながらの建物が当時のまま復元されているので、これらを見ただけで当時の人々の生活が見えてくる気がします。


ただ、これはほんの一部に過ぎません。これにはまだ続きがあるのですが、その模様は次回の後編で紹介して行きます。



次回の第6回は


「四国村(後編)」


をお送りいたhします。