投資戦略フェアに行ってきました | まつ☆ まつ☆ オープンカフェ

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岡三オンライン証券のブースにて   武部さん YEN蔵さん ウルフ村田さん








投資戦略フェアに行ってきました



米国株式が調整ぎみのところ、

日経平均株価が非常に強い状況が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?



本日は、去年に引き続き、パンローリング社主催の投資戦略フェアに行ってきました。



今年もセミナーの講師の方々は高収益を上げている有名投資家の方々です。

ここに今回は、最近テレビのバラエティー番組にも登場しているウルフ村田さんや

株主優待生活をしている桐谷さんも加わり非常に賑やかなセミナーとなりました。


受講したセミナーのなかで面白かったものを紹介します。






225オプション取引の実践  ランケンさん



オプションのグリークス(デルタ、ガンマ、ベガ、セータ)と、

IVのスマイルカーブを利用した投資戦略をケースを挙げて説明していただきました。


オプションの勉強を本格的にすすめると、専門的な難しい計算式や言葉が出てくることが多いのですが、

ランケンさんはこれらを非常にわかりやすくポイントに絞って説明されていたので、

初心者から中級者にも、非常にわかりやすかったと思います。



この中でオプション初心者は、オプションの売り戦略の一つである、

SS(ショートストラングル)でセータ取りで始める人が多いようですが、

SSはやられる時は大きくやられるので、あまり使ってほしくないといっていました。


私も、同意見です。


東日本大震災の時の暴落時にはプットを売っていて破たんをした人が多くいたようです。


ランケンさんも

黒田バズーカ2の時に、システムのテストのためコールの1円売りをしていたところ、

250円まで跳ね上がり500万円ほど損をしたそうです。


特にサラリーマン投資家でずっとトレーディングシステムに、はりついて取引できるのでなければ、

オプションの単純売り戦略は使わない方が良いでしょう。





ウィークリーオプション



今年の5月から、これまで毎月だった日経オプションのSQが、

毎週行われるようになるようです。


日本取引所グループの方に聞いたところ、

取引内容はこれまでの日経オプションと全く同じ(売りからも入れる)とのことです。


ただし、証券会社が対応するかどうかはまだ未定ということでしたので、

証券会社のブースでウィークリーオプションの取扱いについて数社に聞いてみたところ、


「詳細は未定ですが現在準備中です」


と答えた証券会社もありましたので、

近いうちに個人投資家もウィークリーオプションが使えるようになるようです。


日本取引所グループの方の話によると、

今年の3月末ごろ(今月中)までには、証券会社の対応が明らかになるとのことです。







株主優待名人桐谷広人さんの株主優待ワザ



講師をやっている他の有名トレーダーからはなかなか聞けない

株式投資の失敗談を中心に話してくれたので、非常に面白い内容でした。


以下に桐谷さんの名言をまとめてみました。

失敗の話をしてくれる人は少ないので成功者の話を聞く以上に参考になります。

ひょっとすると、バフェットの名言集と同じくらい(!?)参考になるかもしれません。



桐谷さん名言集 (だいたいこんなようなことを言っていました)


「私は株を30年以上やっているが今回の講師のなかでは一番株式投資が上手くない。」

「私は損切はしません。ずっと保有しています。」


「売買で利益を上げるのは狩猟だ。株主優待や配当で利益を取るのは農業だ。」

「みなさん農業をしましょう。」


「新安値の銘柄を買って長期で保有する。」


「バブルの頃は億単位で稼いでいたがバブル崩壊で億単位で損をした。」

「バブルの頃は自分を含めてまわりは皆自分の実力で株式で利益が出せていると思っていた。」

「リーマンショックでは大きな損失を出し死ぬかと思った。」


「これまで倒産や破たんをして紙切れになった株式は山ほどある」

「バラエティー番組で紙切れになった株式の束を持ってゆき、

それが受けてテレビ番組に呼ばれるようになった。」



「株でこんなに多くの失敗をしたがトータルでは勝っている。それは分散投資をしているからだ。」