2011-10-20 19:26:12
2011 WSOPE 参戦レポート By shopmaker
テーマ:ブログ
TPTに参加する事数回、あまり良い縁は無く燻っていたのですが、今回はちょっと意気込みが違いました。
賞品がWSOPE!しかも3位まで旅費が出る。
べガスのWSOPは毎年仲間が遠征していて、
俺も行きたい、試したい、でも、かなりの旅費と宿泊費をかけて行くからには、
先ずはスキルを磨いて万全を期して行くべき。それにはまだまだ国内及びアジアでの修行を積んでから。
と思っていました。
しかしながら、皆さんの活躍を聞くたびに、やはり羨ましく、かと言って自分で一つ基準を設けている以上、
それを裏切る事もできませんでした。
そんな中、TPTさんの告知が賞品にカンヌのWSOPとある。。
これは気合い入りました。
出場前から楽しみでした。
これが取れれば条件的にはマカオに行くのと同じくらいの遠征経費で済むわけです。
で、幸運にもファイナル、残り3人で大ポカしたものの、3位入賞でカンヌまでの往復航空券を獲得!
しばらくして、2位の賞品繰り下げで、カンヌ3泊4日往復ツアーにアップグレードされました!
3日後には渡航を決めて、速攻でメイン出場の日程でエアーとホテルを押さえました。
ところがこの後、某他団体のファイナルイベントでうっかり優勝。
幸か不幸かMPCC(マカオポーカーカップチャンピオンシップ)のフルパッケージを頂き、
これがWSOPEのメイン日程とモロ被り。
悩みましたが、欲張って、両方出場する事にしました。
となると、メインは出れず、EVENT1-6MAX €2680が唯一出場できるイベントでした。
今思えばこの変更が今回の幸運をもたらしてくれました。
急遽、旅程変更。。
で、ついに10/5 当日。
いつも遠征先でも仲良くして貰ってるミリオンの鈴木君とティンクちゃんと羽田で合流。
羽田から香港へ。
香港からパリへ。
パリから国内線でニースへ。
ここで、問題発生。
荷物が一つ無くなりました。ニース空港で出て来ません。
しかたないく、見つかったら送ってくれるとの事でそのまま。
ニースからバスで目的地カンヌへ。
いやあ、長い。
果てしなく、遠い。
計31時間くらいだったでしょうか。
家を出たのが5日の13時、カンヌについたのが現地時間の13時。時差分考えると半端無い。
へとへとでカンヌ到着です。
ところが、到着したカンヌは疲れが一気に吹き飛ぶほどの素晴らしい街でした。
抜けるような清々しい青空に、エメラルドグリーンの海と白い砂浜。日が当たると暖かいのですが、風は涼しく爽やか。
美男美女のセレブが街を徘徊し、綺麗な石造りの街並が丘の向こうまで続く、それは理想郷でした。
食事も海の物も陸の物も良いものが揃って、何を食べても満点。売っているものは高級感に溢れ、
人々も内陸に比べ品が有り穏やか。

久々に、永住したいなと思う程。
会場は海側のカジノホールと、道を挟んだホテル内に分かれていて、豪華。
有名プロもわらわらと来ていました。
建前上、普段からテーブルではニュートラルな状態でリーディング出来る様にあまりプロの顔と名前は覚え無い。
ので良くは知りませんが、相当あちこちプロだらけだったらしいです。そりゃあそうかも知れません。
本当は人の顔と名前が覚えられないだけです。

ブレスレットも見学しました。

いいですね。これ。デザインはどうあれ。
お試しで会場の雰囲気に慣れる為に、軽くサテに出た気もしますが、、忘れました。
で、その日は早く寝て明日に備えます。
さて、一夜明けて本番当日。
ヌル湯に浸かり、海辺のレストランで軽めのブランチをして、自然のパワーをたっぷりもらって、会場入り。
スギさんやWAKIさん、原田君、中山さんとも合流。

レジストすると、腕に巻かれます。これは飛ぶまで数日取ってはいけないらしく、
取ってしまうと会場に入れなくなってしまいます。
2011 WSOPE EVENT1 6MAX DAY1スタート。
スタートチップは7500点。参加人数は360人。去年より110人多いらしいです。
6MAXはミドルポジションと言うものが無いので、ちょっと休憩、、とか許されません。常に動き続けます。
じっとしてると直ぐに死んでしまいます。それ故にハンドレンジが下がり、アクションが複雑化するので、
各ベットラウンドを通してのポットコントロールとリーディングが非常に重要です。
また、かと言って弱いハンドでリバーのショウも避けねばなりません、下手に手の内を見せたら格好の餌食となります。
アクションに対するハンドレンジの信用度を高めると共に、正しいリーディングの上に成り立ったアクションである事もイメージに植え付ける必要があります。
1ラウンド目
スタートチップが7500点と微妙なので、ブラインド倍率が高いファーストラウンドにこそ動くべき。
見慣れないジャパニーズのポーカースキル信用度を植え付ける為に、
先ずはタイトパッシブスタイルでAハイで一つ、
Kハイで一つ、リバージャストコールしてブラフ看破しショウしました。
これが効いてリスペクトを得たところでルーズアグレッシブに変更。動きまくります。サクサクと11000点。
良く解らない東洋人が暴れるのでみんな少し傍観気味。
2ラウンド目
好き放題する東洋人に我慢出来なくなって来たルーズな相手にKKをクラックされました。
続いてKJのフロップ2ペアをフロップスローしたら、ターンでガットがついた95oにリバーで引かれて大痛手を負います。4100点になっちゃいました。
これは集中砲火を免れません。
3ラウンド目
我慢して参加率を落して確実にポットを取ります。ロックスタイル、守りに守ります。
5800点まで復活。イメージの下地を再構築。
4ラウンド目
ターニングポイント。そろそろ生死をかけた流れを引き込むアクションが必要となる頃。
TQsでレイズにコールして5wayになるも、K8Q67のボードで2人のブラフ看破、グッドコールで大きなポット獲得。
11000に。
ここでジャパニーズリーディングスキルにリスペクトを得なおし、アグレッシブに切り替えローコネクターで動きまくり。17500。
5~6ラウンド目
細木数子の占いメールが届き、今日は大殺界です。と通知される。。
多少ひるんだものの、
リバーまで使ったバリューベットのピュアブラフ2本決めて30000に。
7ラウンド目
さっきはアグレッシブにアクションして叩かれたのでこのへんでギアチェンジ、一変してパッシブスタイルに変更。
トップヒットAKでチェックコールを繰り返し42000。
44のセットを引いて釣り込みベットしてオールイン貰って59000。
なんだかんだで64000。
8ラウンド目
終始チップリとの衝突は避け続けているので、チップを抜く相手が4人しかいないので気が抜けない。
パッシブイメージでブラフをプロテクトできたところでタイトアグレにチェンジ。
88で3BET入れるとショートのQQにオールインされ負けて54000。
続けて99で入るとKQのリスチが入り受けて負け41000になってしまった。
明日に向けて、みんなショートが入れてくる。
9ラウンド目
今度はルーズパッシブスタイルに変更。
34sからターン2ペア引いてAAをクラック。微増。
Q9sでフラッシュ引いて微増。
AK滑りからフロップ気合いコールしてターン引き当て微増。51000。

少し減らし48750点でDAY1通過。
アベレージ30000くらい。
17位/90残り/360人参加。
思った以上に初日で人数が減りました。このくらい減らさないとスタックとブラインドの比率が揃わないのかもしれません。
終わったのが深夜3時くらいで夕飯食えず。楽しかったのでさほど疲れはありません。
明日は3時から、会場を変えてシートリドロー。これでチップリから離れられる。
明け方リドローリストが発表され確認すると、ラッキーな事にテーブルチップリの状態でスタートできる事がわかる。
スタックサイズを確認して何処からどう攻めるかイメトレを少しして就寝。
一夜明けて朝。
ヌル湯に使ってリラックスするつもりが、大量の抜け毛に騒然となる。
気を取り直して、浜辺でリゾットを食べて散歩して公園のベンチでしばし目を閉じて、いざDAY2の会場へ。
10ラウンド目~12ラウンド目
テーブルチップリなので、手数を増やしスモールボールで積極的に仕掛ける。
ただし、リスペクトを失わない様に細心の注意。本手とブラフを交互に使い徐々にスタックを上げる。
ピュアブラフで56000。
66のセットを引いて、釣りこみのベットにオールインを貰って78000。
13ラウンド目~14ラウンド目
ここで、ショートが3人死んだ事により、面倒な事態に。
7万点代が3人移動して来てスキル合戦、壮絶な闘い。超タイトアグレスタイルに調整。
ことごとく上手く相手のブラフアクションを看破できて100000到達。
15ラウンド目
88セット引いてAKが釣れてビックポット。150000に。
とうとう日本人俺だけ。

16ラウンド目
ハンド冷え冷え。ローハンドが続く。
手を緩めずスタックは維持。ブラインドで減らしては稼ぎなおす繰り返し。
ただし深入りせずにターンで必ず終わらせるプレイ。
ハンドに頼れない状況が続く。
そんななか事故。フロップストレートに捕まり110000に減らす。
ハンドフォーハンドに。バブルライン。
長い。
1ハンド消化に10分くらい。
ほんと長い。
アベが75000なので120000持ってる俺はインマネまで滅多な事では動きません。
でも、みんなそうなので、降ろしやすいのでリスチはちょいちょい。
オリジナルレイザーになる事は避けます。スチールよりリスチール優先。
でインマネ。のこり36人。
ここから本当の勝負。
で、困った事発生。
2つ左にフィルヘルムスが移動してきた。400000持っててセカンドチップリらしい。
これで、ボタンが使えなくなった。
ザガンアクションに切り替えてしのぐ。
で、また困った事発生。
名前知らないが、右にビックスタックのプロ来襲。
完全にビックスタックに挟まれる。
動きづらい。生半可な事するとすぐに被せられ身動きが取れなくなるので、レンジが下がる。
が、動かない訳にはいかない。止まれば直ぐにブラインドに殺される。
スモールボールと3ベットのコンビとロングボールを周回ごとに織り交ぜてスチールを防ぐ。
もうすでに殆どターンが開く事は無い状況、ほとんどがプリフロップ~フロップで決まる。
頑張って動いて160000まで上げるも、二人のビックスタックに転がされて、切り替えて我慢。
ひたすら我慢。88000迄落とす。
何故我慢するのか。
それは、3テーブル18人になったらまたシートリドローになるから。
17ラウンド目
ターニングハイライト。
6500のレイズに2人コールで参加の時にBBで7Tdで久しぶりに参戦。
2cTh5cでチェックにチェックしたらオリレが小さめ9000,チェックレイズして軽い22000打つと
オールイン要求がきた。
長考の後、ベットサイズからクラブドローか下のミドルポケセミブラフだと踏んで生き死にかけたコール。引かれたら死ぬ。
相手K3cで抜けてダブルアップ。150000に。
直後にハメコールで入ったATでBBのオールインスチールを受けた。
相手はJQo、リバーでJ引かれ負け。稼いだ70000を丸丸持って行かれた。
行って来いでまた80000。
気を取り直してギアチェンジしてアグレッシブにリスチール3BETを繰り返し自力で120000に。


待ちに待ったシートリドロー。
ビックスタック有名プロからポジション的に解放されて、完全集中。
KTのリスチをJJにコールされるが、相手は落ち目でさっきJJに負けた、
且つ俺のKTはピカリハンドなのでマル秘メモ通り、リバーKキャッチ。
170000。
18ラウンド目
ここから再度ギアチェンジして、ショートのリスチールオールインを2人吸収。
ここまでビハインドでのコールはゼロ。出来は上々。
途中TTでショートの66の飛び込みを受けると、フロップ6でひやっとしたが、
ターンTで引き返して事なきを得る。JJに入ったA2のリスチはキッチリ仕留めた。
JJのアヤ、2度目の炸裂。
ブラフでスチールし、勝ってるハンドでコールする打ち回しに徹底的に集中。集中。集中。
ヘトヘトになったが好き放題して、JJ2本、TT、AQ2本が大きく稼いでくれた。350000。
12人になってまたシートリドロー。
で、またセカンドチップリフィルさんが俺の2つ右に。厄介。
ただし、この時点でセカンドチップリになっており、360000。
フィルさんは275000まで落としていたので、少し楽。
と思ったら、初手99でレイズにフィルさんがボタンからジャストコール。ボードJ82。
フロップチェックチェックでターン5。フィルの打ち出しにジャストコールしてリバー7。
これもベットにコールすると、55持って自慢げに トリップスだぜ!! と言われマック。
ターンでレイズしなくて良かった。
が、125000抜かれて立場逆転。
ここから少ししてDAY2終了。
最終的に295000でDAY2通過。
アベレージ225000。
3位/12人残り/360人参加。
疲れた、果てしなく疲れた。脳みそが重い。
でもカラッとした気候のお蔭で腰が痛くならないのは幸い。
この日の夕飯は抜き。というか、深夜で店が開いて無いので食べれない。
空腹に耐えるのは辛いので、速攻で就寝。
一夜明けてとうとうDAY3-FINAL
この日もヌル湯に浸かり、海岸を散歩。昨日とは違う浜辺のレストランでスズキのムニエルとポテト。
たくさん深呼吸してメイン会場へ。
この日は立派なテーブルでかっこいい。
実はファイナルの途中までストリームで流れてるのに気がつかなかった。
ので、たぶんダラダラしてたはず。気づいた後はしゃきっとしといた。つもり。
19ラウンド目~20ラウンド目
トップギアでスタート。
ハンドは全然来ないが、動きまくって嘘つきまくってスタックを有効利用で380000。

ただし、フィルさんも動く。動きに動くがかなり高慢なアクションと発言をしたので、共同戦線が出来上がる。
フィル退治戦線発足。
99でATを自信満々にオールインコールして負けたのをキッカケに、みんなでフィルさんのレイズにはモグラタタキ。
どんどんチルって暴言を吐きながら弱って行くトッププロがなんだかちょっと可哀相。
でも、みんなの意識は、「面倒なやつを先に潰そう」。身から出た錆ですね。

21ラウンド目~22ラウンド目
このラウンド、俺は、スローダウンしてスタックは維持するアクションはしながら、
ショートが飛んで行くのが一段落するのを暫し待ってた。
フィル潰しは続行中。少しおとなしくしてた俺をフィルさんが狙ってきたので、
ノンハンドで3BETしてご辞退頂く。
ついには2.5BBまで追い込みたたき出しに成功。
フィルさんと同時にもうひとり飛んでファイナル到達。本来は7人でファイナルだが、
6人ファイナルとなった。
さっきまでイライラして最後はショゲてたフィルさんは、一度立ち去り、ニッコリ握手しに帰ってきた。
みんな強かったよ、俺のぶんまで頑張ってくれな! みたいな事を言ってた。いい人だ。
プレイ中の言動はあくまで彼のポーカースキルの一部なんだなと理解。

のこり6人でまたシートリドロー。
チップカウントは380000で4位。
65万2人。40万弱3人。24万1人。
AKレイズすると24万持ちが入れて来た。3BET目でいきなりのオールインは荒過ぎで弱いのが解る。
頻繁なレイズに苦しく痺れを切らし楽を取ったようだ。
クイックコールするとやはりTQで無事勝利。630000に。
これであと5人。
軽いレイズにQQで67000の3BET目を入れると、またしても400000の一発オールイン4BETが来た。
これもコールしやすい。間違いなく弱いのでクイックコール。
相手KTで何も起こらず1035000に。
これで残り4人。
勢い付けてギアチェンジ、動いて1240000に。
これでチップリになったのだが、もうひとりの888プロがビックスタックで、
ポジションがそれぞれ2人のミドルスタックをサンドイッチしているので、あまり好ましく無い。
ミドルスタック同士をぶつける為にふらっと離席。
これにより、ボタンとブラインドのみになりぶつかり易くなるはず。
少ししたら戻って弱った所を叩けば良いと判断。
ディナーブレイク前の離席一服。タバコが美味い。
戻るとこのラウンドがあと1ハンドで終了。スタックは5万くらい減ってる。
離席中にみんな早回ししたようだ。
そのぶん取り戻そうかなと、75sでセミブラフレイズをしたら失敗。余計に5万減らした。
ここでディナーブレイク。
ディナーブレイクの時には食べると眠くなりそうなので、紅茶とティラミス。
ウェイターさんが、 頑張ってるからサービス! と皿に山盛りのティラミスをくれた。5人前くらい。
いくら何でもこれは食えない。疲労困憊。

23ラウンド目
ハンドは勝ってるニュアンスがあったが、888プロのセカンドチップリからのレイズだったので
3BETせずにA3sでジャストコール。ターン2ペアで相手のベットを引出しに成功。
1375000に。精神的にも追い込めた。
2ビックスタックの均衡も崩せた。一人独走、これは手応えあり。
これで3人が動き出すはず。
ここで、400000にまで減らしていたミドルスタックがボタンから一発入れ。
やはり一発入れは簡単にコールされる。
800000をさっき割ってしまった888プロがAKでコール。一発屋は47s。
しかし、このAK、ニュアンスが宜しく無い。さっき俺に運気をがっぽり抜かれた上に、ハンドが暗い。
つい、見た瞬間に、「このAKはダメだ」と言ってしまった。
案の定、400000のショート側が7ヒットしてダブルアップ。嫌な予感。。
暫くしてこの888プロとぶつかる。88でレイズにプロジャストコール。
ボードの2オーバーカードを使ったサードバレルまで入れたリバーまでのアクションにミスは無かったと思うが、
半分シックコールされる。
これは2ハンドで600000失った背景が少なからずあった上でのシックコール。
結果的には99でナイスコールではあるのだが、いい迷惑。47君の功績。
俺も相手のチルり度を加味して風味を打たねばならなかった。
セミブラフがバレたので少しスローダウンしてイメージ再構築に。早く忘れて欲しい。
24ラウンド目
俺1231000
セカンド592000
残り二人400000
のバランス。まだ、3人の総スタックをカバーは出来ていない。
ただし、照準は定めて残す相手を選べるスタック量。
そうこうしているうちに47君が888プロのブラフスチールをAQで仕留めた。
これで残り3人。と同時に照準が定まった。
ヘッズは47君とやる事になる。(はず)

しばらく平和なポーカー。
AJフロップナッツは稼げず。みんなタイトにブラフしない。虎視眈々とチャンスを伺っている。
俺がブラフしたらローボードでTTにリバーまでフラットコールされた。
チップリとはぶつかりたく無いのが良く解る。
47君と衝突。
96sからレイズで入り、Jハイボードのミドルヒットでチェックレイズをかけるが相手もミドルヒットでコール。
相手は98sで負ける。惜しい、嫌な感じ。
少しして照準を定めて飛ばすはずの相手が少し盛り返し、また47君と並びはじめた。
25ラウンド目
疲れた。二人がぶつかるのを待ち疲れた。
痺れが切れそうになっていると、やっとぶつかり均衡が崩れ、また47君が優勢に。
ここで注意した事はこの二人が合体してしまう事を避ける為に、
ショートを俺自身が必ず先に吸収しないといけない事。合体させると優位性がかなり落ちる。
ほぼ五分のヘッズスタートになってしまう。
あせったショートが250000迄削られ減らしたところで一発入れ。
これをA7sで47君より先にリスクを取りプロテクトオールインをして捕まえた。
こういうハンドで捕まえるには間違いなく勝っている感があれども、引かれ負けも充分に有り得る。
なので、引かれても痛手にならないスタックになるまで待つ必要があった。
少し前の47君の47をAKで受けたプロの二の舞は避けたい。
相手KTで無事勝利。
これで一番有利な状態でヘッズ到達!!

ヘッズになってのファーストハンドは意地の張り合い勝負。メンタルアドバンテージをお互い取りに行く。
7Toでレイズすると47君がリレイズして来たので更にリリレイズして振り落とし。
アドバンテージ死守。
その後しばしプリフロップの押し引き。膠着。
26ラウンド目
スタック差からお互いハンドが無い状態でのプリフロップ攻防の不利に気づいた47君が戦略を切り替えてきた。
プリフロパッシブジャストコール、ポストフロップアグレッシブ戦略に変わった。
これに気づくのが遅れた為、痛手を負う。
プリフロはコールされフロップで打ち返しをされノンハンドで被せづらくなりかなり詰め寄られてしまった。
それまでタイトアグレなおとなしい子だと思っていたための油断。豹変した彼は、本当に上手い。
後で知ったが、DAY2の最終チップリーダーは彼だ。
DAY3でもファイナルまで同じテーブルにならなかったので解らなかったが、ずっとチップリーダーだったらしい。
詰められた差を取り戻そうとレイズにこちらがA5でジャストコール。フロップベットを誘いに行ったのが運の尽き。
937のフロップで、チェックして打たせてリレイズを被せると渋々コールされた。
ターンJでバリューのセカンドバレルも渋々コール、リバーラグ4のサードバレルは悩んで悩んで、コール!!
相手78。。やられた。恐らく今までのベットパターンを相当観察されていた。
彼は88対99の時とTTにフラットコールされた時のアクションをリロードしてきた。
ここが全てだと思った。スタックは逆転し1000000対1700000で始まったヘッズは1620000対1080000に。
運気はざっくり持って行かれてしまった。このポットをどちらが取るかは、実際のチップカウント差以上に大きい。
案の定、このままずるずると流れを掴めず800000に。
27ラウンド目
フロップのボトムヒットから打ち出すとあっさりコミットを誘うチェックレイズが飛んでくる。
さっき迄こちらが仕掛けていたことを完全にやられている。
じりじりとブラインドにも削られ攻めあぐねて600000まで減らす。
そしてついにラストハンドが到来。
34d、潜りコール、相手はチェック。から、ボード769。
インスピレーションがあったので何故フロップでの絡みが浅いのか疑問を残しつつ、
相手先チェックに1ヒット主張する決めアクション。
万が一コールされてもガットもしくはランナーランナーでフラッシュ、2ペア、トリップス、
なんかしらが引ける感覚。
相手のフロップチェックにスチールオールインした。
すると、クイックコールの声。47君ニコニコしている。
瞬間的に何が起こったか理解した。
58oがざっくりフロップストレートを作っていた。
愕然としたがアウツを考えた、ランナーフラッシュしかない。5では上ストに負け。
ターン4。
でついに終了。
立ち上がり握手をしようと手を差し出しながらボードを見ていると、
リバー4。。
いやいや、ランナーランナートリップスじゃダメなんだよ、ポーカーの神様。
神様に、もうちょっと修行しておいでと言われた気がするリバー4だった。
握手しながら、この手がブレスを巻くのかと思いながら、
こんなに密度の濃い時間が終わってしまった事が悲しくなった。
フラフラとその場を離れ、テーブルと取り巻く人が皆、勝利者に視線を注ぎ讃える様子を後にし、
準優勝と優勝はこんなにも差があったのかと、初めて理解した。
それまでは全く緊張もなく、楽しんでいたのに、
終わったとたんに腰が抜けたような感覚になってすっかり脱力。
3人になるまでは全く意識していなかったブレスレットと優勝。
終わってみたら、やっぱり欲しかったな。と思う。
あれは、ポーカープレイヤーのスキルと情熱の具現化された証で有る事が今は理解できる。
これを糧にまた頑張ろうと思える事が救い。
今回のような密度の高い、己のスキルの全てをフル動員できるような大会に、
また体力のあるうちに参加できる事を切に願うばかり。
環境と機会を与えて貰えた事、また、共に切磋琢磨できる国内外の仲間に、感謝でした。
その後の残念会は3日ぶりの夕食となり、食べ過ぎ。生ガキ30個食べた。
翌日は当然の食べ過ぎによる下痢。

で、香港に飛んでまた問題発生。
3人分のスーツケースが出て来ない。。 遠征は続く。
賞品がWSOPE!しかも3位まで旅費が出る。
べガスのWSOPは毎年仲間が遠征していて、
俺も行きたい、試したい、でも、かなりの旅費と宿泊費をかけて行くからには、
先ずはスキルを磨いて万全を期して行くべき。それにはまだまだ国内及びアジアでの修行を積んでから。
と思っていました。
しかしながら、皆さんの活躍を聞くたびに、やはり羨ましく、かと言って自分で一つ基準を設けている以上、
それを裏切る事もできませんでした。
そんな中、TPTさんの告知が賞品にカンヌのWSOPとある。。
これは気合い入りました。
出場前から楽しみでした。
これが取れれば条件的にはマカオに行くのと同じくらいの遠征経費で済むわけです。
で、幸運にもファイナル、残り3人で大ポカしたものの、3位入賞でカンヌまでの往復航空券を獲得!
しばらくして、2位の賞品繰り下げで、カンヌ3泊4日往復ツアーにアップグレードされました!
3日後には渡航を決めて、速攻でメイン出場の日程でエアーとホテルを押さえました。
ところがこの後、某他団体のファイナルイベントでうっかり優勝。
幸か不幸かMPCC(マカオポーカーカップチャンピオンシップ)のフルパッケージを頂き、
これがWSOPEのメイン日程とモロ被り。
悩みましたが、欲張って、両方出場する事にしました。
となると、メインは出れず、EVENT1-6MAX €2680が唯一出場できるイベントでした。
今思えばこの変更が今回の幸運をもたらしてくれました。
急遽、旅程変更。。
で、ついに10/5 当日。
いつも遠征先でも仲良くして貰ってるミリオンの鈴木君とティンクちゃんと羽田で合流。
羽田から香港へ。
香港からパリへ。
パリから国内線でニースへ。
ここで、問題発生。
荷物が一つ無くなりました。ニース空港で出て来ません。
しかたないく、見つかったら送ってくれるとの事でそのまま。
ニースからバスで目的地カンヌへ。
いやあ、長い。
果てしなく、遠い。
計31時間くらいだったでしょうか。
家を出たのが5日の13時、カンヌについたのが現地時間の13時。時差分考えると半端無い。
へとへとでカンヌ到着です。
ところが、到着したカンヌは疲れが一気に吹き飛ぶほどの素晴らしい街でした。
抜けるような清々しい青空に、エメラルドグリーンの海と白い砂浜。日が当たると暖かいのですが、風は涼しく爽やか。
美男美女のセレブが街を徘徊し、綺麗な石造りの街並が丘の向こうまで続く、それは理想郷でした。
食事も海の物も陸の物も良いものが揃って、何を食べても満点。売っているものは高級感に溢れ、
人々も内陸に比べ品が有り穏やか。

久々に、永住したいなと思う程。
会場は海側のカジノホールと、道を挟んだホテル内に分かれていて、豪華。
有名プロもわらわらと来ていました。
建前上、普段からテーブルではニュートラルな状態でリーディング出来る様にあまりプロの顔と名前は覚え無い。
ので良くは知りませんが、相当あちこちプロだらけだったらしいです。そりゃあそうかも知れません。
本当は人の顔と名前が覚えられないだけです。

ブレスレットも見学しました。

いいですね。これ。デザインはどうあれ。
お試しで会場の雰囲気に慣れる為に、軽くサテに出た気もしますが、、忘れました。
で、その日は早く寝て明日に備えます。
さて、一夜明けて本番当日。
ヌル湯に浸かり、海辺のレストランで軽めのブランチをして、自然のパワーをたっぷりもらって、会場入り。
スギさんやWAKIさん、原田君、中山さんとも合流。

レジストすると、腕に巻かれます。これは飛ぶまで数日取ってはいけないらしく、
取ってしまうと会場に入れなくなってしまいます。
2011 WSOPE EVENT1 6MAX DAY1スタート。
スタートチップは7500点。参加人数は360人。去年より110人多いらしいです。
6MAXはミドルポジションと言うものが無いので、ちょっと休憩、、とか許されません。常に動き続けます。
じっとしてると直ぐに死んでしまいます。それ故にハンドレンジが下がり、アクションが複雑化するので、
各ベットラウンドを通してのポットコントロールとリーディングが非常に重要です。
また、かと言って弱いハンドでリバーのショウも避けねばなりません、下手に手の内を見せたら格好の餌食となります。
アクションに対するハンドレンジの信用度を高めると共に、正しいリーディングの上に成り立ったアクションである事もイメージに植え付ける必要があります。
1ラウンド目
スタートチップが7500点と微妙なので、ブラインド倍率が高いファーストラウンドにこそ動くべき。
見慣れないジャパニーズのポーカースキル信用度を植え付ける為に、
先ずはタイトパッシブスタイルでAハイで一つ、
Kハイで一つ、リバージャストコールしてブラフ看破しショウしました。
これが効いてリスペクトを得たところでルーズアグレッシブに変更。動きまくります。サクサクと11000点。
良く解らない東洋人が暴れるのでみんな少し傍観気味。
2ラウンド目
好き放題する東洋人に我慢出来なくなって来たルーズな相手にKKをクラックされました。
続いてKJのフロップ2ペアをフロップスローしたら、ターンでガットがついた95oにリバーで引かれて大痛手を負います。4100点になっちゃいました。
これは集中砲火を免れません。
3ラウンド目
我慢して参加率を落して確実にポットを取ります。ロックスタイル、守りに守ります。
5800点まで復活。イメージの下地を再構築。
4ラウンド目
ターニングポイント。そろそろ生死をかけた流れを引き込むアクションが必要となる頃。
TQsでレイズにコールして5wayになるも、K8Q67のボードで2人のブラフ看破、グッドコールで大きなポット獲得。
11000に。
ここでジャパニーズリーディングスキルにリスペクトを得なおし、アグレッシブに切り替えローコネクターで動きまくり。17500。
5~6ラウンド目
細木数子の占いメールが届き、今日は大殺界です。と通知される。。
多少ひるんだものの、
リバーまで使ったバリューベットのピュアブラフ2本決めて30000に。
7ラウンド目
さっきはアグレッシブにアクションして叩かれたのでこのへんでギアチェンジ、一変してパッシブスタイルに変更。
トップヒットAKでチェックコールを繰り返し42000。
44のセットを引いて釣り込みベットしてオールイン貰って59000。
なんだかんだで64000。
8ラウンド目
終始チップリとの衝突は避け続けているので、チップを抜く相手が4人しかいないので気が抜けない。
パッシブイメージでブラフをプロテクトできたところでタイトアグレにチェンジ。
88で3BET入れるとショートのQQにオールインされ負けて54000。
続けて99で入るとKQのリスチが入り受けて負け41000になってしまった。
明日に向けて、みんなショートが入れてくる。
9ラウンド目
今度はルーズパッシブスタイルに変更。
34sからターン2ペア引いてAAをクラック。微増。
Q9sでフラッシュ引いて微増。
AK滑りからフロップ気合いコールしてターン引き当て微増。51000。

少し減らし48750点でDAY1通過。
アベレージ30000くらい。
17位/90残り/360人参加。
思った以上に初日で人数が減りました。このくらい減らさないとスタックとブラインドの比率が揃わないのかもしれません。
終わったのが深夜3時くらいで夕飯食えず。楽しかったのでさほど疲れはありません。
明日は3時から、会場を変えてシートリドロー。これでチップリから離れられる。
明け方リドローリストが発表され確認すると、ラッキーな事にテーブルチップリの状態でスタートできる事がわかる。
スタックサイズを確認して何処からどう攻めるかイメトレを少しして就寝。
一夜明けて朝。
ヌル湯に使ってリラックスするつもりが、大量の抜け毛に騒然となる。
気を取り直して、浜辺でリゾットを食べて散歩して公園のベンチでしばし目を閉じて、いざDAY2の会場へ。
10ラウンド目~12ラウンド目
テーブルチップリなので、手数を増やしスモールボールで積極的に仕掛ける。
ただし、リスペクトを失わない様に細心の注意。本手とブラフを交互に使い徐々にスタックを上げる。
ピュアブラフで56000。
66のセットを引いて、釣りこみのベットにオールインを貰って78000。
13ラウンド目~14ラウンド目
ここで、ショートが3人死んだ事により、面倒な事態に。
7万点代が3人移動して来てスキル合戦、壮絶な闘い。超タイトアグレスタイルに調整。
ことごとく上手く相手のブラフアクションを看破できて100000到達。
15ラウンド目
88セット引いてAKが釣れてビックポット。150000に。
とうとう日本人俺だけ。

16ラウンド目
ハンド冷え冷え。ローハンドが続く。
手を緩めずスタックは維持。ブラインドで減らしては稼ぎなおす繰り返し。
ただし深入りせずにターンで必ず終わらせるプレイ。
ハンドに頼れない状況が続く。
そんななか事故。フロップストレートに捕まり110000に減らす。
ハンドフォーハンドに。バブルライン。
長い。
1ハンド消化に10分くらい。
ほんと長い。
アベが75000なので120000持ってる俺はインマネまで滅多な事では動きません。
でも、みんなそうなので、降ろしやすいのでリスチはちょいちょい。
オリジナルレイザーになる事は避けます。スチールよりリスチール優先。
でインマネ。のこり36人。
ここから本当の勝負。
で、困った事発生。
2つ左にフィルヘルムスが移動してきた。400000持っててセカンドチップリらしい。
これで、ボタンが使えなくなった。
ザガンアクションに切り替えてしのぐ。
で、また困った事発生。
名前知らないが、右にビックスタックのプロ来襲。
完全にビックスタックに挟まれる。
動きづらい。生半可な事するとすぐに被せられ身動きが取れなくなるので、レンジが下がる。
が、動かない訳にはいかない。止まれば直ぐにブラインドに殺される。
スモールボールと3ベットのコンビとロングボールを周回ごとに織り交ぜてスチールを防ぐ。
もうすでに殆どターンが開く事は無い状況、ほとんどがプリフロップ~フロップで決まる。
頑張って動いて160000まで上げるも、二人のビックスタックに転がされて、切り替えて我慢。
ひたすら我慢。88000迄落とす。
何故我慢するのか。
それは、3テーブル18人になったらまたシートリドローになるから。
17ラウンド目
ターニングハイライト。
6500のレイズに2人コールで参加の時にBBで7Tdで久しぶりに参戦。
2cTh5cでチェックにチェックしたらオリレが小さめ9000,チェックレイズして軽い22000打つと
オールイン要求がきた。
長考の後、ベットサイズからクラブドローか下のミドルポケセミブラフだと踏んで生き死にかけたコール。引かれたら死ぬ。
相手K3cで抜けてダブルアップ。150000に。
直後にハメコールで入ったATでBBのオールインスチールを受けた。
相手はJQo、リバーでJ引かれ負け。稼いだ70000を丸丸持って行かれた。
行って来いでまた80000。
気を取り直してギアチェンジしてアグレッシブにリスチール3BETを繰り返し自力で120000に。


待ちに待ったシートリドロー。
ビックスタック有名プロからポジション的に解放されて、完全集中。
KTのリスチをJJにコールされるが、相手は落ち目でさっきJJに負けた、
且つ俺のKTはピカリハンドなのでマル秘メモ通り、リバーKキャッチ。
170000。
18ラウンド目
ここから再度ギアチェンジして、ショートのリスチールオールインを2人吸収。
ここまでビハインドでのコールはゼロ。出来は上々。
途中TTでショートの66の飛び込みを受けると、フロップ6でひやっとしたが、
ターンTで引き返して事なきを得る。JJに入ったA2のリスチはキッチリ仕留めた。
JJのアヤ、2度目の炸裂。
ブラフでスチールし、勝ってるハンドでコールする打ち回しに徹底的に集中。集中。集中。
ヘトヘトになったが好き放題して、JJ2本、TT、AQ2本が大きく稼いでくれた。350000。
12人になってまたシートリドロー。
で、またセカンドチップリフィルさんが俺の2つ右に。厄介。
ただし、この時点でセカンドチップリになっており、360000。
フィルさんは275000まで落としていたので、少し楽。
と思ったら、初手99でレイズにフィルさんがボタンからジャストコール。ボードJ82。
フロップチェックチェックでターン5。フィルの打ち出しにジャストコールしてリバー7。
これもベットにコールすると、55持って自慢げに トリップスだぜ!! と言われマック。
ターンでレイズしなくて良かった。
が、125000抜かれて立場逆転。
ここから少ししてDAY2終了。
最終的に295000でDAY2通過。
アベレージ225000。
3位/12人残り/360人参加。
疲れた、果てしなく疲れた。脳みそが重い。
でもカラッとした気候のお蔭で腰が痛くならないのは幸い。
この日の夕飯は抜き。というか、深夜で店が開いて無いので食べれない。
空腹に耐えるのは辛いので、速攻で就寝。
一夜明けてとうとうDAY3-FINAL
この日もヌル湯に浸かり、海岸を散歩。昨日とは違う浜辺のレストランでスズキのムニエルとポテト。
たくさん深呼吸してメイン会場へ。
この日は立派なテーブルでかっこいい。
実はファイナルの途中までストリームで流れてるのに気がつかなかった。
ので、たぶんダラダラしてたはず。気づいた後はしゃきっとしといた。つもり。
19ラウンド目~20ラウンド目
トップギアでスタート。
ハンドは全然来ないが、動きまくって嘘つきまくってスタックを有効利用で380000。

ただし、フィルさんも動く。動きに動くがかなり高慢なアクションと発言をしたので、共同戦線が出来上がる。
フィル退治戦線発足。
99でATを自信満々にオールインコールして負けたのをキッカケに、みんなでフィルさんのレイズにはモグラタタキ。
どんどんチルって暴言を吐きながら弱って行くトッププロがなんだかちょっと可哀相。
でも、みんなの意識は、「面倒なやつを先に潰そう」。身から出た錆ですね。

21ラウンド目~22ラウンド目
このラウンド、俺は、スローダウンしてスタックは維持するアクションはしながら、
ショートが飛んで行くのが一段落するのを暫し待ってた。
フィル潰しは続行中。少しおとなしくしてた俺をフィルさんが狙ってきたので、
ノンハンドで3BETしてご辞退頂く。
ついには2.5BBまで追い込みたたき出しに成功。
フィルさんと同時にもうひとり飛んでファイナル到達。本来は7人でファイナルだが、
6人ファイナルとなった。
さっきまでイライラして最後はショゲてたフィルさんは、一度立ち去り、ニッコリ握手しに帰ってきた。
みんな強かったよ、俺のぶんまで頑張ってくれな! みたいな事を言ってた。いい人だ。
プレイ中の言動はあくまで彼のポーカースキルの一部なんだなと理解。

のこり6人でまたシートリドロー。
チップカウントは380000で4位。
65万2人。40万弱3人。24万1人。
AKレイズすると24万持ちが入れて来た。3BET目でいきなりのオールインは荒過ぎで弱いのが解る。
頻繁なレイズに苦しく痺れを切らし楽を取ったようだ。
クイックコールするとやはりTQで無事勝利。630000に。
これであと5人。
軽いレイズにQQで67000の3BET目を入れると、またしても400000の一発オールイン4BETが来た。
これもコールしやすい。間違いなく弱いのでクイックコール。
相手KTで何も起こらず1035000に。
これで残り4人。
勢い付けてギアチェンジ、動いて1240000に。
これでチップリになったのだが、もうひとりの888プロがビックスタックで、
ポジションがそれぞれ2人のミドルスタックをサンドイッチしているので、あまり好ましく無い。
ミドルスタック同士をぶつける為にふらっと離席。
これにより、ボタンとブラインドのみになりぶつかり易くなるはず。
少ししたら戻って弱った所を叩けば良いと判断。
ディナーブレイク前の離席一服。タバコが美味い。
戻るとこのラウンドがあと1ハンドで終了。スタックは5万くらい減ってる。
離席中にみんな早回ししたようだ。
そのぶん取り戻そうかなと、75sでセミブラフレイズをしたら失敗。余計に5万減らした。
ここでディナーブレイク。
ディナーブレイクの時には食べると眠くなりそうなので、紅茶とティラミス。
ウェイターさんが、 頑張ってるからサービス! と皿に山盛りのティラミスをくれた。5人前くらい。
いくら何でもこれは食えない。疲労困憊。

23ラウンド目
ハンドは勝ってるニュアンスがあったが、888プロのセカンドチップリからのレイズだったので
3BETせずにA3sでジャストコール。ターン2ペアで相手のベットを引出しに成功。
1375000に。精神的にも追い込めた。
2ビックスタックの均衡も崩せた。一人独走、これは手応えあり。
これで3人が動き出すはず。
ここで、400000にまで減らしていたミドルスタックがボタンから一発入れ。
やはり一発入れは簡単にコールされる。
800000をさっき割ってしまった888プロがAKでコール。一発屋は47s。
しかし、このAK、ニュアンスが宜しく無い。さっき俺に運気をがっぽり抜かれた上に、ハンドが暗い。
つい、見た瞬間に、「このAKはダメだ」と言ってしまった。
案の定、400000のショート側が7ヒットしてダブルアップ。嫌な予感。。
暫くしてこの888プロとぶつかる。88でレイズにプロジャストコール。
ボードの2オーバーカードを使ったサードバレルまで入れたリバーまでのアクションにミスは無かったと思うが、
半分シックコールされる。
これは2ハンドで600000失った背景が少なからずあった上でのシックコール。
結果的には99でナイスコールではあるのだが、いい迷惑。47君の功績。
俺も相手のチルり度を加味して風味を打たねばならなかった。
セミブラフがバレたので少しスローダウンしてイメージ再構築に。早く忘れて欲しい。
24ラウンド目
俺1231000
セカンド592000
残り二人400000
のバランス。まだ、3人の総スタックをカバーは出来ていない。
ただし、照準は定めて残す相手を選べるスタック量。
そうこうしているうちに47君が888プロのブラフスチールをAQで仕留めた。
これで残り3人。と同時に照準が定まった。
ヘッズは47君とやる事になる。(はず)

しばらく平和なポーカー。
AJフロップナッツは稼げず。みんなタイトにブラフしない。虎視眈々とチャンスを伺っている。
俺がブラフしたらローボードでTTにリバーまでフラットコールされた。
チップリとはぶつかりたく無いのが良く解る。
47君と衝突。
96sからレイズで入り、Jハイボードのミドルヒットでチェックレイズをかけるが相手もミドルヒットでコール。
相手は98sで負ける。惜しい、嫌な感じ。
少しして照準を定めて飛ばすはずの相手が少し盛り返し、また47君と並びはじめた。
25ラウンド目
疲れた。二人がぶつかるのを待ち疲れた。
痺れが切れそうになっていると、やっとぶつかり均衡が崩れ、また47君が優勢に。
ここで注意した事はこの二人が合体してしまう事を避ける為に、
ショートを俺自身が必ず先に吸収しないといけない事。合体させると優位性がかなり落ちる。
ほぼ五分のヘッズスタートになってしまう。
あせったショートが250000迄削られ減らしたところで一発入れ。
これをA7sで47君より先にリスクを取りプロテクトオールインをして捕まえた。
こういうハンドで捕まえるには間違いなく勝っている感があれども、引かれ負けも充分に有り得る。
なので、引かれても痛手にならないスタックになるまで待つ必要があった。
少し前の47君の47をAKで受けたプロの二の舞は避けたい。
相手KTで無事勝利。
これで一番有利な状態でヘッズ到達!!

ヘッズになってのファーストハンドは意地の張り合い勝負。メンタルアドバンテージをお互い取りに行く。
7Toでレイズすると47君がリレイズして来たので更にリリレイズして振り落とし。
アドバンテージ死守。
その後しばしプリフロップの押し引き。膠着。
26ラウンド目
スタック差からお互いハンドが無い状態でのプリフロップ攻防の不利に気づいた47君が戦略を切り替えてきた。
プリフロパッシブジャストコール、ポストフロップアグレッシブ戦略に変わった。
これに気づくのが遅れた為、痛手を負う。
プリフロはコールされフロップで打ち返しをされノンハンドで被せづらくなりかなり詰め寄られてしまった。
それまでタイトアグレなおとなしい子だと思っていたための油断。豹変した彼は、本当に上手い。
後で知ったが、DAY2の最終チップリーダーは彼だ。
DAY3でもファイナルまで同じテーブルにならなかったので解らなかったが、ずっとチップリーダーだったらしい。
詰められた差を取り戻そうとレイズにこちらがA5でジャストコール。フロップベットを誘いに行ったのが運の尽き。
937のフロップで、チェックして打たせてリレイズを被せると渋々コールされた。
ターンJでバリューのセカンドバレルも渋々コール、リバーラグ4のサードバレルは悩んで悩んで、コール!!
相手78。。やられた。恐らく今までのベットパターンを相当観察されていた。
彼は88対99の時とTTにフラットコールされた時のアクションをリロードしてきた。
ここが全てだと思った。スタックは逆転し1000000対1700000で始まったヘッズは1620000対1080000に。
運気はざっくり持って行かれてしまった。このポットをどちらが取るかは、実際のチップカウント差以上に大きい。
案の定、このままずるずると流れを掴めず800000に。
27ラウンド目
フロップのボトムヒットから打ち出すとあっさりコミットを誘うチェックレイズが飛んでくる。
さっき迄こちらが仕掛けていたことを完全にやられている。
じりじりとブラインドにも削られ攻めあぐねて600000まで減らす。
そしてついにラストハンドが到来。
34d、潜りコール、相手はチェック。から、ボード769。
インスピレーションがあったので何故フロップでの絡みが浅いのか疑問を残しつつ、
相手先チェックに1ヒット主張する決めアクション。
万が一コールされてもガットもしくはランナーランナーでフラッシュ、2ペア、トリップス、
なんかしらが引ける感覚。
相手のフロップチェックにスチールオールインした。
すると、クイックコールの声。47君ニコニコしている。
瞬間的に何が起こったか理解した。
58oがざっくりフロップストレートを作っていた。
愕然としたがアウツを考えた、ランナーフラッシュしかない。5では上ストに負け。
ターン4。
でついに終了。
立ち上がり握手をしようと手を差し出しながらボードを見ていると、
リバー4。。
いやいや、ランナーランナートリップスじゃダメなんだよ、ポーカーの神様。
神様に、もうちょっと修行しておいでと言われた気がするリバー4だった。
握手しながら、この手がブレスを巻くのかと思いながら、
こんなに密度の濃い時間が終わってしまった事が悲しくなった。
フラフラとその場を離れ、テーブルと取り巻く人が皆、勝利者に視線を注ぎ讃える様子を後にし、
準優勝と優勝はこんなにも差があったのかと、初めて理解した。
それまでは全く緊張もなく、楽しんでいたのに、
終わったとたんに腰が抜けたような感覚になってすっかり脱力。
3人になるまでは全く意識していなかったブレスレットと優勝。
終わってみたら、やっぱり欲しかったな。と思う。
あれは、ポーカープレイヤーのスキルと情熱の具現化された証で有る事が今は理解できる。
これを糧にまた頑張ろうと思える事が救い。
今回のような密度の高い、己のスキルの全てをフル動員できるような大会に、
また体力のあるうちに参加できる事を切に願うばかり。
環境と機会を与えて貰えた事、また、共に切磋琢磨できる国内外の仲間に、感謝でした。
その後の残念会は3日ぶりの夕食となり、食べ過ぎ。生ガキ30個食べた。
翌日は当然の食べ過ぎによる下痢。

で、香港に飛んでまた問題発生。
3人分のスーツケースが出て来ない。。 遠征は続く。















