東京平版のブログ

東京 神楽坂にある、デザイン・制作/製版・印刷会社


テーマ:
営業部の石川です。
今回は表面加工の「プレスコート」についてご説明します。


まず、お客様からコンサートの告知ポスターの印刷の相談があったのですが、
他より目立つようにしたいという事でしたので、
光沢感の強く出る表面加工の提案をしました。


方法としては二つ。
1つは、よく雑誌・カタログの表紙や書籍カバーなどで使用される「PP貼加工」で、
フィルムを貼ることにより表面の保護や光沢感を出します。

もう1つは「プレスコート」で、
印刷物表面に熱硬化樹脂(水性および水溶性の塗料)を塗って、
乾燥後に高温の鏡面にステンレスローラを圧着させる事により、
同様に光沢感を持たせる表面加工です。

しかしどちらも印刷の色見が加工後に変わるという現象が起こります。

これはフィルムを貼ったり、液材を塗布してプレスすることにより、
一種のレンズ効果的な現象なのか、全体に色量が増し気味になるのです。

このことについては、校正時に必ず表面加工を施した校正紙で校了を頂き
(同時に表面加工無しの校正紙を保存)
印刷時には表面加工無しの校了紙にて色合わせすることにより
色調変化などの問題のない印刷物がご提供できます。


           プレスコート加工無し(ボリューム感が弱い)



プレスコート加工有り(写真では分かり難いかな)



今回、光沢性を提案するにあたって、プレスコートにしたのは、
PP加工はPoly-Propyleneフィルムを接着材で貼り合わせているため
一般の紙と同様に処分できず、産業廃棄物としてしか処分できません

プレスコートの方がローコストで、
リサイクル特性にも優れているという事と、
分別しなくても可燃ゴミとしても処理できる為、
環境負荷を減らすことになるので
この表面加工を提案いたしました。


このポスターが他と並んで掲示され、
少しでも多くの人の目に触れ、集客に役立てばと思います。
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