CONTAX/Carl Zeiss をNIKONで使う その2

テーマ:カメラ 2010年07月27日 00時01分00秒

前回はマクロモードを使って鉄道模型(Nゲージ)を撮りましたが、

同じようなアングルで今回は普通のモードで。

ボケは、溶ける感じはなくなりますが、汚いボケではないです。

シャープネスも上がって、しっとりとした色合いが出てきます。


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)


なかなかの質感だと思うのです。


そこで、改めてマクロモードにしてみると、


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)


ボケ方は綺麗なんですが、しっとり感がやや失せるのと、

露出がプラス側(明るく)にシフトするように感じます。


じゃぁ、遠景というか無限遠ではどうなのよ。


ということで駅周辺でテスト撮影をしてみました。


幾つかの絞り値で固定して、ズームの位置を28mm, 35mm, 50mm, 70mmに合わせて撮ってみました。

(マウントアダプター補正レンズとDXモードの問題で35mm換算では1.8倍の焦点距離となります。)

本当は適正絞り(カメラ側の露出計算との相性)もレビューしたかったのですが、

かなり長くなりそうなので割愛。

結論を先に言ってしまうと、マイナス1.5段補正※1しておく必要があります。

(※1;2010/08/01アップ予定のその5を参照してください。)

カメラの露出計そのままで写真撮ると明るすぎる写真となります。


さて、実験。


絞り値3.5(開放)-------------------------------------------------------------------------


↓28mm
へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

↓35mm
へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

↓50mm
へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)



↓70mm
へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)


一見して28/35mmは周辺が滲んています。

これがCarl Zeissの問題ではなく、アダプターに入った補正レンズの仕業であるのは

想像に難くないです。そもそも広範囲スギで大胆スギ。

かなり広範囲に滲みが発生するので、絞り開放では50mm以上でないと使いにくいでしょう。

ただ、色合いや切れ自体はしっかりしているので、かなりポイントは高いと思います。


なお、アダプターに補正レンズが入って無限遠が使えるように補正していますが、

ピントは∞マークの相当手前で合焦します。

ピントに関しては、しっかりと目で確認して合わせる必要があります。



絞り値5.6--------------------------------------------------------------------------------


↓28mm
へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

↓35mm
へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

↓50mm
へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

↓70mm
へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)


わずかに28mmで周囲に滲みが見られますが、ほぼ正常と言えそうです。




絞り値11--------------------------------------------------------------------------------


↓28mm
へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

↓35mm
へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

↓50mm
へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

↓70mm
へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)


ここまで絞ると、広角側での周囲の滲みはほとんど見られませんが、

とんでもない問題が出てきました。


50~70mmで中央部にフレアが出現しています。

半逆光といえばそういう状況かもしれませんが、これはアダプターの補正レンズが

なんらかの悪さをしていると思われます。


ここまでのまとめ


①露出はとりあえず5.6で。

②28~35mmでは、それ以上絞りを開けない。(絞れ)

③50~70mmでは、それ以上絞りを絞らない。(開けろ)


----------------------------------------------------------------------------------------

70mm側、f/5.6。マンションを適当に。


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)


拡大してみると、多少収差は出ていますが、反射してこの程度ですから優秀です。
しかもタイルのテクスチャーもとても綺麗に出ていますし、白飛び・黒潰れもありません。


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)


28mm側、f/5.6。商業施設を適当に。

へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)


周囲はにじんでいますが、とてもキレイですね。(右側にゴミの写り込み、キニシナイ)


同条件で、


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)


やはり周囲が流れますし、「赤」が安っぽい赤になりますね。

このあたりは要注意です。

中央部をほぼピクセル等倍で切りだしてみました。


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)


日立のロゴマークの赤は少々安ぽいのですが、左のビルのコンクリートの質感など、

拡大して、このレベルというのは、驚きました。


同じく、28mm f/5.6。


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)


ズバリ!気に入りました。

お散歩カメラで、慣れた場所へ行く時に使えそうなレンズ。

見慣れた土地で見慣れたアングルで被写体を見たとき、

新しい発見をさせてくれそうなレンズです。


ただ、あまりにピント合わせや露出合わせ・試行に時間がかかるので、

余裕がなさそうなときには、無用の長物になりそうな気がします。


※使用ボディはNIKON D300 です。

ファイルはRAW、もともとシャープネスやノイズリダクションを

ボディの設定では外していますので、CaptureNX2やPhotoshopで

シャープネスやノイズリダクションをかけてJPEGに落としています。

なお、意図的なトーンカーブ調整や彩度、明るさの調整はしていませんが、

ソフトが勝手にカラー調整や、収差補正、明るさ補正などをしてしまっている

可能性があります。



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