東京タワーサイドメモリー

あの時君はここにいて僕もここにいた。僕達の前にはいつも東京タワーがあった。
あの頃のトキメキいつまでも忘れないでいたい。


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それにしてもすごい。2016年に35年前に出したデビューアルバムに歌を入れ直して「SEA BREEZE 2016」としてリリース、その年むかえた35th anniv.ではオリジナルドラマーである村上“ポン太”秀一氏まで登場させて1ステージで全曲再現の暴挙。そしてその翌年には30年前のインストアルバムを“自分の弾いたギターが下手だったから”ということを理由付けにして再録。「SEA IS A LADY 2017」として世に問い、全国ツアーまでも敢行。ミュージシャンにとって昔出したアルバム、昔演った曲を録り直したい、もう一回やり直したいと思うことはもうどうしようもないくらいの心情だと推し量られるけど、現実にここまでやる、またやれるミュージシャン、今の日本にいないでしょう。どんだけすごいんだ角松敏生。伊達に業界で36年やり続けてきただけじゃないな、というのが去年、今年の感想。

 

一億総評論家時代の今、AMAZONなどのレビューもすごい。「SEA IS A LADY 2017」なんて今日現在、初回限定盤と通常盤あわせて69件もアップされている。内容も素晴らしく、みんな角松さんと角松サウンドに思い入れあるんだろうなー、ってくらいの力作ぞろい。素人でも今は評論家と互角にいけるでぇーって世界です。

そんな中でも「旧作のが良かった…」、「1987のが好きだ…」ってのが結構あったりして、そこもまた角松さんの凄さ。30年後のやり直したのと同じ土俵でオリジナルが語られているんだもん。それだけでもう十分2017版は価値があるってことだと思う。

だって30年前と今、同じ土俵で語らないでしょう、普通。


30年前?大学出て就職したばっかり。昼も夜も毎日なんだか面白くって楽しくてイケイケ状態。先輩や同僚たちと仕事も頑張るけど、アフターはアッチ行ったりコッチ行ったり、朝遊び場からそのまま出勤したり、それこそ“キラキラ”な日々を送ってた。自分のことしか考えず、とにかく目の前のことだけ。先のことは漠然と思ったり考えなかったり…。今思えば刹那的で無責任極まりなかったなぁ。
それが30年も経てば、仕事では要職にも就いて、権限を持ったはいいけど責任はそれ以上に重く、何かあったら自分ひとりで済むような状況ではなく、常に組織全体のことを考えていて。プライベートでも、自分のことよりもまずは優先すべき家族がいて、自分が潰れれば彼女達をすぐにでも路頭に迷わせてしまことになるかもしれないという、そういうボーダーラインが見え隠れする立場になっているわけだ。

 

そんな風に時間の流れと共に自分も変わっているのに、「角松さんが30年前のインストアルバムまた出したんだってさ」と聞いて30年前と同じ土俵で語れるわけないじゃん!全然ない。
角松さんのことは、その私生活を含めて自分なりの想いを持ちながら、ここまでついてきた。だから、今回のアルバム、どうして他の選択肢ではなくシーイズアレディのやり直しを選んだのかとか、やり直したかった気持ちとか、ビジネスとして狙った線とか、制作上の縛りとか、ツアーの集客とか、色々なことに思いを巡らせた。角松さんこそ30年前の角松さんじゃないんだから。この“同時代性”こそが僕にとって角松敏生が特別な存在である理由なんだけど。

 

冒頭と同じ言葉になるけど、それにしてもすごいですわ。単なるノスタルジーなど全くなく、今の角松さんが等身大で表現した「SEA IS A LADY 2017」。アマゾンで、昔のことをタラタラ述べているオッサンなどとっくに置いていかれてます。聴かなくていいです。角松さんとともに歩んでいる真の角松ファンと若い音楽好きの人たちにこそ聴いて欲しい作品。
間違って受け取ってもらいたくないのはオリジナルの1987版「SEA IS A LADY」が悪く見えると言っているわけでは決してなく。僕だって今でもこのアルバムは大好き過ぎるし、あの当時ワクワクしながらこのアルバムを一緒に聴いた彼女たち、今頃どうしてるのか…、などと微かに想い返すこともあったりすることも。でも今の自分とっては前に進むことしか考えられないし、今回の2017は早速その原動力になってくれている。

 

本当にこの時期、この季節に出してくれてありがとう!角松さん。

いろいろな事情もあり、個人的にはワンチャンのタイミングでした。ツアーも行けたし相乗効果抜群。今日もこれからこのアルバム聴きながら海に行ってきます。

今まで30年間「SEA IS A LADY」と一緒にいましたけど、これから先は「SEA IS A LADY 2017」と「SEA IS A LADY」で両手に花、楽しみ2倍。本当に嬉しい!

 

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