東海道を日本橋から歩くシリーズは吉原まで来ました。いずれ来ることにはなると思うのですが、ちょっと先行して清水市内を少しだけ歩いてみました。
清水駅近くの商店街でいきなり骨董蓋に遭遇しました。静岡市のHPによれば、旧清水市の水道は昭和7年給水開始とあるので、その頃の蓋かもしれません。気を良くして古い蓋を探してみましたが、それらしき蓋は他には見つけられませんでした。
この消火栓以外で見つかった右書きの蓋はこれだけでした。「清水市 制水弁」と書いてあるのだと思います。
後継品たち。
制水弁は六角形の大きめの枠に囲まれたものもありました。
一方の下水道はHPでは昭和31年4月より着手とありました。
骨董品ではありませんが、JISベースの地紋に「下水」の文字が入ったなかなか美しいデザインです。旧市章とのバランスもよく印象的な仕上がりですね。
「水」の字が消されている蓋です。「下」だけ残す意味があったのでしょうか?何でしょう。
ご当地デザイン蓋の種類は豊富です。
上水道はサッカー。
下水道は緻密なツツジの蓋。
上の蓋と違って塗料が欠落していない完品を撮影したつもりだったのですが、なんと上下逆! いまだにこういうことをやってしまうのです。。。
「河川」とあるので暗渠の蓋でしょうか?三保の松原から見た富士山のようです。ご当地蓋の見本のようなデザイン。
後篇では上下水道以外の蓋を中心に。