札幌にあったこの黒い蓋。写真ではわかりづらいが、ゴム製です。触ると確かにやや柔らかい。
「マンホールのふた<日本篇>」によれば、硬質ゴム製で道路とのレベル調整用との事。どういうことかよく分からなかったのですが、「断熱マンホール蓋」というものだそうです。積雪があると下水管内の熱でマンホールの部分だけ雪が解けて道路に段差が出来て危ないのですが、ゴムならその熱が路面(雪の底面)に伝わりにくいのでそこだけ解けるということが無く段差が出来ないという理屈らしいです。ただ、このゴム蓋、常設ではなく、普通の鉄蓋の上にかぶせて使うものなのかも?(ソースは → 清田区土木センター便り 第23号)
一方で、鉄蓋の下にセットする断熱製品もあるようです。(マンホール内断熱蓋)
普通、鋳物かコンクリート製、家庭用の小さな汚水枡や水道関係の蓋でプラスチックというのがあるけれどゴム製というのは珍しいと思います。
ちなみに、名古屋のこの古そうな量水器は瓦(陶器)だと聞いたことがあるのですがどうでしょうか?