短慮 | 徳富 均のブログ

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自分が書いた小説(三部作)や様々に感じた事などを書いてゆきたいと思います。

近年は「キレやすい」人が増えているよう

に思えます。

道を歩いている時に、少しでも腕が触れたり、

荷物が触れたりすると、舌打ちをするなり、

怒った形相をするなりの人をよく見かけます。

また、雨の日など狭い道で傘が接触すると

これも嫌な顔をする人がいます。


このような接触にはお互いに譲り合う気持が

必要で、一方的に相手を非難するものでは

ありません。

誰でも他の人と接触するのは、心持のよい

ものではないでしょう。


ところが、直ぐに「キレる人」に限って自分の方

からは避けようとしている様子は窺えません。

そして、接触してから怒り出すようです。


然し、怒っても何にもならないのではないで

しょうか。

自分の不満を相手にぶつけるだけで、周囲の人

からは限りなく「白い眼」で見られるだけです。


「短慮は功を成さず」と言う言葉があります。

(物事はじっくり考えた上で行わなければ、

何事も成功させることは出来ない)


大田道灌の歌にも、

「いそがずば ぬれざらましを 旅人の

跡よりはるる 野路の村雨」

(急がなければ濡れずにすんだろうに。

野道に降っていたにわか雨は、旅人が出て

行った後に晴れたことだ)


「短気は損気」と言います。

時と場合によっては怒ることも必要でしょうが、

些細な事で怒る人は、自分の器量の小ささを

示すことになります。


ストレスの多い現代では、そのストレスの発散

は難しいですが、それを他の人にぶつけるのは

お門違いであり、卑怯です。

何事に対しても、焦らずじっくりと考えて行動

することで、事は好転するかもしれません。



2.みみずく

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1.吉祥果

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