DHMO(Dihydrogen monoxide) | 徳富 均のブログ

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自分が書いた小説(三部作)や様々に感じた事などを書いてゆきたいと思います。

1997年にアメリカ合衆国アイダホ州の14歳

の中学生ネイサン・ゾナーが、「人間はいかに

騙されやすいか?」と言う調査に、「DHMO」

という物質を用いた。


その調査とは次のようなもので、50人の大人に

対してアンケートがとられた。


「DHMO」の問題点として指摘されていることを

挙げておきます。

・水酸と呼ばれ、酸性雨の主成分である。

・温室効果を引き起こす。

・重篤なやけどの原因となりうる。

・海岸の浸食を起こす原因となりうる。

・多くの金属を腐食させ、錆びつかせる。

・電気事故の原因となり、自動車のブレーキの

 効果を低下させる。

・末期がんの悪性腫瘍から検出される。

などを挙げ、次に、

「この物質は法で規制すべきか」と言う質問に、

50人中43人が賛成し、6人が保留、1人だけが

「DHMO」の正体が分かったということです。


「DHMO」とは、ジハイドロジェン・モノオキサイド

(一酸化二水素)即ち、「水」のことです。

上にあげた説明に嘘はありません。

然し、それが科学的に述べられると、人は

疑いを抱かずにほとんど信じてしまう傾向

にあります。


ですから、ある事柄について「よく調べろ」

と言われても、それが全く説明されておらず、

自分で調べなければならない時には調査を

するのですが、ある程度の解説がなされ、

それもいかにも本当らしいものであるならば、

人は疑いを持たないと言えるでしょう。


振り込め詐欺などに見えるように、人間は

相手を信用したいのです。

なぜならば、疑うよりも信用する方が楽だから

です。



2.みみずく

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1.吉祥果

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