• 30 Apr
    • 枝豆が発芽しました!

      4月も後半になり気温も上がってきたので、枝豆の苗を育て始めました。 枝豆は、昨年はじめてチャレンジしたのですが、そのときは苗を買ってきて畑に植えて栽培し、そこそこ収穫できました。 今年は、もう一歩進めて種から育ててみようと、まずはマンションのベランダで2週間くらい前にセルトレイに種をまいたのです。ところが、発芽する前にほとんどハトにほじくられてしまいました。 「ここは9階だから大丈夫だろう」 とあまく見ていました。 そこで、1週間前にもう一度リベンジ。今度はハト対策として上から半透明のビニールシートで覆ったところ、なんとか発芽させることができました。 このままうまくいけば、5月後半には畑に移植することができます。でも、豆類の栽培は鳥との攻防戦です。何とか秋にはおいしい枝豆を収穫したいと思います。

      1
      テーマ:
  • 02 Apr
    • 古地図を使ったニュータウンウォッチング

      3/25(土)、城山公園での観察会の一コマで、古地図を使ったプログラムを試行してみました。 まだニュータウンができる前の地図と今見えている景色を見比べて、今見ている風景は、もともとどんな景観の場所だったのか想像してもらうというものでした。   ここは丘陵地に作ったニュータウンで、ただ地図だけ見せても現在地などわかりにくい場所です。そこで、図書館でS14の同じ場所の地図をコピーし、パソコン上で現代地図を重ねて、現在立っている建物や道路を古地図上に載せて見ていただきました。   すると、このニュータウンがいかに大きく地形を改変して作られたか、それでも部分的に当時の名残が見える場所などが入り混じっていることがわかってきてなかなかおもしろい。まるでブラタモリの気分です。 「今見ているこの道の両側には桑畑が広がっていたんだね」とか、「お父さんが子供のころは、このあたり一帯が山で、人なんか誰もいなかったんだよ」と自分のお子さんに話している地元育ちのお父さんがいたりして面白かったです。   いつも利用させていただいている図書館は、山の斜面をくりぬいて作られていますが、その尾根の稜線を再現するとこんな形になります。 今後、もう少し古地図と現地を比べながら歩いて下調べをして、古地図を使った観察会をやってみたいと思います。

      テーマ:
  • 18 Dec
    • 三宅島トコロジスト講座「調べたことをまとめよう」

      しばらくブログの更新をさぼっていましたが、気を取り直して再開したいと思います。 今日は三宅島トコロジスト講座の3回目。早朝の船で三宅島入りし、少し仮眠してから会場に向かい、「調べたことをまとめよう」というテーマでのお話とまとめの作業を行ってきました。 7月に受講生の皆さんと一緒に伊豆地区の集落を歩き、「道」「食」という二つのグループにわかれましたが、その後夏から秋にかけて、何度か伊豆の集落を歩いたり、お年寄りにお話を聞きながらそれぞれのアプローチで少し前の三宅島の暮らしを調べていきました。内容はまだ明かせませんが、二グループともなかなか面白い成果物ができそうです。さて、「調べる」という作業には、二つのステップがあります。一つは、情報を集めるというステップです。一般的には「情報を集める」というと、インターネットで検索したり、本を読んだりすることを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし、これらの方法は誰かが調べたことを二次利用することです。 トコロジスト講座では、二次的な情報だけでなく、可能な限り一次的な情報にあたってみようということをテーマのひとつにしています。そのめに、受講生は何度も現地を歩き自分で見聞きした情報を集めることを体験するのです。集めた情報は、調査票の書式に沿って清書しカード化します。そのカードがたまればたまるほど、まとめの作業がしやすくなっていきます。 「調べる」ことの二つ目のステップは、集めた情報をまとめて、なぜそのような結果になったのか考えてみるというステップです。ここでは、集めた調査票を机の上に広げて、どのようにまとめればわかりやすいかをみんなで考えます。一覧表の形にまとめるのか、地図の形がよいのか、みんなでイメージを出し合って作っていきます。このようにして情報が整理されてきたら、最後に「なぜそのような結果が出てきたのか」について考えてみます。地図で地形をみたり、集落の位置関係を見たり、土地利用や自然的な条件を重ねて見たりしながら、参加者同士で意見を重ねていきます。この時間が何とも言えず楽しい。なぜなら、本で読んだこと、インターネットで見たことではなく、自分で歩いて見聞きした実感があるからです。これから先、2月の発表会までは追加のヒヤリングやまとめの作業で追い込みに入ります。いろいろとお話を聞かせていただいた地域の方にも来ていただいて発表を聞いていただくことになりますが、きっと素晴らしい発表会になることでしょう。今から2月が楽しみです。

      1
      テーマ:
  • 24 Jul
    • ベイトトラップで虫の観察会&池の整備作業

      今日は、午前中は城山公園で定例の観察会、午後は公園内の観察池の整備作業でした。観察会の方は、少し変わった試みで、園内数か所にあらかじめベイトトラップを仕掛けておき、トラップにかかった虫を観察するというものでした。ヒラタシデムシ、アリの仲間、ハンミョウなど、地面を這う虫数種類がかかっていました。虫自体は普段見かけるものでしたが、トラップを仕掛けて観察するという手法が新鮮で、子どもたちは夢中になっていました。また、トラップ以外にもトタテグモの巣やアブラゼミの幼虫を観察することができて、観察会に参加しないとなかなかお目にかかれない体験でした。 ※トタテグモの巣地面に作るクモの巣で、巣の入り口には糸と泥で作られた蓋がついており、近くを獲物が通りがかるとふたを開けて飛び出してくる。 つづいて午後は、城山トコロジストの会のメンバーで池の整備作業ですが、公園の中に作られた小さなため池に、泥が堆積し浚渫しなければならないので、その前に池の全面に広がったアサザの駆除とヤゴやドジョウの救助をしようというものでした。アサザは、誰がどんな目的で植えたのかわからず、この1年くらいですっかりと水面をおおいつくすようになったものです。葉が繁茂し日が入らなくなり、空気も循環しなくなったため、水質が悪化し生き物の姿もめっきり少なくなってしまいました。まずは、手でアサザの茎と根を引きちぎります。泥の中深くにまで根が張りなかなかの重労働です。あらかたアサザを駆除し終わったら、今度は中の生き物を網ですくい、水を張った衣装ケースの中に救助してやります。予想ではもう少しヤゴの仲間がいるかと思ったら、ほとんどいません。代わりに20~30cmクラスのドジョウがとれました。救助した生き物は、稲城市環境学習センターのビオトープ池で保護する予定です。ドジョウの種類は後日調べてみようということになりました。公園のオープンスペースに作られた池なので、誰でも気軽に池に近づくことができる代わりに、勝手に生き物を放したりして外来種も話されてしまいます。まあ、他の池や川とつながっているわけではないのでここから外へ広がっていく心配はないのでそれほど神経質にならなくてもいいのかもしれませんが。気が付いたら昼ご飯を食べ忘れていて、夕方までなかなか充実した時間を過ごすことができました。  

      1
      テーマ:
  • 19 Jun
    • 自分のいる場所をマクロにみる

      ここのところ月1回のペースで、近所の小学校の出前授業に駆り出されています。5/16は、小学2年生の対応。テーマは「野生動物を観察しよう」でした。これは先生からのリクエストで、6月に多摩動物公園に行くので、その時に役立つ観察の視点を伝えてほしい、とのことでした。結局、実物大の鳥のシルエットを使って鳥の大きさの感覚をつかんだり、スズメの間違い探しなどのクイズを取り入れたりしながらできるだけ体験で実感できる内容にしました。伝えたかったことは、「漠然とみるのではなく具体的に見よう。」ということでした。 そして一か月後の6/17は、5年生の対応です。今回のテーマは、「三沢川を歩こう」。これも先生からのリクエストです。校外学習で三沢川の上流部にあるキャンプ場に1泊でキャンプに行くので、その時に役立つ内容のものをやってほしい、というものでした。三沢川は多摩川の支流で、稲城市を東西に横断している約10㎞くらいの小さな川です。普段生活している場所から徒歩で川をさかのぼって移動するので、稲城の自然を少しマクロに把握してもらうテーマがいいなといろいろ考えてみました。そうしたところ、「川を軸に自分の住んでいる土地を見る」というようなテーマでお話をすることにしました。地形図や3Dマップを使って、今自分がどんなところに住んでいるのか、低いところなのか、高いところなのか、川を軸に自分の位置関係を把握したり、源流部や中流部、下流部の様子を見ていき、丘陵地と扇状地から成り立っている稲城の地形を見ていきました。5年生の子たちとは、2年前から学校の近くの林をフィールドに、自然観察の授業を担当してきましたが、今回はその体験を土台に発展的な内容にチャレンジさせてもらいました。目の前の草花や景色を楽しむ一方で、地図の目線を持ちながら、マクロに把握していくことの面白さについて自分の体験を踏まえて一生懸命伝えたつもりですが、果たしてどこまで伝わったでしょうか?子どもたちの校外学習の感想を聞くのが楽しみです。

      1
      テーマ:
  • 17 Jun
    • 今年の三宅島トコロジスト講座がスタートしました!

      今年の三宅島トコロジスト講座が無事にスタートしました。昨年は、「神着地区」をフィールドに活動しましたが、今年はお隣の伊豆地区がフィールドとなります。参加者も新規に募集し、第1回目(5/22)は14名、第2回目(6/12)は11名の方が来てくれました。昨年同様、まずはみんなであらためて伊豆地区の集落を歩き、「気になったもの、こと」を探していきます。そして会場へ戻ってからみんなで吟味した結果、今年は「メインストリート今昔」「伊豆地区のグルメロードマップ」の二つのテーマについて調べようということになりました。「メインストリート今昔」は、島に都道ができる前の伊豆地区のメインストリートについて調べてみようというものです。現在の島の生活は都道によって支えられています。しかし都道ができたのは昭和30年代。それ以前は、今とは全く違った生活とメインストリートの姿があったはず。それを島の古老たちにお話を聞きながら解き明かしていこうというものです。一方「伊豆地区のグルメロードマップ」は、昨年の「神着地区のグルメロードマップ」を継承したものです。伊豆地区に住んでいる人が、季節ごとにどんなものを採集して食べているのかを調べます。これから夏から秋にかけて、島に住んでいる人が自ら島の生活を調べていきます。果たしてどんな結果になるのか、今から楽しみです。

      1
      テーマ:
  • 01 Jun
    • 再び大三島へ

      高知で会議に出席したついでに、今治市の大三島に立ち寄ってきました。(5/30)大三島は、瀬戸内海に浮かぶ愛媛県側の島ですが、しまなみ海道を使えば今治から車で40分で行けます。瀬戸内の島の良さと愛媛、広島のどちらからでも1時間以内で行けるアクセスの良さ、この二つを兼ね備えたなんとも魅力的な島です。ここでは、トコロジストをキーワードに「大三島の自然を守る会」の方々が活発な活動を展開されています。今回は「ササユリの観察会」があるというので参加してきました。前回の訪問は、昨年の11月23日だから、半年ぶりの訪問になります。 集合場所の駐車場で待っていると、地元の方々が続々と集まってきます。中には、作業用の軽トラに資材を積んだまま、いかにも「農作業を中断してそのまま来ました。」といういでたちの方もいらっしゃいます。他にも、愛媛県西条市の公民館の職員の方や大三島に建築ミュージアムをもつ建築家、伊藤豊雄建築塾の塾生のみなさん、徳島のNPOの方々など島外からの参加者も含めて、約20人くらいの方が集まってきました。代表の管さんのあいさつの後、車で移動してササユリが咲いている登山道を歩きながら、のんびりと5月の美しい花を堪能しました。地元の参加者の男性が、子どものころの大三島の風景と今の大三島の風景の違いを話してくれたり、子どものころの遊びを話してくれました。みなさんの言葉の端々から大三島に対する愛着が伝わってきます。ひとしきり観察した後は、眺めの良い広場でアツアツのコーヒーと地元有機栽培の甘夏をふるまっていただきました。みなさんソフトボールくらいの大きさの甘夏をほおばりながら、島の人、島の外から参加した人が自然に談笑されていました。そして和やかな雰囲気の中、観察会は終了し、みなさんそれぞれの日常にかえって行きました。今回の観察会では、大三島の自然を守る会の方々が、実に自然な形で自然を楽しんでいることが伝わってきました。また立ち寄らせていただきます。大三島のみなさんありがとうございました!

      テーマ:
  • 17 Apr
    • 虫の体の構造を理解してスケッチをする

      今日の城山トコロジストの会の観察会は、「生き物観察と缶バッジづくり」でした。参加者は、少し人数を絞って19名。小雨が降っていたにもかかわらず、キャンセルなしでした。お見かけしたところ、見覚えのある方ばかりでしたのでほぼリピーターの親子だったようです。しかも、お父さん率が高い。  さて、今回の目玉は、Yさん担当で、虫やオタマジャクシの観察と缶バッジ用のスケッチです。中でも圧巻だったのは、スケッチ。スケッチを上手に描くコツは、虫の体の構造を理解することだということで、解説しながらホワイトボードにその場で絵を描いていきます。それを見て、子どもたちからは、「すげー!」とため息が漏れます。そしてたちまちYさんは子供たちのあこがれの存在に。僕は、スケッチが上手いとか下手というのは特に問題ではなく、見た印象をそのまま描いてくれればという程度にしか考えていませんでした。「記録はデジカメで撮影すればいいじゃん」と少し軽く見ていたのかもしれません。でも、きちんと取り組むことによって、大げさに言えば生き物を観察する型を伝えることができると感心した次第です。 また、Yさんがいつもやっているビーティング用のネットを真似して、手持ちの傘を使って虫を捕まえようとする子もいました。Yさんからは「虫が好きで好きでたまらない」というオーラが出ており、それが子供たちを引き付けているのでしょう。やっぱり、地域にはこういう違った世界を見せてくれる変なおじさんが必要なんだと変な関心の仕方をしてしまいました。 観察会のここ最近の傾向として、定員を少なく設定すると、ほぼリピーターの方で埋まります。市のメール配信で広報していただいていますが、配信するとその日のうちに定員を満たしてしまうそうです。常連の方が、日程を確認してすぐに申し込んできてくれるのでしょう。これはこれでとてもありがたいことです。こういう方たちが城山公園の応援団になってくれるとうれしいですね。その一方で、たまには、定員を多く設定するとか、先月やったセルフガイドの仕組みを充実させるとかして、新しい人も入ってこられるような仕組みを考えなければと思います。一歩前へ進むと、さらに多くの課題が見えてくる。やることは尽きないですね。

      テーマ:
  • 11 Apr
    • 畑三昧の休日

      この土日は珍しくオフだったので、普段なかなか手入れできない畑作業をやってました。今回は、夏野菜の植え付けに備えて土づくりです。スコップで30㎝くらいの深さまで掘り、たい肥と苦土石灰を入れました。これがなかなかの重労働。いい汗かきました。この週末で畝づくりまで終わったので、あとは2週間くらい土をなじませて、それから苗の植え付けです。今年は何を植えようかな?ミニトマト、ナス、キュウリ、ピーマンははずせないですね。あとは、枝豆や落花生も試してみようと思います。 他には、タマネギは順調に育っているし、先日株分けしたルバーブも無事に若葉を出し始めています。ルバーブは手入れがいらず、食べ方もいろいろ楽しめそうなので、来年もう少し株分けして増やしてみたいと思います。 それからネギ坊主を収穫して、初めててんぷらにして食べてみました。てっきりネギのような風味がするのかと思ったら全然違う。食感はアスパラガスの大きいやつという感じ。なかなかうまかったです。これなら炒めても食べられそうです。くせになりそうな味なので、これからはあえてネギを収穫せずに、ネギ坊主を採るというのもありだなと思います。採ってもそのあとからまた新しい葉がでてきているので、これを大事に育てればネギの方も楽しめるそうです。若葉をちょこちょこ採ってきて薬味としても使えるし、もちろん大きくして長ネギとしても食べられる。ネギにこんなにいろいろな楽しみ方があったとは。自分で栽培しているからこそですね。 帰りに、畑の周りに生えていたノビルを掘って帰り、昼食のパスタと一緒に食べました。こちらもうまかったです。

      テーマ:
  • 30 Mar
    • ルバーブの株分けに挑戦

      3月29日は、仕事を休んでルバーブの株分けの作業を行いました。 苗を植えて3年になるルバーブですが、大分株が大きくなり、毎年夏にはたくさんの葉をつけてくれるようになりました。収穫した葉はほとんど自宅でジャムにして楽しんでいます。 うちは朝はパン食なので、4人家族だとジャムの消費量は相当なものになります。また、ジャム以外にもいろいろ食べ方があるみたいなので、いろいろ試してみたい。そこで、畑のスペースが少し余っているし、株分けで増やしてみることにしたのでした。  まず、芽が出てきたルバーブのまわりをスコップで掘り起こし、四方に伸びた太い根は適当に切って掘り出します。そして、ナイフで適当に芽が分配されるように株を切り分けて、そのまま新しい場所に植え込みました。「こんなに適当でいいのかな?」と少し不安になりながらも、作業を終え、後は無事に根付いてくれるのを待つばかりです。収穫量が増えたら、少しご近所や職場におすそわけでもしようかと思います。

      1
      テーマ:
  • 29 Mar
    • セルフガイド形式の観察会

      3月27日(日)は城山公園の定例観察会。この日は、「春のおさんぽラリー」というタイトルで、セルフガイド形式の観察会をやってみました。ここ1~2年、観察会の参加者が増えてきて、たまに人数が多くなりすぎるとお断りするケースも出ていました。できるだけたくさんの方にこの公園のファンになってほしい欲しいので、なんとかお断りすることなく多くの方に参加していただける手法がないものかと考えていました。そこで今回はセルフガイドを試行してみたわけです。 コースは、自然度の高さよりも、十分な道幅があることを優先し、公園利用者だけでなく、一般の通行人や自転車も通るアスファルトの道にしました。そして、普通にすたすた歩けば5分くらいで通り過ぎてしまう短い距離の中に、13枚の簡易解説版を取り付けました。  参加者には、解説版の位置を記した地図とメモらんがついたワークシート、虫眼鏡、鉛筆、クリップボードを配布し、自分で解説版を探して観察してもらいます。解説版の中身もちょっぴり工夫し、写真と文章で見てほしいものを説明した他、「何匹いるか数えてみよう。」「さがしてみよう。」「においをかいでみよう。」という具合に、観察のための行動を促す内容にしてあります。スタッフはコースを行ったり来たりしながら、ちゃんと解説版が見つけられているか、観察に不具合が生じていないかなどをチェックします。 今回初めてこの形を試してみて、いくつか気づいたことがあります。一つは、解説版があると参加者以外の通行人も足を止めてみてくれるのです。もう少し設問などが洗練されて来たら常設でこうした解説版を設置しても面白いかもしれない、と市の担当者とも話しました。2つ目は、セルフガイドは準備はとても大変ですが、本番の実施はとても楽です。これなら少人数のスタッフでもある程度の人数を受け入れることができそうです。学校対応のように100人単位の利用も可能です。そして3つめは、セルフガイドは参加者にペースをゆだねるので、コントロールが難しい、ということでした。距離が長くなればなるほど、先頭と最後尾の距離は開くでしょうし、短すぎても一か所で団子になってしまいます。そのあたりの勘どころは何度か試してみる必要があると感じました。 いずれにしても、これまで4年間毎月定例の観察会を実施してきて、蓄積された情報とノウハウを別の形で生かしてみる時期に来ていると感じています。その一つとして、次年度はセルフガイドについてもう少しに詰めていきたいと思います。

      テーマ:
  • 22 Mar
    • ネギ坊主

      この連休中に、久しぶりに畑へ行ってみると、昨年の秋に大きくなれなかったねぎが「ネギ坊主」をつけていました。 大きくなれなかったのは、苗の植え付けが遅かったからかもしれません。作物は、種まきや苗の植え付けの時期を逃してしまうとどうにもやり直しがききません。 実はネギだけでなく、大根もやはり種まきが遅すぎて全然ダメでした。作物が大きくなる前に冬が来て、そのまま春を迎えてしまって、もったいないので今、やせ細った大根を一生懸命消費しています。 言い訳をすると、今年は出張が多く、ほとんど週末は家にいなかったから、思うように畑の作業ができなかったのです。仕事が充実するのはいいことですが、やはりその分何かを犠牲にしているんですね。 ネギは、このまま収穫せずにもう一年育ててみようと思います。時間をかけておいしいネギに育ってくれたらと思います。 ネギ坊主はてんぷらにするとうまいそうなので、もう少し膨らんできたら食べてみます。 

      1
      テーマ:
  • 17 Mar
    • 巣箱の中を観察するシステム

      本日午前中に城山小学校の敷地内に、巣箱の中の様子が教室のモニターで見られるシステムを設置してきました。このシステムを設置してくれたのは、某電機メーカーに勤務するHさん。本業の方でもお付き合いがあり、タンチョウやシマフクロウなどの希少種の監視モニターシステムなどでいろいろご協力いただいていた方です。今回は、私もHさんもまったくのボランティア。まさかこんな形でHさんとご一緒できるとは思ってもいなかっただけに、二重にうれしい出来事でした。このシステムは、巣箱の中の赤外線カメラで撮影した動画をWIFIで飛ばし、少し離れた校舎の中でテレビモニターに投影するというもの。昨年この小学校で理科の時間に子供たちと巣箱の観察をしたのだけど、鳥に負荷をかけずに育雛の様子を子供たちに見せられればと思っていました。しかし、数十人もの子供たちに見せるためには、無線で離れた場所まで飛ばす必要があり、それがなかなか難しい。、そこへ、Hさんがこのシステムを試行しており、設置場所を探しているということを聞き、お声をかけたらとんとん拍子に話が進んだというわけです。巣箱をかけるには少し時期が遅い気がするけど、うまく営巣してくれれば、5月には子供たちと一緒に巣箱の中の様子を見ることができると思います。自分たちの生活している学校の中で繰り広げられる命の営みに、ぜひ興味を持ってもらいたいです。Hさん、ありがとうございました!

      1
      テーマ:
  • 08 Mar
    • 「調べることは、考えること」 ~三宅島トコロジスト養成講座~

       3/7は、三宅島トコロジスト養成講座「島の暮らし発見隊」(最終回)。今回は、これまで約10か月間受講生が調べてきた神着地区のことを発表する報告会でした。 三宅島は、2000年噴火の後、5年間におよぶ全島避難を余儀なくされました。その間に長年培ってきた島暮らしの文化や歴史にぽっかりと大きな空白期間が生まれ、その後の2005年の帰島から10年が経過した今、ふと気づくと島の生活は以前とはずいぶん変わってきています。三宅島トコロジスト養成講座は、帰島後10年という区切りの時期にある今、もう一度以前の島暮らしをふりかえってみようと、三宅村郷土資料館が昨年6月に開講しました。 島民が自らが、トコロジスト(その場所の専門家)として、集落やその周辺を歩き、あらためて不思議だなと思うことや面白いなと思うテーマを決めて調べてゆきます。お年寄りから話を聞いたり、地図に情報を書き込んだりしながら、今まで見過ごしていたことやものをあらためて見つめ直してみようというわけです。 この10か月間、15名の参加者は3つのテーマについて神着地区を調べてきました。発表会では、お話を聞かせていただいた神着の方々や助言をいただいた小学校の先生、先輩トコロジストである野鳥や郷土史の研究家の方にもご出席いただきました。 冒頭の三宅村教育長のあいさつに続き、各グループの発表が行われました。「神着の神様」 1つ目のグループは「神様」。集落の中に点在する祠や神社について調べたグループです。都道沿いにある祠を地図に落として「神着神様聞き取りマップ」をつくったり、それぞれの祠の由来を調べたりしました。 現在島の人口は約2,700人ほどですが、昭和30年代のピーク時には約7,000人の人が暮らしていた時期があります。当然、この間の人口の増減に合わせて、島の中の土地利用は大きく変わってきました。そして祠は人がそこで集落をつくって暮らしていた証でもあります。今でも、やぶや森から、数え切れないほどの祠が出てきたりします。 調査を始めてすぐに、神着地区には本当に無数の祠があり、とても調べきれない、ということがわかってきました。本当は都道沿いだけでなくもっと広範囲に調べようという話も出ていたのですが、一年ではとてもやりきれない。そこで今回は都道に絞って調べたというわけです。それにしてもあらためて地図に落とした祠を見ると、すごい密度です。さすが「神が着く」と書いて神着。名前の通りの場所でした。「神着地区の食ごよみ」 2つ目のグループのテーマは「食」。島暮らしの楽しみの一つは、近所を散歩しながら季節の山菜を積んできて毎日の食卓をいろどることです。このグループは、集落の人たちがどこでどんな山菜を採っているのかを調べて発表してくれました。 「本当は教えたくないのよね。」と言いながら、集落の人しか知らないとっておきの場所「グルメロード」を地図に表して発表してくれました。そしてそれだけでなく、その集落の中での調理法についても調べてくれました。調理法については集落ごとに違うそうですので、実際に作っていただいて食べ比べて見たりしたら楽しいですね。「沢」 3つ目は「沢」のグループです。島の大きな動線となっているのは海岸線に沿って走る都道です。「沢」のグループでは、あえて横軸の動線ではなく、山頂から海に向かって縦に移動する沢に着目しました。いつもとは全く違う動線で見たときに、どのような島の姿が見えてくるのか。実際に沢を踏査したグループのメンバーが自分の体験を生き生きと語ってくれました。 三宅島は溶岩と火山灰で作られた険しい地形の島です。雨が降るとその直後はすごい勢いで水が流れますが、すぐにしみ込んでしまい水流は消えてしまいます。水不足に悩まされるという反面、崩れやすい地形の中で水流をどうやって逃がすかという悩みもあるのです。沢に着目するとそうした三宅島の一面が見えてきて、なるほどなと感心してしまいました。 出席された神着の方々からは、発表に関連して思い出したエピソードを話してくれたり、別の視点からの意見を聞かせてくれました。調べることは、考えること。その場にいる皆さんの島暮らしへの認識が何層にも厚く重なっていくような感覚でした。 これまでも三宅島では様々なイベントや学習会が行われてきましたが、参加者の多くは新住民の方々で、島で生まれ育った旧住民の方々は参加することがなかったと聞いています。今回の講座の一番の成果は、旧住民と新住民が一緒に島の話ができたということだと思います。 次年度も三宅島トコロジスト養成講座は継続します。神着のトコロジスト活動は、今回の参加者の皆さんが引き続き調べてくれるものと思いますが、講座としては今度は神着からお隣の伊豆地区に場所を移して、伊豆地区の島暮らしを調べていきます。神着のみなさん、お世話になりました。そして伊豆地区の皆さんどうぞよろしくお願いします。また新たなトコロジストの皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

      テーマ:
  • 28 Feb
    • 城山公園観察会と横沢入

      今日は城山トコロジストの会3月の定例観察会でした。昨日から、日中の気温が14度を超す陽気となり、一気に春めいてきた城山公園です。今日はsさんのリーダーで池の中の生き物を観察しました。定員を25名に押さえて募集したところ約半日で埋まってしまい、前回同様観察会の存在が地域に定着してきたのを実感できました。ただ、希望する方全員に参加していただけないのがもったいないやら、申し訳ないやら。さて、前半はみんなで池に移動し、まずは、sさんからヤマアカガエルの卵塊について説明を受けます。10腹くらいの卵塊が池の中央に浮かんでおり、その一部を顕微鏡で見たりして、胚の発達の様子を観察します。そして、いよいよ子どもたちに網を配り、各々で生き物探し。たちまち、シオカラトンボやクロスジギンヤンマのヤゴ、ドジョウ、イトミミズ、モノアラガイなどの生き物が子どもたちの網にかかり、あちこちで歓声が上がります。すると、「あっカエルがいた!」と参加者のお父さんの声。池に堆積した落ち葉の中にヤマアカガエルがいました。そのお父さん、なんとサンダル履きのまま、カエルを捕まえようと四苦八苦しています。きっと子どもたちの付き添いのつもりで来たけど、カエルを見たとたん、火がついてしまいガキ大将に戻ってしまったのでしょう。こういうお父さん、いいですね。1時間ほど生き物探しをした後、部屋へ戻り、捕まえた生き物をみんなでスケッチしました。スケッチしながらルーペでヤゴの顔やあごの構造を観察したり、カエルの抱きだこを見たり、野外では見られなかった細かい部分を観察しました。テレビの自然番組もいいけど、自分で捕まえて直に見て、スケッチをする。これに勝る体験はないですね。さて、この日は観察会が終わった後、おまけとしてsさんにご自分のフィールドでもある横沢入里山保全地域に連れて行っていただきました。横沢入は、城山公園から車で1時間ほど走った先、あきる野市にある丘陵地に囲まれた大きな谷戸です。もともと耕作されていた場所ですが、バブルの時代に宅地開発の計画が持ち上がり、様々な経緯を経て、現在では東京都、あきる野市、市民ボランティアによる保全管理が行われています。丘陵地から流れ込む7本の沢と中央の大きな湿地には、豊富な水量の水がしみ出し、様々な水生生物と野鳥、哺乳動物が見られます。案内していただいた場所では、午前中観察会をおこなった城山公園とは比べ物にならないほど大量のヤマアカガエルの卵塊が見られました。トウキョウサンショウウオの卵塊を初めてみることができました。行政がすべて管理を担っている城山公園だけを見ているとわかりませんが、東京周辺部には、耕作放棄され、人の手が入らず荒れ果てていこうとしている里山がたくさんあります。横沢入の保全活動は、里山の管理や生き物の保全を市民のレクリエーションとして根付かせていこうという壮大な社会実験のようにも見えます。これから人口が減っていく中で、同じ東京の中にも耕作放棄されていく里山が増えていくでしょう。そのとき、人口が密集しているエリアから人が通い、里山の保全を行う。こうしたモデルが成立するのかどうか。ある意味で里山の将来を占う活動のように思えました。

      1
      テーマ:
  • 15 Feb
    • 環境教育関東ミーティングを終えて ~個人的な振り返り~

      2月13日14日で、「環境教育関東ミーティング」に参加してきました。参加者は、自然や環境、教育に関わっている方113名。東京を中心に関東中から集まってきました。中でも多かったのは、20~30代の若い方。全体の6割を占めていました。今年は行きがかり上、事務局長という大役を仰せつかって、完全に裏方に徹していました。半年前から同じ事務局のメンバーと、仕事が終わってから夜な夜なスカイプで打ち合わせしてここまで準備をすすめてきました。環境教育関東ミーティングは、10数年前に群馬県で始まり、途中栃木県にバトンタッチされ、昨年から東京の八王子で開催されるようになりました。各地では、それぞれ自主的に手を挙げた人たちで実行委員会を組織し、開催地がスライドしていくのに合わせて、実行委員会のメンバーも入れ替わってきています。ミーティングでは、2日間で16個もの分科会が開催され、参加者は自分の希望したテーマのワークショップに参加します。分科会の企画者は事前の公募によって決められ、実施者は手弁当です。その中には、普段それで飯を食っている人もいれば、余暇活動として取り組んでいる人もいます。このミーティングに関わる人は、基本的にはすべてボランティアです。分科会講師も事務局スタッフも無報酬で、他の参加者と同様に参加費を払って参加しています。「何もそこまでしなくても・・・。」というほど公平な運営方針がこのミーティングのひとつの特徴といえるかもしれません。100人規模の宿泊と飲食の準備と、16個もの分科会のセッティング。通常、これだけの規模のイベントとなると、たいてい行政やどこかの団体が事務局を引き受けて、専従の職員が仕事として対応しているところが多いと思います。関東ミーティングのように完全なボランティアで開催されているところは少ないのではと思います。だからでしょうか。参加してくる人は、みなさん主体的です。参加側と運営側の境目がファジーなので分科会も交流会もめちゃくちゃ盛り上がるのです。参加者であると同時にスタッフでもある。もしかしたらこのあたりの構造は、地域のお祭りと似ているのかもしれませんね。しかし、一方で悩みもあります。これだけの規模のイベントを、急ごしらえの事務局が運営するのですから、それなりの大変さがあります。みんな自分の本業の仕事が第一ですから、急な仕事で作業が滞ることもしょっちゅうでした。だからといって事務局スタッフをたくさん抱えると、情報共有の手間が増えてこれも大変になります。結局、適正な数のスタッフで、お互いに目配りをしながら作業を進めていくしかないのです。でもそこには「やらされ感」なんてありません。誰か特定の人がリーダーなのではなく、状況に応じて流動的にリーダーが交代する。これって究極のマネジメントじゃないでしょうか。地域の中でも、何か短期的なミッションのために様々な立場の人が集まって、よってたかって急ごしらえの組織を作ることがよくあります。自然保護の仕事をしているとそういう場面によく出くわしますし、最近よくある災害ボランティアなどもそうかもしれません。こういう時は、集まった人たちの思いを尊重しながらもスピード感のある動き方が重要になってきます。でもなかなかそれは難しく、うまくいくこともありますが、多くの場合しこりを残してしまうことが多いようです。この半年間、事務局をやってみて、この指とまれ方式で集まった人たちが組織を作るノウハウをもっと社会に広げていけないか。そうすれば世の中もっと良くなるんじゃないだろうか、そんなことを感じました。環境教育関東ミーティングは、おそらく来年も東京で開催されます。今年参加できなかった方はぜひ次回ご参加ください。

      7
      テーマ:
    • 生活の時間(小学1年生)で落ち葉をテーマにしたプログラム

      少し前の話になりますが、2月10日に今年度最後の小学校の対応を行いました。対象は小学1年生二クラスです。2月は仕事の方もいろんなイベントが重なり、一年で一番忙しい月の一つです。だけど、やれば楽しいし得るものもあるから、やっぱり断れない。ちょうど出張と出張の合間に振り替え休日がとれたので決行することにしました。それで今回は何をやろうか考えた末、「葉っぱじゃんけん」というネイチャーゲームとクレヨンを使った落ち葉のこすりだしをやることにしました。子どものころ、落ち葉の上に寝ころびながら、そのカサカサ感やにおい、硬さの違いや形の違い、穴の開き具合など、体じゅうで落ち葉の存在を感じていました。今でも冬の雑木林を歩くとあの時の感覚がよみがえってきます。今回の授業では、遊びを通じて落ち葉に興味をもって、子どもたちが自然に落ち葉に手を伸ばして拾ったり眺めたりするようになったらいいなという願いを込めてやることにしました。まずはルールを理解してもらうために、二人一組になって葉っぱじゃんけんの練習です。はじめはゆっくりとしたテンポで、次第にテンポをあげてじゃんけんをするうちに子供たちも要領が飲み込めてきました。慣れてきたら今度はチーム対抗じゃんけん。チーム対抗にしたとたんなんかすごい盛り上がってしまいました。子供たちのテンションが上がっていくのに先生たちも驚いていました。勝ち負けがあると遊びに熱中しますし、勝てそうな落ち葉を一生懸命探すのですね。さて、次の時間は、場所を教室に移して再開です。今度は拾ってきた落ち葉をクレヨンで半紙に型どりをして落ち葉図鑑を作りました。まず落ち葉を机の上に置き、上から習字用の半紙を置きます。その上からばれんでこすり、落ち葉で凸凹した半紙をクレヨンで軽く撫でてやります。するとびっくりするくらいきれいに落ち葉の形と模様が半紙に映り込むのです。あまり力を入れすぎるとうまく模様が浮き出てきませんが、ちょうどいい力具合だと、スーと模様が浮き出てきます。あちこちから、「わあ」とか「きれい」という声が上がっています。このプログラムは、毎月行っている一般対象の観察会でもよく行うのですが、親子だと子供たちは親に頼り、親はつい手を出してしまいます。ところが学校だと、最初から最後まで自分でやりますから達成感も大きいようですね。いつもよりも子供たちの反応がいいことに驚きました。僕の子供のころは、1クラス40人近くの児童がいました。今の小学校は28名。おまけに2人の先生がついています。これならずいぶん子供たちの様子もわかるだろうなと思います。僕たちのころとは時代が変わって、親たちが学校に求めるものが多くなった結果なのでしょう。いつまでできるかわからないけど、求められているうちは楽しみながら続けていこうと思います。

      2
      テーマ:
  • 17 Jan
    • 冬の定番メニュー!「土の中の生き物観察」

      今日は城山トコロジストの会の定例観察会でした。今回のテーマは「土の中の生き物」。城山公園の観察会の冬の定番メニューです。テーマは地味ですが、土の観察というのはその場所の環境を実感するうえでは基本中の基本。一年間の観察会の中でも極めて重要なテーマの一つとなっています。内容はいたってシンプルです。公園の中を歩き、「生き物がいそうな場所の土」を持って帰り、土を温めながらその中にいる生き物を虫眼鏡で観察するというものです。この「生き物がいそうな場所の土」を実感していただくというのがみそです。場所によって、生き物がたくさんいる土もあればほとんど見られない土もあります。そうした土の違いを湿り気や土の粒の大きさや色などを確かめながら、「ここならいそうだな。」と思った場所の土を持って帰り、部屋の中でじっくりと観察します。親子で頭をつきあわせて土を眺めていると、次第に目が慣れてミミズやトビムシ、ムカデやカニムシ、センチュウ、カメムシの仲間など、様々な生き物が目についてきます。ほんの2時間くらいの体験ですが、この観察を通して、土の中に生き物がいること、生き物がいる土とそうでない土があること、どんな土が生き物が好む土なのかが感覚的にわかってくるのです。土の中の生き物に目がいくようになると、次の機会にはその生き物を食べる鳥やモグラの行動が理解できるようになるでしょう。生き物の目でその場所を見るためには、このプログラムはとても大切な意味を持っていると思います。さてこの観察会ですが、広報が始まってすぐ申し込みが殺到し、2日で定員となってしまったそうです。市の方もこんなに早く定員になるイベントは珍しいと驚いていました。どうやら毎月行っている観察会が認知され、リピーターが増えてきたことが原因のようです。こんなに多くの方に支持していただけるのはうれしい限りですが、逆に参加したいのに参加できない人が増えてきたことは何かもったいない気がします。もっと僕たちのやっていることに広がりを持たせるために、いろんな場所で気軽に体験してもらえる場をつくるにはどうしたらいいか。これからは、そういうことも考えていければいいなと思います。

      3
      テーマ:
  • 19 Dec
    • 三宅島トコロジスト第3回「記録をまとめる」

       今日は、三宅島トコロジスト養成講座の第3回目でした。 夏の間、参加者は3つの班に分かれてそれぞれのテーマごとに神着の集落を、調べてました。その記録を見返しながら、どのようにまとめるかについてメンバー間で話し合い、まとめの作業を行いました。 「神様」について調べた班では、集落の中の神社や祠について、村の古老にそのいわれやエピソードをお聞きしました。 「食べ物」について調べた班では、たまたまゲートボール場で出会ったお年寄りたちに、集落に自生する植物の中で、いつどこでどんな草花を採ってどんな調理をして食べているのかについて聞き取りを行いました。 「道」について調べた班では、ある沢沿いの道を歩き、その山側の上流部から海岸側の下流部までをつぶさに見て歩きました。 みなさんあらためてご自分の集落の中を見て歩き、「いままで生活してきて気づかなかったことが見えてきて面白い!」と興奮気味に話されて、話題がつきない様子でした。 3月ごろには、発表内容をまとめて集落の方々を対象に発表会を行う予定です。どのような発表が出てくるか今からとても楽しみです。

      テーマ:
  • 13 Dec
    • 城山公園に山田陽治さん登場!

      今月の城山観察会は、セイブジャパンの最終回ということで、ゲストに山田陽治さんをお招きしました。山田陽治さんといえば、昨年までEテレの「モリゾーキッコロ 森で遊ぼうよ!」のレギュラーとして活躍していました。参加者は、午前の部、午後の部合わせて35名。開会のあいさつを終えて、山田君が参加者の前に登場したとたん、子どもたちの目は山田君に釘づけ。何とも言えない愛嬌で一瞬にして子供たちを虜にしてしまいます。さすが、すごい存在感。この日は、「木と仲良くなろう」というテーマで、樹皮の模様を和紙に写し取る樹拓アートを楽しみました。手順としては、以下のような工程でした。 ①和紙を樹皮に張り付ける。 ②霧吹きで水を吹きかけ、布で髪を抑え、樹皮の型どりをする。 ③生乾きの紙の上からインクで模様を写し取る。 ④部屋へ持ち帰り、作品に仕上げる。自分でもやってみましたが、複雑な樹皮の模様がきれいに紙に表現されていてなかなか面白い手法だと思いました。いつか自分でも観察会で試してみたいと思います。トコロジストの会のメンバーたちも、大いに刺激になり、参考にさせてもらいました。たまにはこういう形で観察会をやるのもいいですね。山田君、また来てください。

      3
      テーマ:

プロフィール

箱田敦只

性別:
男性
お住まいの地域:
東京都
自己紹介:
「トコロジスト」が出版されました! トコロジストとは、「場所の専門家」という意味。 自分のフ...

続きを見る >

読者になる

AD

カレンダー

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

旧ランキング

お散歩
1383 位

ランキングトップへ

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。