時屋の
本日はソーラー時計の充電切れ予防の使い方をご紹介いたします。
最近はすっかりソーラー時計が普及しており、いたるところで目立つようになりましたね
皆様は、ソーラー時計なのに充電切れで止まってしまって困ったという経験はございませんか
ソーラー時計について少しおさらいしたいと思います
ソーラー時計のしくみ
ソーラー時計とは、
光エネルギーを電気エネルギーに換えて動く時計です
ダイヤル面に受けた光の一部が太陽電池ユニットで電気エネルギーに変換されます
電気エネルギーは二次電池に蓄えられ、時計を動かすエネルギーとして使用されます。
※二次電池とは乾電池やボタン電池のような使い捨ての一次電池とは異なり、充電と放電を繰り返しながら使用可能な環境に配慮された電池です
充電しやすい環境
ソーラー時計を充電するには、明るい環境が必要です。
室内の光は太陽光に比べると非常に弱く、ソーラー時計の充電には長い時間がかかってしまいます。
充電する際は、日光が差し込む窓辺にダイヤルを太陽の方向に向けて置きましょう
各環境での光の強さの目安
上の図の通り、太陽光と室内光とでは光量がかなり違います。
直射日光の光量を基準に見てみると、
曇りの日だと晴れた日の太陽光の約10分の1の光量。
室内になると、蛍光灯からわずか5cmの超近距離で、やっと曇りの日の太陽光と同じ程度です。
蛍光灯から20cm離れれば、曇りの日の光量よりもさらに3分の1以下まで下がり、
明るいオフィス内でももっと光量は下がり、実際は室内はかなり光量が低いことが分かります。
室内での使用が多く、普段は蛍光灯の光が当たっているから充電が切れないと思っていても、実際には二次電池に蓄えられている充電は徐々に減ってきており、
気が付いたら止まっていた・・・。
ということも起こります。
冬場の衣類の袖で時計に光が当たりにくい時期も二次電池の充電は徐々に減ってきます。
充電しにくい環境
もちろん、
ソーラー時計は暗い場所では充電されません。
引き出しの中はもちろんのこと、衣服の陰などの光を遮ってしまう環境でも充電できない状態となります。
腕に装着しているだけでは十分に充電されませんので、時計を外したときは、光がよく当たる窓際で充電すると良いです。
引き出しの中はもちろんのこと、衣服の陰などの光を遮ってしまう環境でも充電できない状態となります。
腕に装着しているだけでは十分に充電されませんので、時計を外したときは、光がよく当たる窓際で充電すると良いです。
充電切れにならないように使うには
月に1回程度、5~6時間日光の当たる窓際で充電すると良いです
万が一、完全に止まってしまった場合は、2~3日間日光に当てて充電することで満タン近くまで充電されます
時計をはずしたときは明るい場所に置いて充電しましょう
月に一度、日光が当たる窓際に5~6時間置いて充電していただくと気づかないうちに時計が止まってしまうトラブルが少なくなりますよ
特に、秋~冬にかけては、太陽光の強さが弱まったり、長そでの衣服の陰になって充電されない時間が長くなったりするため、充電不足になる恐れがあります。
こまめな充電を心がけることで、思わぬ充電切れを防ぐことができます。
ただし、太陽光に当てるといっても、注意点があります。
高温になる場所に放置すると、部品の劣化や故障の原因となる場合があります。
車のダッシュボードの上に放置するのは避けましょう。
頻繁に日光に当てすぎると、皮革バンドやポリウレタンバンドの劣化やダイヤルの変色の原因となる場合があります。
月に1~2回の充電時以外は、長期間日光に当たる場所に放置しないようにしましょう。
ソーラー時計のお手入れ
ソーラー時計に内蔵されている二次電池は、長期的な使用や使用環境によって、容量や充電効率が低下していきます。
また、歯車を内蔵した他の時計と同様に、潤滑油の劣化や磁気帯びなどの影響によって消費電流量が増加する場合があります。
腕時計を長くご愛用いただくために、ソーラー時計も7~8年に一度は、定期的な点検調整のための分解掃除(オーバーホール)をおすすめします。
では、本日はこの辺で
時計・ジュエリー・メガネ・補聴器
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