ニットキャップシアター『ねむり姫』
いよいよ明日が劇場入り、
8日の金曜日から本番です。
4月に稽古が始まったこの公演。丁寧に作品づくりをするニットキャップらしい、贅沢で盛り沢山な作品になっています。
4年前の2012年『さらば箱舟』以来、ご縁あって、居心地良く関わらせて頂き、いつも新しく面白い事に挑戦させてくれるニットキャップシアターに心から感謝です。
途中劇団公演の為に約1ヶ月お休みを頂きましたが、そのあと何とか追いついて、沢山の才能たちと、私も渦巻いております。
今日は稽古はお休み。
久しぶりにのんびりした時間を過ごさせて頂きました。思いつきで立ち寄った梅小路公園の芝生のど真ん中で、日が沈んでいくのをぼんやり眺めながら、子どもたちがサッカーの練習をしている声を聴いていました。
あそぶ子どもの声。
いつまでも聴いていられる。
いつまでも観ていられる。
思わず笑ってしまう
色んな事を思い出す
お客様がこの作品を観ているあいだが、そんな時間になれば良いなぁと思っています。
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ニットキャップシアター 第37回公演
『ねむり姫』
｜公演日時：2016年7月
※受付開始は開演の1時間前。開場は開演の30分前。
｜会場：アイホール
【華やかさと騒乱渦巻く平安末期の京を舞台に、劇団史上最大規模で描く夢物語！】
ニットキャップシアターがこの夏放つ最新舞台は、
幻想文学の巨匠、澁澤龍彦の短編小説『ねむり姫』を原作に、
33名の出演者が渦を巻く平安群像劇。
当世最新流行歌「今様」をモチーフにした音楽や、
雅で優美な舞踊り、 はたまたアイドルダンス、
狂犬達にシュプレヒコールも雨あられ。
「ガラパゴスエンターテインメント」を掲げるニットキャップシアターの
新たな進化をごゆるりとお楽しみあれ！
｜原作：澁澤龍彦「ねむり姫―澁澤龍彦コレクション」（河出文庫刊）
｜脚本・脚色・演出：ごまのはえ
｜音楽：真都山みどり（エムエム研究室、THEATRE is based on MUSIC ハイカラ）
｜振付：山田レイ（Rei works）
｜出演：門脇俊輔／高原綾子／織田圭祐／下川原浩祐／仲谷 萌
池川タカキヨ／黒木夏海／佐藤健大郎／佐藤都輝子（劇団とっても便利）／西村貴治／細谷史奈／山岡美穂／山谷一也／山田レイ（Rei works）／安藤 明／石井 歩（流刑芝居）／生方友理恵／ガトータケヒロ／楠 海緒／越賀はなこ／坂本彩純（演劇集団Ｑ）／私道かぴ／進 真理恵／豊島勇士／道咲とも子／にさわまほ（同志社小劇場）／長谷川めぐの／前原一友／松井壮大／山内庸平／山下多恵子（京都演劇サロン）／Ryosuke
大木湖南［声の出演］
｜チケット料金：
［一般］前売3,200円 当日3,500円
［ユース・学生］前売 2,200円 当日2,500円
［高校生以下］1,000円（前売当日とも）
※ユースは25歳以下
※ユース・学生・高校生以下は当日要証明
※自由席・日時指定券
｜チケット取扱：
・ニットキャプシアター（前売券）
・ニットキャプシアター（予約券）
・演劇パス
・イープラス
｜あらすじ：
華やかな貴族の時代も終わりを迎えようとしていた平安末期。
都で悪童の名を馳せるつむじ丸と、 貴族の娘「珠名姫」との出会いから物語は始まる。
何の為にか14歳の姿のまま、永いねむりに落ちてしまう珠名姫。
姫を目覚めさせようと、お付きのものたちは阿弥陀様にすがる巡礼の旅を始める。
その頃つむじ丸は、伊予の国でインチキ宗教に手を染めていた。
都を離れて再び「ねむり姫」と出会ったつむじ丸だが……
夢づたい夢づたい。夢から逃げる。夢の渦巻き。
