ときドキ時計SS.09 八丈天元『八丈流すぺしゃるタイム』
テーマ:キャラ紹介担当Pの「sakura'萌え'zx」です。
お正月も終わり!
SSも今日で終わりです・・・
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
明日からお仕事の方も多いですか・・・
SS読んで元気だしてください~
ヾ(@^(∞)^@)ノ
ときドキ時計 CV.18 八丈天元(魔女)CV:平田宏美
SS.09 八丈天元『八丈流すぺしゃるタイム』
シナリオ:関根聡子
「はい、今日の修行はこれでおしまいです♪」
フフフ、魔力の持久力がずいぶんついてきたようですね、さすがは我が弟子です。
じゃあ、シャワーで汗を流したら、お夕飯にしましょう。
さ、先に入ってらっしゃい。ここは師匠が片付けておきます。
あら? どうしたのですか、顔を赤らめて。
フフフ、片時も私と離れたくない、ということですか?
え? 違う?
ならどうしてシャワーを浴びに行かないのです。
あぁ、一刻前に上がらせた姉弟子が、先に汗を流している最中なのですね。
なら、あとで私と一緒に入りますか? 背中を洗って差し上げましょう♪
あらあら、あなたったら耳まで真っ赤ですよ?
こらこら、クーとカンも、あまりからかわないであげてくださいね。
やはり、一緒にシャワーを浴びましょうか? 頭も洗って差し上げますよ?
あらあら、スネないでください。顔がもっと赤くなってますよ?
だから日頃からあなたは攻めに弱い、といっているのです。とくに、女性には。
冗談は置いておき、私はお夕飯の仕度をしなくては。
時を操る八丈流の魔法使いは、料理をすることも修行の一つ。
ちゃんと心得ていますよね?
よろしい。では、ちょっとおさらいをしてみましょう。
八丈流にとっての料理とは、『並行する時間軸において、複数の過程と結果を同時に生み出せる、最も簡単な行為』なのです。
簡単に言うと、『ご飯を炊いている間に、おかずを作る』ってことですね。
歴代の当主は皆、料理が上手でした。例外を除いては、ですが。
なんです? その不安そうな顔は。
さぁクーとカン、手伝ってくださいな♪
――大丈夫、今日は私の得意料理なんですから。
× × ×
さぁ、お料理が完成しました!
「魔女の鍋釜で作った、魔女鍋です♪」
あら? あなたもゆかりも、どうしたのです? 呆然として。
あぁ、シャワーで湯当たりでもしたのですか?
ま、まさか! 弟子同士で裸の付き合いを……!?
どうして師匠も混ぜてくれなかったのです!!
え? 違う? ……失礼、取り乱しましたね。
ささ、早く自分の席に着きなさい。
こうして弟子たちに囲まれて鍋をつつく、師匠冥利につきますね。
まぁまぁ、心配しないでください。出汁は干し椎茸できちんと取ってあります。
あ、ハクサイを緑の方から先に入れてはいけませんよ?
そうそう、ゆかりの言う通り、ハクサイは固い芯の部分から入れるのです。
あなたも、そんなに圧倒されていたら食事にありつけませんよ?
さぁ、お箸と取り皿の用意はいいですか?
先ほど今日は特別料理と申しました通り、これは普通の鍋ではありません。
まぁ一見は、どこの家庭にもある普通の鍋ですが……。
何度も申します通り――。
私たち時を操る魔法使いにとっての料理は修行の一貫です。
素材の獲得、手法に応じた知識、日々の糧を得る心構えでさえ、我等には学ぶことが多いのです。
ほら、いい香りがしてきましたね。
…………なんです? その顔は?
ふむ、まだ納得がいかない、という顔ですね。
さぁクー、例のモノを用意してください。
そして、今日のすぺしゃるタイム――。
カン、灯りを消してください。
フフフ、あなた方はこの暗闇で何をするのかと、目をパチクリしているでしょう?
私には見えますよ?
部屋を真っ暗にしてなにをするのかって?
なにって、お鍋ですよ。ほら、暗いでしょう?
鍋になんの具財が投入されたか、わかりませんねぇ。
そう! 闇鍋でーす♪
……なんて呆れた声を出しているのです。
鍋といえば闇鍋、そうでしょう?
あら、認識の違いもあるのですね。これが時代の差、というものでしょうか。
別に、闇に紛れてあなたの身体を触ったりしたいとは、思ってませんよ?
大丈夫、師匠である私に、ま・か・せ・て♪
あぁん、姉弟子に助けを求めるなんてズルイですよ?
ささ、もっとコチラへ、私の処へ来てください♪
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