2008-04-29 01:08:12

本が好き!プロジェクト第三十八弾レビュー

テーマ:本が好き!プロジェクト(書評)

聞かせて! 恋ってお金のかかるもの?

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書評 /




 好き嫌い好き嫌い。

 と、花占いをする少女たち。

 やがて彼女たちは大人となり、恋愛を経験し、そこに伴う金銭に敏感となってゆく。

 本書は、主に女性優位な意見の多い書籍。

 私にはそう感じられた。

 男は女に尽くし、その関係は、不変の法則という錯覚まで感じられたので、恋愛とは、男女平等の生活行為とはいかないやや偏りのあるシーソー。

 何故、「おごる」「おごらない」

 そこばかりにこだわるのか?

 女性として生まれてしなけらばならないこと。

 男性として生まれてしなければならないこと。

 それは在るとは思う。

 ただ、それを、男だから、こうしろと、当然のように女性側が思うなら、おそらく自身を鏡に写せば、おやっと思うこともあるだろう。

 女だから、こうしろ。

 ムッとしなければ、それは出来すぎた女性。いや、鑑だと思う。

 そう、人間とは、相手が当然だと思ってかかってきた場合、それは対する人に圧迫感を与えてしまう。

 そう、そのことに気付いていく必要があるのではないだろうか?

 無論、私だって、灯台下暗しなところも多いとは思う。

 偉そうなことばかりも言えないのも事実だ。

 その観点から、少し譲歩して発言せねばとは思う。

 だから、前提という枷は、男女とも少しだけ緩めて、まぁ、珈琲でも飲みながら、やんわりと語っていってはみませんか?

 恋って、お金がかかるもの。

 悲しいかな。

 それはかかってしまう消費社会。

 でも、人間の欲の度合いを、少しだけ下げていけたなら、無理して紡ぎ出している金銭の何割かと、労働者の体調も、悪い方へと向いてはいかないはずではないだろうか?

 恋。
 それは十割が綺麗なものじゃない。
 人は人と競い、争い、動物を食し、汚物をも下水施設へと流していく。

 人と人との間に生まれる怒り憎しみ。

 それを踏まえ、乗り越えたところに、残る絆。

 男女の絆は、そこに到達した時に初めて、実るものかもしれない。

 ゆえに、恋愛時にかける派手なお金は、人間の影の部分からいかに遠のこうと華を演出する幻想の宴。

 人間は、美しく柔らかな場所でしか、心を落ち着けられない生き物だけれど。

 人と付き合っていくのなら、影の方も見ないと、長くは続かない。

 そんな風に思うのも事実だ。

 この世は、生きづらい。

 自殺する者に対して、理解できないと首を傾げる者も大勢いるのは、低いところの現状を認知できないからではないか?

 特に、ニュー貧困層が急増している今日。

 安定した金銭を手にできない者たちは、暮らし方、どう生活していけばいいか?


 それらを鋭敏に考え、不安と戦っているテリブル平成!

 格差のできている現代。


 これからのテーマは、下層者の収入をどう安定させるか?


 差異の広がる中でも、いかに新たな共生のモデルを創るか?


 そこに在ると私は思う。


 ゲームのように人は簡単に勝利も敗退もできない。

 この肉体をどういたわり、相手の心身もいたわる気持ち。


 それは大いなるテーマではないかと思う。


 何故なら人は、人を邪険に扱うと、相手も邪険に扱い、クールさが加速していくのが目に見えているからだ。


 人は、穏やかなリーダーのいる場では意外と和み、殺伐とした者の下にいると、次第に目が死んでいく。


 そう、自分の気持ちが明るくなれるか否かは、自分の付き合い次第。


 相手は、あなたの出方を常にうかがっているのだから。


 だから、人は人に安心感を与えると、たいがいうまくいく。


 差異の時代にあっても共生していく方法。


 まさに、今、それは時代の求める需要のはずだ。


 だから金銭が有る無いという論理だけで、問答を繰り返すより、まずは、互いの現状から、どうすべきか。


 それを考えていくことが大切なことに違いない!?(08/4)



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